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春の終わり、咲き誇る藤の花

名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、「藤」について知っていますか?

最近では鬼滅の刃で、鬼が嫌う花として藤がでてきたので、魔よけの花として知っている人が多いかと思いますが、今回はそんな藤について紹介して生きたいと思います。

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藤の花言葉

藤はたれさがった紫色の花が優雅で美しく、万葉集でも歌われるように古来より女性の振り袖姿に例えられ、藤は女性の象徴とされてきました。それにより、藤の花言葉は、

「やさしさ」「気品」

「恋に憧れる」

「いつまでも寄り添う」「けっして離れない」

「迎え入れる」「歓迎」

「豊穣」「奇跡」

などいくつかあります。また、藤は花の色でもそれぞれ花言葉があります。紫だけでなく白やピンクもあるので、興味があったら調べてみると面白いかも?

ところで、先程紹介したように藤には「奇跡」という花言葉があります。これは今も現存する藤にまつわるエピソードからその花言葉が生まれました。

昔、柳原というところで農家の娘さんが、長くつらい不治の病に侵されいる娘がいました。そこに訪れた旅僧が家の藤を寺に納めるようアドバイスをし、その通り寺に納めたところ奇跡的に娘の病気が治ったことから、この花言葉が付いたとされています。

その由来となった藤は、埼玉県にある「牛島の藤」で、現在国の特別天然記念物に指定されています。是非足を運んでみてください。

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藤の名所 ~九州編~

九州の個人的な藤の名所を3つ紹介していきたいと思います。

〇河内藤園(福岡)

海外のサイトで「世界の絶景TOP10」として紹介されたとこともある藤の名所です。紫と白の藤の花に囲まれたトンネルの先に待つ藤のドームはまさに絶景!

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〇藤山神社(長崎)

長野県佐世保市にある藤山神社。境内にある「大藤」と「招霊(おがたま)の木」は県の天然記念物にも指定されています。見ごろの時期には夜間のライトアップもあるため、佐世保バーガー片手にいかが?

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〇和気神社

鹿児島県霧島市にある和気神社の境内にある和気公園には面積約3600m²の藤棚があります。約100種類、150本の花が咲き乱れて4月下旬から5月中旬までの期間で藤まつりが開催されます。霧島は温泉の名所!花も湯も是非ご堪能下さい。

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まとめ

藤について簡単にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。美しく咲く藤の香りに包まれて、優雅なひと時を過ごしてみたくなったんじゃないでしょうか。藤の名所は紹介したところ以外にもたくさんあります。興味があれば是非一度調べてみてください。きっとあなたにとって行って見てみたくなる藤があるはずです。ちなみに僕は、鬼滅の刃の舞台のモデルとなった、あしかがフラワーパーク(栃木)に行って見たいです。

さて、最後に一つだけ。

「不治の病」を治す物語。どこかできいたことあるような気がしますね。

お読みいただきありがとうございました。


※練習で作成しています。


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