秒給はいくらか?

現在、コロナウィルスの影響で世界が大混乱に陥る中、多くのセレブリティー、経営者からの支援の和が広がっているいます。
Twitter創業者の1人でもある、ジャック・ドーシー資産の3分の1にあたる1100億円を寄付しました。ビルゲイツは、ワクチン開発工場を7つ建て迅速なウィルス対応を見せました。仮に6つのワクチンの開発に失敗しても1つがうまくいったなら、世界中の人々を救い経済の復活を後押しするものです。

『カッコよすぎる…』率直に私はそう思いました。ただ誤解していただきたくないのは、金額が大きくなければいけない、お金じゃないといけない、と言っているわけではありません。私自身も、インスタグラムのライブを使ってファンのみなさんとトレーニングしたりと、SNSの発信を増やして少しでもみなさんの心のよりどころになればと思い活動しています。
今ここでお話ししたいのは、起業など初期の『稼ぐ』ことに対して、
『人の役に立ちたい』があまりにも強すぎて、会社の進むべき道がわからなくなってはいけないと思いました。『人の役に立つ』ことに意識を向けすぎて、戦略のない値下げなどをして自分たちの生活分を抜いたら、ギリギリしかキャッシュが残らない…。それでは目標である『人を救う』がままならなくなってしまいます。この場合は、まず事業でキャッシュを生み出す事が大前提だと思います。
余談ですが、その逆も然りです。
自由に自分の時間を持ちながら仕事したい。そう思っていたはずなのに、気づいたら仕事に追われている…。あれ?なんか予定と違う…そう思ってしまうでしょう。この場合は、いかに仕事を効率化して生産性をあげるかが鍵になると思います。(正直、生産性の向上は誰にでも大事な事ですが…笑)

初期段階のマインドセットがずれてしまうと、とるべき行動もずれてきてしまいます。まずは自分のビジョンをはっきりと持つこと。
そのビジョンに向かって行動し続ける事が大事事だと思います。

収入の種類

少々前置きが長くなりましたが(笑)
キャッシュを生むことの大切さを理解したところで、どのような生み出し方があるのでしょうか?
まずはじめにあげられるのは、 タイム イズ マネー(Time is money) 『T I M』です。これは、『時間が収入になる』という種類です。
例えば会社で働くオフィスワーカー・アルバイトなどの仕事です。
日本の感覚では、オフィスワーカーや正社員と言われる方々は、アルバイトよりも良い優遇を受ける事が多いですが、実はオフィスワーカーには『給料に反映されていない部分』の仕事が多くあります。(移動時間など)
これは、『T I M』の中でも、『月給』という給料の受け取り方です。
それに対してアルバイトは、『時給』という考え方です。
『自分が働いた分の時間』を給料として受け取る事ができます。
大きく言ってしまえばコンサルタントなどの職業と変わらず、
『時間が収入になる』という面ではオフィスワーカーよりも理にかなっている働き方だと思います。

次の収入の種類は、リザルト イズ  マネー(Result Is Money)『R I M』です。
これは、『結果がお金になる』という事です。例えば、インセンティブがある・副業ができるオフィスワーカー。フリーランスの方々にあたります。
本業とは別で『結果が出ると収入になる』または、完全に『自分の結果が収入になる』という働き方なので、時間も仕事量も先ほどの『T I M』より多くなります。そして経営者という働き方も『R I M』と言えます。
結果が必要になってきますが、経営者自身は他者の力を借りる事ができるため、労働時間は減っていきます。
このあたりから、時間にも収入にも余裕が出てくる事が多くなります。

最後に、ナレッジ イズ マネー(Knowledge Is Money)『K I M』です。
これは『知識がお金になる』という種類です。資産家の方々に当てはまります。自分の経験や、学びから得た知識で投資により収入を得るので、働く時間というのは極端に減っていきます。

自分の秒給はいくらか?

みなさんは自分の秒給がいくらか知っていますか?
もし今後自分の価値を高めていく必要があるなら、一度計算しておく必要があります。
例えば、財布から1円を落としてしまったとします。
あなたの秒給が0.5円で、拾うのに3秒かかったとします。
その場、『1円』を拾うのにあなたは、『1.5円』かけてしまうことになります。
現実的な話だと、落とした1円は拾ってしまうと思いますが…笑
もし自分が何か仕事をする際、『自分の秒給はいくらなのか?』
『この仕事はどれぐらいの時間がかかるのか?』を考え、『仕事の秒給』価値が高いことを選ばなくてはいけません。

人の生きる時間は有限であり、とても貴重です。
自分が10代、20代、30代でいられる時期を計算してみてください。
自分はちなみに約1825日…(笑)目に見える化すると1日、1秒無駄にできないなと改めて思います。
1つのことに全力を捧げてきた私の人生も最高です。しかし、いろんな世界を見てやれる事も増えた今、せっかくならどこまで自分の価値を高めていけるか?が残りの約1825日間の目標です。

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