スマブラSPを1年半以上やってようやくVIP行った男の話

初投稿になります、ダニーと申します。スマブラSPにどハマりし、暇があればSwitchを起動してGCコン触ってる男です。とは言え、自分のスマブラの実力はスマブラXでひたすらスマッシュ振ってるだけのエンジョイ勢でした。そんな男が1年半かけてVIPに入るまでのお話です。

好きなキャラでVIPに行きたいけど、全く勝てなかった1ヶ月目

特にスマブラをやり込んでる人でなければかなりの人が考える事だと思います。僕もその一人でした。僕の選んだキャラはソニックでした。原作が好きでスマブラXでもかなり使っていました。弟や友人とある程度対戦し、CPUのレベル9にもある程度勝てるようになってからオンラインをやり始めました。

しかし、最初の1ヶ月は全く勝てない状況が続き、逆VIP(戦闘力10万以下)からなかなか抜け出せませんでした。この頃はXの頃と余りやる事が変わらず、スマッシュを当てて撃墜が殆どでした。単純にコンボを全然知らずに対戦してました。

コンボを知り、スマッシュ以外の撃墜手段を覚え始めた2〜6ヶ月目 

流石に全く勝てないと自分に腹が立ってきて、まずはソニックにどんな撃墜手段があるのか調べました。取り敢えずコンボよりも撃墜出来る手段が欲しかったので優先して調べました。ソニックの撃墜手段としては

①スピン空前

②空後

③崖際での後ろ投げ

④崖際での横強

⑤復帰阻止

が主なものでした。初めに出来る様になったのは⑤の復帰阻止です。ステージの外に相手を出したら自分も出て空前を当てに行くだけで出来るので非常に簡単でした。他にも上Bのバネを落として阻止する等を覚えた結果、なんとか戦闘力10万は越えられるようになりました。しかし、この時弟はガノンドロフを使って既に戦闘力100万以上をキープしていました。弟と対戦しても常に負けており、悔しい思いが積み重なっていきました。そこで、ひたすら弟と時間のある時に対戦して、負けながらも自分の改善点を見つけ出しました。そして弟に言われた「他のキャラも色々使えば良いのに」の一言で、リンクやゼルダなどの飛び道具キャラ、マルスやクラウドなどの剣キャラも少しずつ使っていきました。そうすると、ソニックで対戦しているだけでは気付かなかったそのキャラの強みや弱点が徐々に分かっていきました。

スマログの記事や動画を漁り、徐々にシステムの知識をつけ始めた7〜12ヶ月目

撃墜手段をある程度モノにし、コンボもそこそこ出来る様になってもなかなか勝率は安定しませんでした。そこで初めてSmashlogのブログ記事やyoutubeの動画を見始めました。1番最初に見たシステム周りの解説動画がこちらです。

https://m.youtube.com/watch?v=3jleqgHVGJA

スマブラSPがXに比べて回避が弱くなっているのはなんと無く理解していました。しかし、よく「このゲームはその場回避が強い」と言われている理由は理解出来ていませんでした。しかし、この動画はトッププレイヤーたちが

・その場回避が地上技でキャンセル出来る

・どこでその場回避を通すのか

・その場回避をしたらどの技を振るべきなのか

を分かりやすく説明しています。(解説といいつつもトーク形式なので非常に親しみやすい動画となっています)もちろん、見ただけで上手くなれる訳ではなく、理解してもその場回避をどう使えば良いのか迷ったり、使えそうな場面が来ても咄嗟に出なかったりなど、苦戦はしました。ですが、対戦数を重ねるに連れてその場回避の通し方や通した時のリターンを理解するとVIPの手前までは行けるようになりました。この動画だけでなく、スマログの記事や上位プレイヤーの個人記事を参考にしてソニックだけでなくどのキャラにも応用の効くテクニックを覚えて行きました。(反転空後もその一つです)

3ヶ月程スマブラから離れ、再び始めた13〜15ヶ月目

3ヶ月程様々な用事や課題を片付ける為に殆どスマブラはせず(オフ大会などは見ていました)、集中して課題に取り組んでいました。そして、ほぼ片付いた頃に再びスマブラをやり始めました。ブランクが空いていた事で最初は勝てませんでしたが、少しずつ感覚を取り戻して行くと、再びVIP手前の戦闘力が10万も上がらない領域に来ていました。ここまで来れば直ぐVIPに入れるだろう、と変な自信があったのですが、簡単に砕かれました。簡単に言うと、今までは多く当たるキャラ(重量級キャラやジョーカークラウド)には復帰阻止を仕掛ければ大体通っていて、他のキャラには負けても収支はプラスになっていました。しかし、VIP手前では相手も下から復帰したり、タイミングをずらして復帰する等してこちらの復帰阻止を躱してくるようになりました。そうするとソニックはどうしても撃墜困難に陥ってしまい、中々勝ちきれない試合が続きました。

撃墜よりも自分がダメージを貰わないように立ち回る事で遂にVIPに到達した16〜18ヶ月目

自分の動画を振り返りつつ、上手い人の動画を見ていると、上手い人は明らかに被弾率が少ない事が分かりました。自分も逆VIPにいた頃に比べるとガードを張る時間は増えたし、タイミングも改善はされていました。しかし、せっかちなのかどうしても自分から攻める事に意識を割いてしまい、自分の甘い差し込みをガードされてそこから反撃されて負ける事が多い事に気がつきました。(苦手意識の強いウルフやロボットは特にそれが多かったです。)これに気づいてから自分の立ち回りでの改善点を以下の3点に絞りました。

①ガードしている相手に無闇に攻撃しない。

②ガードで固まっている相手には掴みを通す事でガードを崩していく。

③飛び道具はジャンプで避けるだけではなく、ダッシュガードで相手との距離を詰めながら対応する事もやっていく。

改善点はいくらでも出て来ますが、勝つ為の改善点ではなく、負けない為の改善点を洗い出し、比較的意識しやすい事に絞りました。その結果、苦手意識の強い飛び道具キャラにも勝率が上がり、1年6ヶ月程でようやくソニックをVIPに入れる事が出来ました。

終わりに

以上が僕がスマブラSPを始めて1年6ヶ月でVIPにいった過程です。VIPに入るだけなら簡単という人の特徴として、ゲームのシステムに対する理解度が高い人が多いと感じます。自分はゲームでここまで真剣にシステムを理解しようと思ったことはありませんでしたが、システムを理解する事で徐々に勝てるようになったと実感しています。ソニックをVIPに入れてからは他のキャラもVIPに入るようになりました。今後も他のキャラをVIPに入れていきたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。



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