＃あの選択をしたから

ジャンバルジャンの選択

ピッ　ピッ　ピッ　ピッ
精神的なダメージはないだろう  自分なら大丈夫だろうと思っていた

麻酔状態の妻が果たして無事生還できるのか
不安と異国での初めての体験
お腹の中を見たことで　上がりつづける心拍数　変な汗

嗚咽が走った

元気な男の子だった

経済的に恵まれて　学歴があって　煌びやかな女性とは
全く正反対の妻を選んだ事を誇りに思う。

選択のダイヤグラム

苦しいのか　嬉しいのか　よくわからない
ゴポゴポ　ゴポゴポ

おっぱいを飲んで
良く泣いて　良く寝る
自分もこんな感じだっのか

いつもお母さんとワラビやヨモギをとりにいつた河川の野草が燃えている
　

怖く無い　楽しかった
ブラウン管のもう1人の自分といつも一緒

押し入れでお尻も沢山たたかれた

車にも引火してしまったみたいだ

おじちゃん

防風林沿いの海の家　砂丘でラクダなんてもう無くなっちゃったど

硫黄のアルペンルートに包まれてとても気持ちが良かったんだ

でも　黄金の泡　弾けちゃったね

ゴポゴポ　ゴポゴポ

とても　くたびれたんだ　
膝が痛くなることなんて考えなかった

前へ前へ　走り出すと自分の前には誰もいないんだ

女の子がみている　気にはなったけど
走り続けたんだ

それしか頭になかった

がりがり　ぼりぼり　がりがり　ぼりぼり　

血も出る　とても怖い　
どれほど耐えただろうか

真っ暗で寒い　
冷たいコンクリートと無機質なティンバー
トンネルから抜け出せない　

果たして灯りなんて　この世の中にあるんだろうか

自分の手足を縛った　ただ　自由を見つけたかった

とても長かつたけど　やっとトンネルから抜けれたよ

トンネルを抜けたら　

チャオプラヤの寺院と南禅寺

七色の鴻池で　みんなの声が消えたんだ

今　君に素晴らしい世界が貴方に見えますか

選択のディファイン

初めて自分で決めたんだ　、、

「また鳥籠にいこう」

鳥籠の中でお酒を浴びるほど呑んだんだ
朝なのか夜なのか　　もう分からないんだ

一緒にいたいって言われた　

でも後ずさりしたんだ
籠から遠くへ　遠くへ

招待もされていない　結婚式に顔だけ出したんだ

4文字が　忘れられないんだ

嬉しそうで良かった　

籠から離れて　また呑んだ　

でも
大将が　「お前は　籠の近くに居るな」　ていうんだ

あそこのママも　ここの店長も　みんな言うんだ
俺はずっと一緒にいたいのに　

また走った　1,500mじゃないんだぜ　
シンチャオ！　次は　5,000kmも走ったんだぜ

もし立ち止まって考えたら

そしたら１m下に人が沈んでるんよ

流されるよ　怖くて震えるんだ

引き揚げたら

3,000人の無垢な笑顔が見れたんだ　

なんとなく　こんな感じでいい

選択のロータリー

チヤパホー！！

感情が無くなったんじゃないんよ

押し殺すのに慣れたんだ

お母さんと　お父さん　白髪が沢山増えたよね
塩海に浮かんで　一緒にラム酒も飲みたいよ

今はセルロースもグリコーゲンもあるんだよ