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魔改造物語・第5話「謝罪行脚」

「申し訳ありません!!!」

謝る塾長とLLNK_1206。

元担当生徒が皆成績を悪化させて迎えた夏の面談。生徒と塾側は針のむしろに座ったような気分だ。

親「担当が変わったのが良くなかったんじゃないですか!?」
ワイ・塾長「おっしゃる通りでございます!!!!!!!!!!」

各生徒で結構異なり、「ウチの子が雑魚すぎてすいません…」という謙虚な方も多かったのだが、やはり中にはド正論をぶつけてくる親もおり、私たちは申し訳ない気持ちで地獄の面談に臨んでいた。

塾長「あー、しんど」
ワイ「だからアレはあかん言うたやないですか…」
塾長「さすがにあそこまでやとは思わんかった…」

お断りしておくが、この塾長は人を見る目だけはバツグンである。ヤニカスで顔がブラマヨでハゲかけてて口を開けばオレへの悪口しか言わないけど。今回のチョンボは本人も意外というか結構効いたらしく、この後怪しい人間は採用しなくなったっぽいし、少しでも怪しければ授業をやらせずに事務作業に回すようになった。お陰で謎の窓際族が大量発生したのだが、それはまた今度の機会に。

とにかく、私で回復しなければいけないので、各生徒の夏休みの授業計画を練りながら、面談を一つずつこなしていく。その一方で、わからせていく作業も必要になってきた。

塾長「じゃあ教育係頼むで」
ワイ「ういーーーっす…、じゃあ週3で来いよ…」
バカ「なんで…どうして…」
ワイ「使えねえからに決まってんだろ

こうして、クソバカの修行が始まった。

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