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羅小黒戦記×明日方舟イベント、最高だったよ

大陸版アークナイツの夏配信で発表された、羅小黒戦記とアークナイツのゲーム内コラボ。発表当時は羅小黒戦記の羅の字も知らなかったのだが、コラボ開始までに履修した結果ドハマリしたのでそれも踏まえつつ今回の感想をまとめます。

注意事項

本記事ではネタバレに一切配慮していません。アークナイツの内容もそうですし、羅小黒戦記の映画、webアニメ等のネタバレも思いっきり書きます。また、本記事の作者は中国語を独学で勉強、理解しているため、公式とは乖離した解釈になっている可能性がかなりあります。機械翻訳と自前の翻訳を合わせています。羅小黒戦記は最近ハマったのでそこまで詳しくありません。これらをすべて承知したうえで読んでください。

そもそも羅小黒戦記って何

羅小黒戦記(原文:罗小黑战记)とは、中国の動画サイトbilibiliで2011年に発表されたアニメーションです。今回コラボしているのはこっち。
おおまかなストーリーは猫の妖精である小黒(以下シャオヘイ)が人間とともに生きていくお話です。中国特有のファンタジー要素があり、多彩なアクションシーンが魅力な作品です。現在、webアニメは40話まで公開されています。
そして発表後、かなりの注目と人気を集めたため、制作発表されたのが映画版の羅小黒戦記です(制作経緯は詳しくないので合ってるかはわからないです)。
この映画版は本国で公開わずか数日で興行収入一億元突破。最終的には三億元を超えるという大ヒットを博したそう。その後日本にも輸出され、数日限定公開だったものの人気が出たため上映延期、吹き替え版製作が決定するまでに至りました。

第一話喵より シャオヘイ(右)とシャオバイ(左)

第一話~第二十八話まではこちらの公式youtubeからも見れます。中国語音声しかありませんが一部字幕がついているものもあります。

https://youtu.be/CAmFsOCyY4w

もしグローバル版にもコラボが来そうだったら、絶対に見たほうがコラボストーリーを楽しめると思います。

今回のコラボ内容について

今回のアークナイツと羅小黒戦記のコラボ内容は、以前のレインボーシックスシージコラボと比べるとかなり小規模ですが、九色鹿コラボのようにキャラ配布だけで終わるわけではないのでそれなりに力が入ってるな、と感じました。告知PVは新規アニメーション付きでしたし。
告知PVはこちらから↓
(https://www.bilibili.com/video/BV1ZG4y1B79V?share_source=copy_web&vd_source=c4e8e76d369ba8ffb543835e6e24f7c0)

「好久不见」告知PVより リー探偵事務所でくつろぐシャオヘイ

今回のコラボイベントはオムニバスストーリー形式となっており、シャオヘイはショップの交換でゲット。オムニバスイベント期間は一週間で、スキン販売のみ二週間となっています。そのあたりはいつも通りでした。
では、ストーリー内容はどうだったのか、という話をしたいと思います。
私の拙い中国語力で読みましたが、いつも通り面白かったと感じました。つまらなかったという感想は出てこないです。コラボ先のネタとアークナイツ特有の暗い話がちょうどいい塩梅で混ざり合っていて、少し重苦しいようなシーンは見られましたがそれによってコラボ先がないがしろにされるようなことはなかったです。
そもそも羅小黒戦記も完全に明るい話というわけではありませんし、お互い良い感じに雰囲気が嚙み合ってて良かったのではないでしょうか。
ぶっちゃけてしまうと、重苦しいシーンがあっても、シャオヘイを筆頭にコラボキャラクターたちがかわいいので許してしまいました。おそらく全員のイラスト担当をされたであろう九日九号さんには感謝しかないです。可愛く描いてくれてありがとうございます、と。

このコラボでしか見れない衣装も可愛らしい

羅小黒戦記はその作画コストがゆえに更新がかなり遅く、シャオヘイたちの供給は多い、とは言えない状態です。そこに苦言を申したいのではなく、今回のこのコラボイベントはそれを踏まえるとファンにとってはかなりの供給となりました。シャオヘイはかわいく笑っていて、アゲンはかっこよく戦ったり、シャオバイはとっても優しい。おまけにビジューまでいるじゃないですか。
つまり今回のこのコラボはファンにとってかなりの爆弾だったな、いうのが私の一番の感想です。
イベントバトルであの鳥を模したドローンがあったのは原作リスペクト(?)で面白かったですね。

コラボオペレーター性能の話

コラボ限定オペレーター 罗小黑

キャラ詳細についてはoyukiさんのオペレーター紹介に翻訳協力したのでそちらを拝見してください。

性能面についての話ですが、強すぎないか?と。
普段あまり星四を使わないので他キャラとの比較ができていないんですが、明らかに星四が出していい火力じゃないなと感じています。
下の画像はS2で昆布に挑んだ時のスクショです。

