朗読劇ぼくたちのまち感想
瀬尾時雨さん脚本の朗読劇見てきました。
せっかく遥々見に行ったので感想書きました。
1.聴かせてカサブランカ
一言感想:百…合…?
女子高生で親友の愛佳と伊純の物語。
愛佳視点と伊純視点で話が進む形式。
観客に語りかけてくるスタイルなので、完全な客として見るのか自分も登場人物の1人として見るのかまず戸惑いましたね。
いやそんな深読みする客自分くらいかな…。
ピアノが得意な愛佳は、ピアノバカと呼ばれるだけあって天然系。多分ピアノしかできない代わりにめっちゃその才能ありそう。のだめだ、のだめ!
伊純は読み聞かせボランティアなんてやってる超いい子。子供が好きなんでしょうかね。
愛佳も伊純もお互い大好きで、お互いを誉めてく感じで話は進んでました。日常シーンもあってほのぼの。
で、最後の最後だけ意味深な2人の語りがあって終わるんですが、これをどう捉えるかな気がしました。
私は一言感想の通りです。カサブランカってなんだっけと思って調べたら…ねぇ…。
あとそうだとしたら伊純さんの片思い説を推します。エピソード的には、伊純さんの方が依存度高そうでしたもん…。
まあ時雨さんが重い話じゃないって言ってたんで(確か)
きっと2人の未来は明るいのでしょう!
伊純さんの「らしくない?知ってる!」かわいかった。
2.He→iR
一言感想:ナナシめんどくせっ!
ナナシとスグ(お互い仮名)のお話。
個人的には終始ナナシくんに対してずっと何やこいつ…って思いながら見てました。
気づいたら暗い場所にいて、自分のことさえもわからず、一緒にいる謎の男も意味深なこと言うばかり。
冷静な判断できる状況じゃないのはわかるんですが、にしてもスグに振り回され過ぎだし、の割に逆にスグのことイジったりして、もうちょっと危機意識持てよ…もう少し目の前の男疑ってかかれよ…とか思ってました。
悪い意味で主人公気質というか、読者や視聴者からしたら「いやそこはこうしろよ!」ってなるもどかしさを感じましたねー。ストーリーがある中で動いてるから仕方ないにしろ。
オチ的には、今しかできないような、今だからできる話だったんだなあと。
スグさんお疲れ様でした。
ナナシさんよろしくお願いします。
3.約束
一言感想:リア充末長く爆発しろ!
彼氏と彼女とナレーションの話。
この演目だけナレーションさんがいました。つまり、三人称視点で話が進むわけですね。朗読劇ならではっぽいー。
もしくは朝ドラっぽいー。
彼氏。やれやれ系、巻き込まれ体質主人公っぼい男。
彼女。萌え袖かわいい。美人で幼馴染。メンタル強そうだけど実は繊細そう。
後から台本読んだ時に、一番見た時と印象違う演目でした。上の印象は見た時の方です。
話を簡潔に言うと、
彼女の留学時期が近づいてきて、彼氏寂しい!でも素直に言えない!
見透かした彼女「恋人より夢をとる女、嫌い?」
彼氏「はーあ。そんなわけないじゃないか!待ってる!」
主観たっぷりで言うとそういう感じ。
全然ギスギスしないでやんの!どっちも幸せ者かよ!
見た時は、彼氏が完全に彼女にしてやられてた感したんですけど、
台本からだと、彼氏からよりやれやれこいつには敵わねえな感を感じました。2人が対等というかなんというか。
でも2人の身長差すごくよかった。理想的。
4.ぼくたちのまち~Life is Wonderful!~
一言感想:シロすこ
前半3つと打って変わってポップなコメディストーリー。犬2匹猫6匹人間2人で演者全員参加。
いやあずっとシロ見てました。続きものだったら絶対いつかシロ回ありそうなくらいキャラ立ってた。ボケボケながら案外鋭いこと言ったりしそうな感じすごくすき。
本編ではムードメーカー以上の役割なかったですが!
今回の話はというと、
この町に住む雄の飼い犬デンスケと最近引っ越してきた雌の飼い犬コナツ。コナツの方は家からまだ出てきたことないから、デンスケと友達にさせて外の世界教えてやろ!と野良猫4匹が奮闘する話。
ただし野良猫達にはそんな思いはなく、やたらセクシーな別の野良猫ノラ子に利用されてそうしてただけという。まあ悪猫四尾隊とか名乗ってるわりに別に悪いことしてなさそう(進んで悪事働くというよりはただ単に自由に生きてるだけっぽい印象)でしたし、根はいい奴らなんでしょう。
普通敵に「飼い犬2匹を先に仲良くさせた方が勝ち対決!」って勝負ふっかけられたら何やそれってなると思うんですが何の疑問も持たず受けてましたもんね。
謎で終わったのがそのセクシー猫ことノラ子と、上の作戦の発案者らしきししょうという猫の正体。
ぼくたちのまち、というこの舞台に対してデンスケの飼い主が動物にとっても暮らしやすい~みたいなこと言ってたので、意外とこの猫達の暗躍で町が発展してるのかもしれませんね。
まあそんな深読みせずとも、動物も人間も素敵な町!でいいような気もしますけどね!
あとは、悪猫四尾隊はトラが男性で他のブチ・シロ・クロを女性が演じられてたんですが、台本見たらシロクロは雄だそうで。まあじゃないと悪猫四尾隊とか言いながらただのトラのハーレム集団になってしまいますし、そりゃそうかーと。
ブチの役者さんがむっちゃ屈んで猫っぽい動きしてたのすき。
コナツの飼い主がカモーンとかウェイトとか謎に英語使ってたとこ草。
ようこそ、ぼくたちのまちへ!
最後にタイトル回収して終わるのすき。
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