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ノスタルジックな夜の白川村。

【過去ブログより 2018年5月31日】

こんにちは。だんごむしです。


2018年5月のある夜、私は岐阜県の白川村にいました。

白川村の夜を感じたくて、河原沿いで日が暮れるのを待ちました。



白川村で有名な観光スポット【であい橋】です。夕方になればもう人は歩いていません。

昼間はものすごい人の数だったのに、同じ場所とは思えないぐらい静か。




陽が落ちました。山々に囲まれた白川村を高い場所から見ています。

もっと写真上手になりたいな。




夜の白川村を歩いてみます。

辺りは真っ暗で人工的な物音が一切聞こえないので五感が研ぎすまされるような感覚になります。

自分の足音がよく聞こえます。




合掌造りの灯りが水を張った田んぼに映っています。

目の前にある合掌造りも田んぼに映った合掌造りもどちらも綺麗です。




白川村の夜の世界観が私は大好きです。

古き良き日本の夜のような感じでノスタルジックな気持ちになります。

提灯を持ったお侍さんが歩いていてもおかしくないような世界です。





合掌造りが世界遺産になり世界的に有名な観光地になった白川村。

しかし、他の街と同じように住民の方がいらっしゃいます。

住民の方のご迷惑にならないように空気のように存在感を消して歩きます。



日中は観光客で埋め尽くされていた路地も夜中になれば貸切状態です。

【へのへのもへじ人形】にびっくりしてしまうほどの静けさです。




常に聞こえてくるのは、カエルの合唱。

たまに聞こえてくるのは民家からの子供達の楽しそうな声。




やっぱり街中とは空気が違いますね。
実際に身体に入ってくる空気が優しいのはもちろんなのですが、
村全体が醸し出す空気(オーラ)も素晴らしいです。

白川村は周りが大きな山に囲まれているので、今のように交通網が整備される前は冬の期間は外界とは遮断されていたそうです。

壮大な自然の中を生き抜く力強さが白川村の魅力であり、
美しさとなって表れているのだと思いました。

夜に歩いてみると本当の白川村の雰囲気を感じることができるかもしれません。

ただ、住民の方がいらっしゃいますので、ご迷惑をかけない程度に‥‥。



カエルの大合唱がはじまりました。

夜のカエルの合唱を聞くとノスタルジックな気持ちになりませんか?


寒い時期が過ぎ去り、夏がくるぞ〜という感じで心がゾクゾクします。

お読みくださりありがとうございました。


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