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1992年前後に起こった働き方、稼ぎ方の大変化と第一世代youtuber

今日は占星術的には約30年前に起きた変化と、その時代に生まれた人達が現実世界に与えた影響について書いていこうと思う。

天体の進行によって占星術上は社会的な節目とも言えるポイントがいくつかあるが、平成以降ならばテーマにある通り1992年前後(正確にいうとプラスマイナス3年なので89〜95年くらい生まれまで)にこの世に生まれた方々は山羊座天王星海王星が合(重なっていて、お互いに意味を強める)配置のホロスコープを持っていることだ。

山羊座は社会のあり方、ヒエラルキー、義務、責任、序列、ルールを表し、私たちのいわば骨格のような存在と表現される事があり、他のどんな星座(サイン)の影響があれど、最終的はこの山羊座の「形にして社会的に役に立てる」と言う視点によって有益かどうか判断されることから私たちは逃れることができないのが現実だと思う。山羊座の支配星は土星で、天王星と海王星はその外側にある天体のため、土星の影響を受けることなく、むしろ土星という山羊座のシンボルに影響を与える関係にある。

変革や機械、通信を意味する天王星と夢、不安定、壮大、ボーダーレスを表す海王星が1992年前後に山羊座で重なったことで、今まで信じられていた山羊座の古い常識が溶けていく様になくなっていき、世界が新たな時代に入ったと認識するのが占星術的にはこの時代なのだが、実際にこのあたりに起こったことを思い出すと、米ソ冷戦やベルリンの壁、バブルの崩壊、マイクロソフトに代表されるコンピュータの普及、ゲームやアニメーションの一般化など戦後のモノづくりで必死に働いてきた意識の流れに区切りがつき、会社組織や立場に囚われない自由な人々が出始めてきた頃だった。

占星術の考えでは生まれた時代精神(その時の天体の状態)がその人物の基本的な意識を形作ると言う考えだから、この世代生まれの人々は当然、今までの大人達の常識を疑い新たな価値観の元、生きていきたいという言い知れぬ願望を持っている。今回のタイトルに話を繋げたいと思うが、所謂皆さんご存知の大人気youtuberの走りであるHIKAKINやはじめしゃちょーなどの第一世代youtube達は皆この世代の生まれだ。

彼らがYouTube上で活躍を始め、それで生計を立てていると知ったとき、多くの人々は決していい顔はしていなかったと思う(現在もモラルに反する活動をしている一部の人がいるため、良くない印象を思っていない方も多い職業ではある)

しかしながら、その当時の大人達がそう考えたとしても、この世代の生まれの人々は彼らの活躍に憧れを持ち、SNSで生きていくと言う新しい未来を集団の力で獲得していき、社会のあり方を変えたのだ。

占星術的に言えばこの流れの枠組みは平成初期であるこの1992年前後の天王星海王星の影響によって作られ、彼らが社会に出始める頃に、現実的な形を持って顕在化したと言える。

このように特に土星より外側の天体(天王星、海王星、冥王星)がお互いに強い影響を与える際に社会的意識変容が起こり、その後その世代生まれの子供が現実社会の形を変えていくという時間差の流れがあることが興味深い。始めに意識が変わり、その後行動が変わったのち、現実が変化するのは私たち個人の実感と差異はないように思える。

この後の世代でもそう言った影響が強い子供達が生まれている(またはこれから生まれて来る)のだが、特に個人的に期待している世代がある。

冥王星が水瓶座に入るのが2024年、デジタル、IT、変革の天王星が双子座に2026年に入り120度の調和的なアスペクトを作る時代が目の前に迫ってきているので、その頃に起こる変化や、その世代生まれの子供達がどのように世界を変容させていきたいのかについてはまた今度書こうと思う。

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