スキル開始
スキル終了

めっちゃ削るじゃん。

そりゃそうだ、特化3で攻撃力+70%のバフに加えて防御200無視(特定条件下)。スキル期間が短いのでそこでレアリティと公平にしてるんだろう。これが30秒だったらやばかった。20秒なのも大概おかしいとは思うけど…。
S1はどうかというとこちらもだいぶおかしい。特化3で攻撃速度+40、45%物理回避、ブロック中の敵全員攻撃。ついでに言うと攻撃範囲も変化して隣接4マス。なんだこれ。

S1のスキルアイコンがかわいい

雑魚敵ラッシュも十分耐えられるし素質のおかげで重傷を量産するので味方のSP回復にも貢献。パッセンジャーと相性がいい。運営はわざとやってるのか?と思ったほど(中の人ネタ)。しかもこのスキル、実質永続である。S1を発動すると黒猫の姿に戻って尻尾を振り回してるのがなんともかわいい。
正直これだけで採用理由に足りうる。
基地スキルは体力消費8の素材を加工すると副産物入手確率+50%。体力消費4以上の素材加工をする際は体力消費が-4(÷4らしい?不明)される。実用性についてはわからないが、アイコンがかわいい。

基地スキル1名はシャオヘイの霊属性

ボイスの演出なんかもかなり凝っている。未昇進イラストだと戦闘と基地以外はニャンしか言わない。リザルトですらニャンだ。しかし昇進2のイラストにすると人の言葉をしゃべりだすというわけだ。20種類以上のニャンを録音した山新さん、どういう気持ちだったんだろうかと考えずにはいられない。
ニャンで表現されたタイトルコールはめちゃくちゃかわいいのでぜひ聞いてほしい。

イベントで確認できた小ネタ

※個人で見つけたもの以外に、ネットで見つけたものも含みます。何度も言いますが当記事作者は新参者で詳しくないので、そういう考察もあるんだなと思う程度にしてください。翻訳は自前です。

・イベント画面の選択ボタンはwebアニメ番外MVの題字で使われるデザインのオマージュ

イベント画面
番外MV 晚安喵より

動画はこちらから↓

・オムニバスストーリーの題字デザインはwebアニメの題字デザインのオマージュ

漢字の一部にシャオヘイたちがいるのが特徴

・保衛阿根

編成オペレーター固定のステージ

阿根,看起来这些小动物好像都是冲你来的啊。哎?!阿根你去哪里了?
(阿根、この小動物たちはみんな君を狙ってるみたい。あれっ?!阿根、君今までどこにいたの?)

BW-S-1

阿根(というか玄离)は小動物に嚙まれやすい。webアニメ初登場時は、初っ端から小鳥につつかれている。
このステージはクツヒムラッシュだったので阿根はクツヒム達に……

第五話唷より 犬に噛まれる阿根

・執行人は雑用係

分かった!オペレーターって、つまりは執行人だよね。執行人は館の雑用係だから、オペレーターはロドスの雑用係ってことだ!あれ、違った?

信頼度会話1

PVでも言っていたセリフ。元は映画でムゲンがシャオヘイ(詳しくは映画を見て)に「執行人って何」と聞かれた時に「雑用係だ」と答えたのが始まり。それを聞いた他の執行人にはキレられてたけどシャオヘイは未だに雑用係だと思ってる模様。師匠の教育はどうなってるんですかね

・シャオヘイのオペレコ勲章(推測)

シャオヘイのオペレーターレコードを解放することでゲットできる勲章は、映画版で、食事代が支払えなくなったムゲンが店に押し付けた翡翠ではないかと思われる。ムゲンの食い逃げ勲章では?

・あれは……フー先生?

次のセリフ「フー先生はあんな服着ないよね」

シャオヘイのオペレコでシャオヘイがマウンテンを見た際に呟いたセリフ。
映画、アニメともに出演する虎姿の妖精、府さん(日本語表記はフー先生)と間違えたらしい。確かに似てるけど判断基準が衣服なのはどうかと思うぞ。

第十九話城中别苑より シャオヘイたちにちょっかいをかけるフー

・ドローン
すべてのステージに登場する二つのドローン。元ネタはwebアニメの鳥カップル。まさかの原作再現でびっくりした。

ちなみにロックロックの配置モーションにも出てくる。

終わりに

記事は以上です。このコラボは日本版に来るかわからない上に復刻もしないようなので、気になってる方が一人でもいるのでは、と思いまとめさせていただきました。
また小ネタなど気づいたら随時更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
(2022.9.20)


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