見出し画像

【ご報告】ワンスター退職しました

やまだい(@Dai13218)です。

2019年6月28日を最終出社日とし、
約3年半勤めたワンスターを退職しました。

お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。

退職は人生のターニングポイントだとも感じているので、
総括をかねて、つらつらと書いてみたいと思います。

ワンスターについて

最近こそ、業界内での知名度が上がってきたが、
多分、知らない方が多いと思うのでサクッと紹介します。

ワンスターは業界深耕型のデジタルダイレクトマーケティング支援企業で、
平たくいうと、ネット専業かつダイレクトレスポンスに強みを持った広告代理店。

ビジネスモデル自体は、広告代理事業がメインなので、
広告代理店という括りではあるが、

実際のところは、クライアントの事業計画立案から、
プロモーション戦略、戦術の構築、メディアプランニング、クリエイティブ制作、広告の実運用、アロケーション、CRMなど、

WEBでの新規獲得領域は一気通貫で支援していたので、
どちらかというと、コンサルティング業に近い感覚でした。

顧客貢献意識がとにかく徹底されていて、
真正面からクライアントに利益を追求しながら
働ける環境は意義深く、誇りを持って働ける環境でした。

また僕が入社した当初は、社員が40人ちょいで売上30億円という規模感で、
それが、今120人弱で売上も80億円超になるという、ベンチャーならではのグロースを組織の中で、体験できたのは非常にいい経験でした。

組織が一体となって、どんどん力をつけていく感覚は、
すごく刺激的で楽しかったです。

何をやってきたか

■新規営業経験
1年目から1年半くらいは新規営業をゴリゴリやっていました。
結果として、大手企業の受注も複数社できたし、
新規営業のイロハは学ぶことができました。

■幅広い案件に携われた
新規をやっていたこともあり、
多種多様な商材のプロモーションに携わることできました。
数えたらトータルで40商材ほど。

クーポンサイト、野球DVD、ゴルフDVD、加圧スパッツ、化粧品(オールインワンジェル、アクネケア、美容液とか)、占い、健康食品(一般健食も機能性表示食品もトクホも)、野菜ジュース、第三類医薬品、食品、ビール、ワインとか

これはある種代理店で働くメリットとも言える部分だと思いますが、
マーケターとしてのキャリアという文脈からすると、
色々な企業のマーケティング文化に触れられたのはとても勉強になりました。

あと、ある程度の規模感の広告代理店ならば、

・クライアント向き合いの営業
・広告運用
・分析
・クリエイティブ制作

と職能で分業されていることが多いですが、

当時は人でも足りず、
すべての仕事を横断的にやるという経験ができました。
(当時は結構カオスだったが)

クライアント向き合いもするし、
記事LPも自分で書いてたし、
クリエイティブ(バナー、コピーとか)も自分で作るし、
実際の広告運用も自分で行うみたいな。

結果的にデジタルマーケターとしてスキルを高める上では、
非常にいい経験だと思っています。

トップクライアントチームにジョインして、新規商材の0⇒1をやった
2年目の終わりくらいから、
月間広告予算が1億円を超えるトップクライアントチームにジョインして、
2つの新規商材のWEBプロモーションの0⇒1をやらせてもらいました。

クライアントの目標とする売上と利益を達成するために、
どういう拡大曲線を描いて実行していくのは、すごくプレッシャーでしたが、とても楽しかったです。

SEMから、ディスプレイ、ネイティブアド、
SNS系、純広告、リワード系など、
WEB広告のチャネルは一通りやったなと思います。

振り返ってみると、広告代理店の営業ではなく、
「マーケター」としての自覚が生まれたのもこの辺からでした。

思うところ

■ダイレクトレスポンスマーケティングはシビアな世界だと知った
ダイレクトレスポンスの世界ってかなりシビアです。

数字で見れてしまうからこそ、
常に白黒がはっきり出ます。

新規獲得単価を抑えることは
LTVを伸ばすことと同様に、
大事なミッションなのです。

そこにコミットすることは、
クライアントの利益創出にダイレクトに関わってくるので、
中途半端なことはできないわけです。

代理店それぞれスタンスとかありますが、
個人的には顧客貢献を追求できるワンスターのスタンスと、
ダイレクトに貢献度合いがわかるダイレクトレスポンスには、
誇りを持っているし、今後も大事にしていきたいと思うところです。

■ニッチトップ戦略はやはり正しいのか
ランチェスター戦略であるように、
ある特定の分野に特化してリソースを投下していけば、
大手企業にも勝るということ。

業界を絞って、
ダイレクトレスポンスに特化しているからこそ、

サイバーエージェントや
セプテーニ、電通デジタルなどに、
負けない強さを持つことができたのだと思います。

■マーケターとしてのキャリアには限界があるのか?
広告代理店が担うのは「マーケティング」という世界の中では、一部分にすぎないと思います。特にワンスターはデジタルでかつダイレクトに特化というさらに専門家された領域をやっています。

代理店の場合、早い段階から専門性は身につきますが、
マーケティングの他の領域にいくことはなかなか難しいなぁと感じています。

一流のマーケターになるにはどうしたらいいかなと考えてみると、
どうしても広告代理店でマーケターとしてのキャリアを構築するのには限界があり、事業者側(プロダクトサイド)に回る必要があるのかなと思いました。うん。

次は何をするのか

次はどうするのかという話ですが、
起業して新しい会社を始めています。

ジャンル的には
マーケティング×教育の分野です。

昔から、教育は自分のテーマであったということと、
自分の好きなマーケティングということの掛け合わせで事業を行っていきたいです。

詳しくは別noteで書きたいと思います。

自分の人生に悔いは残さないぞ精神で
ゆったり自分のペースで頑張っていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?