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公民連携のスクール受けながら、ようやく実践への道筋が立ちそうになったという話

夜ですが、おはようございだむ☀️

さて、前回の記事を書いてから、、、
はや半年( ;∀;)
時の流れは速いですね。決してサボっていたわけではありません。
ありませんけど、いろいろありました。
ちょいと昔に遡って時系列的に書いてみます。
長々と書いてますが、お付き合いください☆

スクールを受けようと思った理由

まず、このスクールには、佐賀市内にある県内最大のダムである嘉瀬川ダムの民間主導による湖面利用を実現するため、入りました。

嘉瀬川ダムは、ボート競技のための湖に整備される予定で、そうなると、その他の水上アクティビティが遊べなくなる恐れがあるし、そもそもボート競技人口は多くなく、現状、年間通してもごくわずかしか使われていないので、使われないダム湖のまま数億円もかけて整備され、そこに指定管理者が置かれて無駄な税金が垂れ流し状態になる危機感が漠然とあったからです。
「それって、誰のための湖なの?今でも住民は興味ないのに、ボート競技のための湖になって、住民はまったく使わないよね?整備する側の人間の1人でも、ボート競技やってる人いるわけ?」という至極当然で、かつ、誰も行政の人間が口に出すことのないような疑問がずっとありました(←役所批判的になってしまうんで補足しますが、仕事だからしょうがないんですけどね(^^;市の方針決まってしまったらなおさら。)。

そんな中、SUPなどのアウトドアで生計を立てているプレイヤーや、嘉瀬川ダムのポテンシャルをいち早く察知していた釣り具・ボート屋の店主との出会いなどがあり、やっぱりボート競技だけでなく、いろんなアクティビティに開かれるべき湖だという思いが強くなります。
(現在は、届出さえすれば、モーター付ボート以外の利用は可能で、営利目的の利用ができない状態)

極め付けの原体験がこれ。

2019年11月のことです。
控えめに言っても、最高な体験でした。
湖面は波もなく穏やかなのでゆったり漕げ、入り江などがあり、入っていくと昔使われていた道路などがあったり、水面からいきなり木が出ていたりと、自然がありつつもどこか不自然で、でも面白く、ワクワク感もある。
遠くからは鳥の囀りが聞こえ、たまに水面を羽ばたいていく鳥たちや、穏やかな水の音に癒され。
際の方を進んでいくと流木があり、木の根っこの部分が多くて、形が面白い。
だだっ広くて恐さがなくはないけど、その雄大さと開放感がなんとも言えない心地よさをもたらしてくれる。
途中で地上に上がり、みんなで囲んで飲んだコーヒーの味わい深さ。このたまにある地上もいろんな使い方ができそうで面白い。

なかなか言葉では言い尽くせないほどの、いろんな要素が詰まった幸せな体験でした。
これをちゃんと民間業者が料金をとって、日常的に行えるようになったら、どんなに幸せか。月に一回くらいは休みをとって、お金払ってでもやりたいし、その分リラックス、ストレス軽減などいろんなプラスな効果が出て、日々の暮らしが豊かになるだろう。
こんな妄想が膨らむのも容易なことでした。

それからは、ダム湖活用に興味のある人と組んで、ダム活用のワークショップや、イカダ作りで遊んだりと、とにかくダム、ダム、ダムな取組が続きました。
でも、まだまだ知識と経験が足りない。外部の詳しい人から、ちゃんと学ぶ必要があるな、と。そういう想いでした。

スクールが始まってからの悩みの連続

話は戻りますが、そんな想いをもってスクールに申し込んだ翌日、まさかの部署異動!
そう、ダムとはまったく無縁の部署に行ったわけです。。。

最初はダム湖の活用をテーマにスクールを受け始めたものの、スクールでしきりに指摘される都市経営課題の分析とその優先順位づけ、解決方法としての事業案という話になると、まったく思い浮かびませんでした。あれっ、何が何でもダム湖をどうにかするって意気込んでたのに。。。

