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009 日本をやり直す/選挙制度01

 選挙制度は簡単に変えられない。そもそもどんな制度にしようと言うのか。何かアイディアはあるのか。
 ある!

 目的は、民意の反映と切磋琢磨。狙いは、投票率のアップであり、結果として閉塞感が打破されて、日本全体の活性化が実現する。日本人が得意とするボトムアップ社会が再現できる。楽観的との批判はあるにしても、失われた30年を見てきて他に有力な方法があるとは思えない。では、選挙制度をどのように変えるのか。2つ案がある。
 一つは、単純小選挙区制である。ただし、条件がある。政党間の選挙協力の禁止である。各政党は、堂々と自らの主張を明らかにして闘うということだ。もちろん、選挙結果を基に政権協力はしてもらって構わないし、多数を占める政党がなければやらなければならない。政党間の選挙協力は、政党の努力不足の最たるものである。選挙協力をするのであれば、合同すべきである。選挙協力は党益を最大化しようというもので、有権者を無視しており、欺くものと糾弾する。単純小選挙区制がうまくいくかどうかは、やってみなければ分からない。弱小政党は反対するだろうが、やってみる価値はあるだろう。
 もう一つの案は間違いなく優れた方法であるが、ハードルは高い。それは次回に。

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