本屋のクラウドファンディングプロジェクトを99ほど較べてみたら、「目標設定とその達成イメージ、仮説」の大事さを再認識
どうも野田です。普段はWeb365という、Webをサイト改善するWeb担当を外注できるサービスをしております。
広報まわりもしており、ビジネスの言語化、資料作成もしております。
本屋が好き。本屋のクラウドファンディングの広報もしていました。
プロジェクトが99ほどリスト化したので、改めて各数字などを較べてみました
以前から、趣味で本屋のクラウドファンディングプロジェクトをリスト化していました。
なお、リストのプロジェクトは、下記の記事にも掲載しています。
プロジェクトが99ほどリスト化したので、改めて各数字などを較べてみていたら、改めて「事前準備」が大事だなと再認識しました。
「事前準備」とは、
・目標設定は適切か
・目標達成への具体的イメージがあるか
・具体的イメージの根拠、仮説はあるか
という点です。
プロジェクト99ほどの比較
プロジェクトは99件で、1件が目標額が未記載な状態だったので、98件で比較しています。
リストは下記のイメージです。
項目は
・目標金額
・支援金額
・支援人数
・達成度
・達成
達成数での比較
まず達成数です。
半数以上は目標の支援額を達成しています。
達成、未達成別の各数値比較
次に、達成と未達成の各数値を比較していきます。
平均値で比較
平均値ですので、平均から特に乖離している数値が引き上げている、引き下げているなどはあります。
そのうえで、表を眺めると、
・未達成は目標金額が達成に比べ、大きい
・未達成は達成度が34.2%と、目標値に対して未達度が目立つ
などです。
中央値で比較
平均値だけでなく、中央値でも見てみます。※
・未達成は達成に較べ、目標金額が高い
・未達成は達成度が29.2%と、目標値に対して未達度が目立つ
・達成の支援人数は131人と、100万円の目標を達成したい場合、100人以上が基準値にありそう
などです。
※平均値とは、データの合計をデータの個数で割って得られる値
※中央値とは、データを大きさの順に並べ替えたとき、ちょうど順番が真ん中になる値
仮説
達成と未達成の比較から、仮説だてすると、
・目標設定は適切か
▶達成できそうな目標数値か?支援額と支援人数の観点から因数分解できているか?そのためには、下記の具体的イメージ、その根拠や仮説があるか?
・目標達成への具体的イメージがあるか
▶プロジェクト自体の魅力や、自身の関係人口とその方々との信頼度などを想定し、達成できそうな目標を設定できているか?
・具体的イメージの根拠、仮説はあるか
▶たとえば、基準値として考えられる100人以上の支援が得られそうなイメージがあるか?
もっというと、
その数倍の関係人口がクラウドファンディング開始前にあるか?
開始前に増やせる進行形の活動や計画があるか?
また、開始後にその関係人口を増やせるようなPR計画があるか?
という点です。
この点を事前検討、準備すると、目標達成の確度があがりそうな気がします。
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