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人のふり見て我がふり直せ

結婚できない男の続編が始まりましたね。

ってサッカーの話するんちゃうんかい、と言われそうですが、今回はマジでしません。だからサッカー以外に興味のない方はここで閉じてください。

何度も何度も再放送で見た作品の13年越しの続編、役者も前作通りの塚本高史だったり、名脇役の吉田羊だったり稲森いずみだったりと楽しみなラインナップです。

待望の第1話は学校の授業で言うところの学期の最初の授業、つまりイントロダクション的な役割で終わっており、さして取り上げるところはなかったでしょうか。ケンちゃんを未だに忘れてない桑野、レンタルビデオ屋からペットショップにジョブチェンジしたツンツンお兄さん改めフツーのおじさん、金持ちとの結婚説が浮上した早坂先生、何故か増えているスタッフ、変わらず居るように見えて自分の名前を事務所名に突っ込むところまでは出世した村上、そして何故か消えた有能アシスタントおばさん…。これらの伏線をこれから回収して行くと思うと楽しみですね。

文句の付け所は、吉田羊演じる弁護士が若干早坂女医とキャラ被りしすぎなのと、隣人があまり可愛くな(以下検閲により削除)
いや、深川麻衣も悪くないんですけど前任者が国仲涼子ですからね、比べられるような配役にしてるのだから少し考えて欲しかったですね。そもそもみちるちゃんみたいな明るい感じでもないし、隣人に限らずドラマ全体が少し暗い感じなのが気がかりです。

木曜にはドクターXの続編も始まりますし、今シーズンは授業も少ないししっかり楽しめそうで楽しみです(K泉進次郎構文風)。

少しリハビリ程度に書いて見ましたが、字数が足らないのでプロ野球の話も少し。阪神タイガースはさすがに終盤6連勝+CS1stステージ3試合で疲弊したか、自慢のリリーフが打たれ始めました。それでもまだ慎重に起用されている藤川は圧巻の投球を披露し、第4戦からはピアース・ジョンソンが復帰します。さすがにここから大逆転で日本シリーズということはないでしょうが(もう見疲れたので行かなくていいです)、全般的にはCSに進むまでの過程、CSでの戦いで近本や木浪、北條だったり大山だったりが良い経験を積めたでしょうし、特に梅野や藤川がそれぞれのポジションで日本最高峰の実力者であることを証明したり、福留の勝負強さをまた見れたりと全般的に見れば満足のいくシーズンだったのではないでしょうか。もちろん野手陣の改革は相変わらず急務ですが、残念だった昨シーズンの終わりを綺麗に払拭してくれた現選手と矢野監督には感謝したいですね。小宮山も戦力外になったし。

さあ!!!!!サッカーの話しよか!!!!!

そういえば、最近「ポジショナルプレー」に関する書籍が発売されたらしく、書店で見かけて驚きました。

端的に言えば、衝撃でした。何故なら、欧州の最先端では既に対策が済んだ“時代遅れの戦術”なのですから。

戦術に詳しい人間ではないし、プロでもないのに専門性の高い分野に首を突っ込むのはリスペクトに欠ける行為だと思うので、具体的な言及は避けます。しかし、ポジショナルプレーが猛威を振るっていたのはペップ・グアルディオラがバイエルン・ミュンヘンで指揮を執っていた頃で、その頃に選手の平均化と万能化が進行。その後バイエルン対策としてドイツでポジショナルプレー対策が進行。それまで危険とされていたハーフスペースを封じる方策として守備時の3/5バック化(≒アンカーのCB化)が流行し、ドイツを中心に3バックを用いるチームが増えたり、PSGのマルキーニョスを中心にCBレベルの守備力を持つアンカーの重用(=アンカー兼CBプレーヤーの重要性向上)など選手の万能化に拍車にかかったというのがロジカルな見方だと思われます。

一般的に、最前線戦術が言語化されるのも、それがさらに日本語化されるのも時間がかかるので仕方ない事だとは思います。だから、当該の本を批判するつもりはありません。
ただ、この文章を読んでいる方には、「最前線を少しでも知りたいのなら英語で文献を読んだ方がいい」こと、「そのために英語を勉強すべき」ことは強調しておきます。世の中には騙すつもりがあるかないかに関わらず、紛い物がたくさんあります。だから、教養を身に付けて私たちはそれを見抜かねばなりませんし、思考力を働かせて論理的破綻を見出さなければなりません。教養は、紛い物に騙されないために必要なのです。だから高校の数学の授業も思考力をつけるためにキチンと受けなければいけないし、大学の一般教養の授業も「専門科目じゃないから」とバカにせずキチンと受けましょう。

まあ筆者は高校時代は数学補習の常連でしたし、今も一般教養の単位も足りてなければ専門科目の授業にも出ていないのですがね。

投稿:画像の17歳少女のお兄ちゃん

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