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牧場物語が私の価値観を創ったお話。

【過去ブログより 2018年4月3日】

こんにちは。だんごむしです。

あなたの価値観、感受性、幸せ、夢を創ったものは何ですか?

突然ですが、今回はGBAソフト 「牧場物語ミネラルタウンのなかまたち」が当時9歳の私に与えた衝撃のお話をさせていただきます。


牧場物語とは

お先に簡単にですが、「牧場物語ミネラルタウンのなかまたち」の紹介をさせていただきます。
このゲームは「牧場物語シリーズ」のひとつで、2003年発売のゲームボーイアドバンス用ソフトです。
荒れ放題だった牧場に主人公がやってきて町の人々に助けられながら、立派な牧場を作っていくゲームです。

このゲームに熱中していた当時の気持ちは今でも鮮明に覚えています。


大自然に囲まれた牧場で牛や羊、にわとりを育て、日々増していく信頼関係と愛情。
とれたての牛乳や卵を使って作られるさまざまな加工食品や料理。
季節ごとに変わる畑の作物達。

春になれば広大な畑を夜中になるまで耕し、
夏は台風に怯えながらピーマン、トマト、パイナップルなど多くの作物を育て、
秋には大量のサツマイモの収穫に追われる日々。

畑仕事に疲れてしまったら、魚釣りや山菜採り。

冬は暖炉で暖まりながら、まったりと過ごす。

天候の影響に大きく左右される牧場経営。
天の恵みに感謝する日もあれば、大荒れの空を憎む日も…。

そして、いつかはおとずれる動物達の死。


牧場物語の世界で生きたいと思った。

当時、愛知県の住宅街の平地で暮らしていた9歳の私にはゲームに出てくるもの全てが新鮮で輝いて見えました。
山をまともに見たことすらなかった当時の私。
私の中で川といえば、工場から流れ出ている油の浮いた底が見えなくなっている水路。

9歳の私は本当に牧場物語の主人公になったかのように、本当にその世界で生きているかのように、時間を忘れてのめり込みました。

まだ出会ったことのない動物、昆虫、魚に出会いたい。
広大な畑でたくさんの野菜を育ててみたい。
牧草に飛び込んでみたいし、渓流の水の冷たさを感じたい。
天の恵みに一喜一憂する心がほしい。
田舎で暮らし、自然と関わりながら人々のためになる仕事をやり遂げたい。

大人になった今でもこの気持ちが消えることはありませんでした。


こうして、私の自然が好き、生き物が好き、田舎で暮らしたいという夢の根底ができあがりました。
いつか本当にこの夢が叶うことを願ってます。

くだらないお話に付き合ってくださりありがとうございました。


いまでも大切に持っています。



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