見出し画像

札幌への移住を真剣に悩む25歳の男。

【過去ブログより 2018年10月25日】


このブログを見つけてくださりありがとうございます。

この記事は2018年現在の、今の私の心境をつらつらと書いたものです。
ただそれだけのものです。

今のこの気持ちを書き残しておきたいと思ったので、とりあえず書いていきます。

まあ一言で言うと、私、今、

札幌に移住しようか真剣に悩んでいます。

今年で25歳になったのですが、特に今年は悩み考えてる時間が多い気がします。



会社辞めました。

突然ですが、私は今年の6月に新卒で入社した会社を2年2ヵ月働いて辞めました。

ここで、私の歴史を簡単に振り返ると、

・愛知県で生まれ育つ

・大学進学で北海道へ

・就職を機に実家の愛知に戻ってくる

・仕事辞める←今ここ。


会社を辞めた理由

会社を辞めた理由は、

どうしても愛知県を好きになれなかったのと
北海道のことを忘れることができなかったから。

べつに仕事がイヤだったわけじゃないんです。

給料も待遇も良かったし、会社のみんなのことは大好きでした。

でも、好きではない土地で毎日暮らすのが苦痛でした。

こんなこと言ったら、愛知県が好きな人に怒られてしまいそうですが、
私にはどうしても愛知が合わないと感じています。

愛知県特有の製造業から排出される空気、夏の湿度と冬の風の冷たさ。

自動車の多さと人口密度、針葉樹ばかりの人工的な山、自然の少なさ、街と人の雰囲気。

正直、全てが苦痛でした。

自分で言うのもおかしいですが、
私は人一倍、感受性が強いと思っています。

街や人の良い雰囲気も悪い雰囲気も敏感に感じ取ってしまいますし、
「空気」が合わないだけで体調が悪くなることがあります。

逆に「空気」が合っていると感じるだけですごく幸せな気持ちになります。

上手く言葉にできないですが、愛知の「空気」は本当に自分に合わないなと感じていて、いつも息苦しさを感じています。

ここで私が言う「空気」とは自然環境的な空気、人間と街が醸し出す雰囲気、その他様々なものが複合的に合わさって作られた街のオーラのようなもののことです。
(この説明でわかってくださると嬉しいです(^▽^;))

大学で北海道に住んでいた頃は、何も苦痛を感じることなく、むしろ毎日が幸せでした。

空気は綺麗だし、人は優しいし、空は広くて、今自分は北海道で生活しているんだと思うだけで、幸せを感じていました。

毎日、小さな幸せをたくさん感じていました。

上手く説明できないですけど、北海道にいると自分が自分らしくいられるような気がしました。

しかし、愛知に帰ってきてからは、そのようなことを感じることはありませんでした。

※べつに愛知県が悪い場所と言っているわけではありません。
人には合う合わないがあるというお話です。ここまでの話で気を悪くされた方がいましたらごめんなさい。


そもそも、じゃあ何で愛知に帰ってきたのかって?

私が愛知に帰ってきた理由は・・・。

自分に自信がなかったからです!! 以上。

当時、22歳の私には試される大地 北海道で就職活動をして、自分の力で生きていく自信がありませんでした。

あと、当時はなぜか実家がある土地に戻ることが当たり前だと思っていたし、自分の人生の守備固めに入っていました。

愛知県の安定した自動車メーカーに入り、年2回ボーナスの完全週休2日制だったら、とりあえず安泰かな。ぐらいの感じで就職活動を無難に終わらせました。

しかし、社会人になってから、心がどんどん死んでいきました。

仕事はつらくないし、職場のみんなのことは大好きだったけど、
自分が生きていくべき場所はここじゃない感がハンパなかったです。

大学を卒業して実家の愛知に帰ってきてから今日までのおよそ2年半、毎日札幌のことを思い出していました。
仕事をしていても、遊んでいても、何をしていても札幌のことばかり考えていました。

故郷を想う気持ちってこんな感じなのかな。って思ったりしました。

正直、私は地元にあまり愛着を持ったことがない人間なのですが、

大学時代に4年間住んだだけの北海道には愛を感じています。

本当に大げさではなく、キモいと思われるかもしれませんが、本当です。

いつの間にか、北海道は私の大切な故郷のような存在になっていたのかもしれません。

こんな気持ち、生まれて初めてでした。


会社を辞めて旅に出る

こんな気持ちで日々を過ごしていても、絶対に幸せになれないと思ったし、

このままだと、感受性とか、つらい現状を疑う気持ちとか、何か大切なものを失ってしまうと思い、会社を辞めました。

幼稚園から順調に歩んできた人生のレールを外れるのは勇気がいることでしたが、行動しなければ何も解決しないと思い、心を決めました。

そして、今年の6月で退職してから、今日までの約4ヵ月間、私は日本のいろんな所を旅しました。

東北の田舎町や、北陸の海沿い、瀬戸内海の島々、夏の北海道、関西の繁華街。

日本のいろんな場所の空気を感じたくて、町に溶け込むように旅をしました。

自分はどこで生きていくべきなんだろうとか、幸せを感じるときはどんなときだろうなんてことを考えながら旅をしました。

1人になって考える時間はたくさんありました。

何も考えることなく、ボーッと空気を感じる時間もたくさんありました。

それでもやっぱり、札幌の空気が一番好きでした。

私の身体に素直にスーッと入ってきます。

やっぱり、札幌の空気が大好きだ。と再確認できました。

そのことだけでも、有意義な旅の時間になりました。

そして、今、札幌への移住を真剣に考えています。


学生と社会人は違う

北海道で生活していた学生時代はとにかく幸せでした。

しかし、それは何の責任感もない学生だったから北海道での生活が幸せだったのか、

北海道での思い出が美化されているだけなのか、

それとも、本当に北海道が自分に合っていたから幸せだったのかがわからなくて、

ずっと悩んでいるし、踏み出せずにいました。

私は今年で社会人3年目、25歳になりました。

社会人になった今、自分の目に北海道はどんな風に映るだろうか。

今、札幌に移住したら、また学生時代のような幸せを感じるだろうか。

あの時と同じ気持ちで毎日過ごすことができるだろうか。

こんなことは頭で考えてたって、答えなんかわかるはずはないですが。

学生と社会人は違う。

旅行と移住は違う。

この世は無い物ねだり。

この言葉たちを何千回も頭の中で復唱しました。

正直、移住に踏み切るのがすごく怖いです。

今までの人生の中で一番大きな決断をしようとしています。

ですが、ここまで悩んで、ブログにこうして書いているということは、

もう私の心は決まっているのかもしれません。

めちゃくちゃな文章になっていますが、とりあえず、これが2018年10月現在の私の心境です。

今のこの気持ちをずっと忘れたくないので、ブログに書き残しておきます。

これからの仕事のこととか、将来のこととか、不安なことがたくさんありすぎるけれど、

1つだけ確信を持って言えることは、
行動しなければ何も始まらないということ。

お読みくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?