見出し画像

web3(トレンドやインサイトなど)⑤

おはこんばんにちは、れんちょんです。

お久しぶりです。前回に続いて、Polymarketについて書いていきます。

先日、泣く子も黙るCoinbaseでSenior Engineering Managerを務めているYuga Cohlerの投稿を拝見しました。

この投稿を元に、Claude3.5 SonnetにPolymarketの凄さを解説してもらいました。Sonnetも凄いんですけどね。


Polymarketは、ブロックチェーン技術を活用した分散型予測市場プラットフォームです。このプラットフォームでは、ユーザーが様々なイベントの結果に対して賭けを行うことができます。特に政治や選挙に関する予測が人気を集めています。

Polymarketの凄さは以下の点にあります:

  1. 透明性と信頼性:
    ブロックチェーン技術を利用することで、全ての取引が透明で改ざん不可能です。これにより、予測市場の信頼性が大幅に向上しています。

  2. 集合知の活用:
    多数の参加者が自由に予測を行うことで、個々の偏見や誤情報を超えた「集合知」が形成されます。これは、従来のメディアや世論調査よりも正確な予測を可能にすることがあります。

  3. リアルタイムの情報反映:
    市場は24時間365日稼働しており、新しい情報がリアルタイムで価格に反映されます。これにより、常に最新の予測を得ることができます。

  4. メインストリームメディアでの引用:
    Polymarketの予測が主要メディアで引用されるようになったことは、その信頼性と影響力の高さを示しています。

  5. 規制の壁を越えた普及:
    暗号資産を基盤としているにもかかわらず、製品の品質の高さから広く受け入れられています。これは、暗号資産技術の実用的な応用例として重要です。

  6. 情報操作への対抗:
    中央集権的な情報源に頼らず、市場原理に基づいた予測を提供することで、情報操作や偏向報道に対する防波堤として機能しています。

  7. 自由な言論と市場原理の融合:
    Polymarketは、自由な言論と市場原理を組み合わせることで、より正確な「真実」を導き出す試みと言えます。

  8. 民主主義の技術的具現化:
    予測市場は、自由市場と言論の自由を入力として真実を出力する、リベラル民主主義の技術的具現化と見なすことができます。

Polymarketの成功は、暗号資産技術の実用的な応用例として非常に重要です。特に2024年の米大統領選に関しては、民主党候補の交代可能性を早期に示唆するなど、その予測の正確性が注目を集めています。このプラットフォームは、情報の中央集権的管理が社会的リスクとなる現代において、誤解を招くナラティブを打破し、偽りのない真実を提示する手段を提供しています。

Polymarketの成功は、暗号資産技術が単なる投機の対象ではなく、社会に有用なツールを提供できることを示す好例となっています。


そして、実際に「集合知」によって市場はトランプの勝利が織り込まれていることを教えてくれます。

また、半々の可能性でバイデンが大統領選から離脱するとも…

日本でも東京都知事選を控え、様々な立候補者が乱立していますが、当たり前ながらPolymarketのような(選挙)ベッティングプラットフォームはありません。(日本法が…)

予測市場による「集合知」によって選挙結果を予測することにも使いうるPolymarketは、クリプト業界のみならず多大な範囲に影響を及ぼしうることは明らかであり、米国以外でもこのような領域に着目することは面白そうですね。

次に、Telegramミニアプリ、ゲームのCatizenについてのFolius Venturesのレポートが面白かったので分析しました。(Sonnetが)

このFolius Venturesによる2024年6月27日付けのレポートは、TelegramプラットフォームとTONブロックチェーンの発展、そしてCatizenプロジェクトの可能性に焦点を当てている。
主要な観点と分析:

  1. Telegramの現状と将来性 Telegramは約9億MAUを持つ大規模メッセージングアプリだ。2023年後半からTONウォレット統合を開始し、Web3機能を強化している。現在のTelegramエコシステムは、2008年頃のFacebookプラットフォームや2018年頃のWeChatミニプログラムの状況に類似しており、大きな成長ポテンシャルを有している。

  2. 成長ポテンシャルの定量化 WeChat(2024年時点)との比較では、Telegramのミニアプリエコシステムには収益面で10-30倍、開発者数では15-100倍の成長余地がある。この予測は、ウォレット統合、USDTサポート、IAP導入などによるユーザーオンボーディングとオンチェーン化の障壁低下に基づいている。

  3. Catizenプロジェクトの現状 Catizenは、ローンチから3ヶ月で2000万人の登録ユーザー、250万MAU、1200万ドルの収益を達成した。創業チームはWeChat、Facebookなどでのミニゲーム開発で5年以上の経験を持つ。これらの実績は、チームの能力と市場ポテンシャルを示唆している。

  4. Catizenの戦略と展望 **Catizenは単一タイトルの成功から、SDKインフラとアプリストアを提供するプラットフォームへの進化を目指している。**2024年後半には複数の自社開発タイトルと50以上のサードパーティミニゲームの提供を計画。長期的には「Telegram版Steam」または「次世代のAnimoca」を目指している。この戦略は、エコシステムの拡大と収益源の多様化を図るものだ。

  5. 中国の開発者資源の活用 レポートは中国に200-300万人のポテンシャルの高いWeb3開発者がいると推定している。Catizenはこれらの開発者をTelegramエコシステムに取り込む上で重要な役割を果たす可能性がある。この点は、Catizenの競争優位性の一つとなり得る。

  6. トークン戦略 $CATIトークンの導入により、ユーザー成長とドルベースの収益を加速させるフライホイール効果を期待している。トークンインセンティブによるマーケティングコスト削減とユーザー獲得の促進は、成長戦略の核心部分だ。

  7. リスク分析 レポートは以下のリスクを指摘している:

  • Telegramプラットフォームリスク

  • 地政学的リスク

  • 実行リスクと競争リスク

  • 流行リスク

  • 公開市場リスク

これらのリスクに対する適切な対策が、Catizenの成功にとって重要となる。
結論: このレポートは、TelegramプラットフォームにおけるWeb3アプリケーション、特にゲーム分野の大きな成長機会を指摘している。Catizenは中国の開発者たちの経験と技術を活かし、Telegram上で「Steam」や「Animoca」のような存在になる可能性を持つ。ただし、様々なリスクも存在するため、それらへの対策が成功の鍵となる。
このレポートは、Web3とゲーム業界の交差点にあるユニークな機会を示唆しており、投資家や開発者にとって貴重な洞察を提供している。

ねこを集める(育てる?)ゲームのCatizen、今月TGEだそうです。

ねこ、可愛いですね。また、


Telegramのミニアプリ、Hamster Kombatも絶大なる人気を誇っています。なんかギネス世界記録にも挑戦しているそうです。日本ではそもそもTelegram自体がマイナーかつイメージが良くない(?)SNSなので身の回りで実感することは少ないですが、botも数多いといえど圧倒的なDAUをたたき出しています。こちらも今月TGEだそうです。Telegramゲームの波が来そうな予感がしますね。

このハムスターはそんなにかわいくないです(個人の感想)

ぼくがいちばん推してるCrypto企業はTelegramなので、ついに(?)花開いて嬉しい気持ちはあります。






宣伝

Web3コミュニティ「CRYPTOLAND HUNTERS」をtelegramにて運営しています!日本のWeb3における議論を覗いてみたい方はぜひご参加ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?