いつの間にか、自分が本気になれるエリアを探して、佐賀市のまちなかに目を向けたり、生まれ故郷の土地に足を運んでみたり。
職場の先輩に話を聞いてみたり。

そう、超迷走したわけです。

何か本気になれるものがあるはず。そうだ、やっぱり故郷にはまぁまぁ思い入れがあるから、故郷がいいんじゃないか!?
そう思っても、現実は、住んでるところからも職場からも遠く、子どももまだ小さいので、何かプロジェクトを起こそうにも、あまり現実的ではない。

そんな中、以前からのダムの絡みで、当時のメンバーと定期的に集まっていた延長から、再びダム周辺へ。
ダムの近くの廃校リノベーション施設でマルシェやろうだとか、いろんな話が出て。
関わっていく中で、やっぱりこのエリアに思い入れがあるなと。動いていきたいなと再認識するようになりました。
でも、スクールでのミーティングの指摘などもあり、このリノベ施設ではないなと、自分の中では思い至り。

…やっぱり、ダムのどこかで、自分でやるしかない。

(ちなみに、2020年11月に第3子が産まれたことで、年末まで育休とって一旦は動きを休止。また、妊婦は免疫力が低く、そのためコロナに絶対かかれないからと、動きもかなり制限され、悶々とする日々が続き、メンタルが何度も死にました( ;∀;))

いま企画している事業とは?

いや、この後も右往左往したんです。ダム湖の近くの山あいでぜんざいを出してみようかとか、コーヒー出してみようとか、マルシェやってみようかとか。
途中、ほんと血迷ってますよね。山あいでぜんざい出すってw

まぁ、そんなこんなでしたがまたいろんな人からの助言を受け、ようやく、ダム湖に隣接する公園を起点に、アウトドアを楽しむような企画を考えました。
この後も、いや、1月の山は極寒だからビニールハウスの中でとりあえずアウトドアやってみたら、だとか、まだまだ迷走します。
あ、でもこれは実際やってみました。
これはこれで、運営ノウハウは貯まるし、アウトドアスキルも上がるし、楽しいし、間違いなくやってよかった。

がしかーし!攻めてないじゃんと。
何逃げてんだ。やらないことに、寒いからだのコロナが増えてるからだの何だのと言い訳作って、なに正当化しようとしてんだと。
寒いなら寒いなりに、コロナが多いなら多いなりに、ダム周辺で、外で、できることあるやろ!

と思い直し、自分を奮い立たせ、なんと実施予定日となる日の2週間前に、ずっと関わりがあって組みたいと思っていたアウトドアガイドのプレイヤーに声をかけてみた。

これまでにもいろんな想いを語ってきて、自分の想いを多少理解してくださってたからか、すんなり受け入れてもらえ、任意団体を作ったうえで、ダム湖に隣接する公園で、焚き火や遊びの企画をすることに。
ありがたい。しかもさすが個人事業主としてアウトドアガイドで飯食ってる方だけあって、企画がすぐ固まる。zoom打ち合わせ1回目で、会の概要や料金設定まで大方決定。
2回目のzoomはもう少し詳しく会の内容などを詰める。
そして実施前のzoom打ち合わせラストが、今日ちょっと前に終了。

コロナの関係で大っぴらな告知ができず、個別にメッセージで参加者集めてて、正直集客は苦戦してるところで、仮にもし見込み数に到達したとしても、大して収益は見込めず、最低限の日当が確保できる程度。
「今後の仕事に繋がって、赤が出ない程度ならOK」と言ってくださってほんと申し訳ない。
もっと稼がせたい。

これからひとまずは、イベント初開催に向けてひた走るだけだけど、今後のことも視野に入れて、収益を拡大していく流れにしていきたい。
あと、稼ぐことによって、都市経営課題をどのように解決できるのかという点。ここをしっかり考えないことには、これからやっていくことの意味が薄れてしまう。
さぁ、まだまだ走り始めたばかり。走りながら考える。走ってたら見えてくるものもある。

とにかく前向きに、ポジティブに、楽しみながら、やっていくしかない(^^)
1月31日、ダム湖の湖畔の公園で、焚き火とご飯と遊びのイベント、無事に実施できますように!
🔥たきびこはん🍙 〜佐賀県民限定!湖畔でご飯!〜
主催:Comenz佐賀

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