見出し画像

カフカズ3~鈴懸組のお金の行方を探せ~

#今日の働けChatGDP

草壁晶「VRchatをやっている(やってない人も含む)1,690人にアンケートをとった結果、約3割がハッカーの買収に乗るらしいですね。」

登場人物

~鈴懸組~
鈴懸リノア: 鈴懸組のリーダー、皮膚科学の研究者でスキンケアの開発者、
VTuberとして活動し、肌関係の疑問に答える動画や配信を行っている、VRChatで生物系論文速読会も運営。
だみんちゃん: 人見知り、方向音痴、涙もろい、負けず嫌いな性格、車とヘリの運転が好き、VTuberとしても活動している。
みゅうちゃん:化学系の一角うさぎ、色素増感太陽電池に興味があるの。    
      サンホラーなの。鈴懸グループの入会試験編合格者。
青さん:通信猫さん。鈴懸グループの入会試験編合格者。
はこつきさん: はこつきグループの統括。ラーメン屋の店主

~カフカズ3~
かふかちゃん: カフカズ3のメンバー、joinwars王、雷属性の攻撃を持つDoTアタッカー
こじし: カフカズ3のメンバー、ポーカー王。
ぽめち: カフカズ3のメンバー、ポーカーがうまい。「ポメチワ」の愛称、ふ
わふわな被毛と大きな瞳が特徴、好奇心旺盛で活発、甘えん坊な性格傾向がある。

「カフカズ3の誕生」

こじしとぽめちは、秘密の作戦会議を開いていた。
二人とも『オーシャンズ11』の大ファンで、その映画の雰囲気を真似たいと考えていた。
こじしが興奮気味に言った。
「ねえ、私たちもオーシャンズみたいなかっこいいチーム名が欲しいよね!」
ぽめちは頷いた。
「そうだね!でも、オーシャンズはちょっと露骨すぎるかな...」
こじし「そうだねオーシャンいないしね…」

こじしは少し考え込んだ。
「そうだ!かふかちゃんの名前を使って『カフカズ』はどう?」
ぽめちの目が輝いた。
「いいね!でも人数は3人だから...『カフカズ3』!」
こじしは手を叩いた。
「完璧だ!『カフカズ3』、超クールじゃない?」

その時、かふかちゃんが部屋に入ってきた。
二人は興奮して新しいチーム名を説明した。
かふかちゃんは少し驚いた表情を浮かべながら言った。
「へぇ、そうなんだ」


裏の手だみんちゃん~秘密兵器はだみんちゃん~

かふかちゃんは、鈴懸組にいる友人のだみんちゃんを人気のない路地裏に呼び出した。
周りを警戒しながら、かふかちゃんはUSBメモリを取り出した。
「だみんちゃん、ちょっとお願いがあるんだ」
かふかちゃんは小声で言った。
「このUSBに入ってるアプリ、鈴懸組の社内で実行してくれないかな?」
だみんちゃんは困惑した表情を浮かべた。
「え?でも、それって...」「大丈夫だよ」
かふかちゃんは笑顔で言った。
「ちょっとしたイタズラプログラムさ。成功したら、一億円あげるよ」
だみんちゃんの目が丸くなった。「一億...円?」
かふかちゃんは頷いた。
「そう、一億円だ。簡単な仕事だよ?だみんちゃんが実行してもいいし、他の人にやってもらうだけでいいんだ」
だみんちゃんは躊躇した。
「でも...」「考えてみてよ」
かふかちゃんは優しく言った。
「この機会を逃したら、後悔するかもしれないよ」
だみんちゃんは深く息を吐いた。
「わかった...やってみる」
かふかちゃんは満足げに笑った。
「よし、じゃあこれを」
USBを渡しながら、かふかちゃんは心の中で思った。
「ごめんね、だみんちゃん。でも、これが俺たちの大勝負なんだ…」

鈴懸の日常~非日常~

鈴懸組の事務所は、いつもの喧騒に包まれていた。
だみんちゃんは、かふかちゃんから受け取ったUSBを手に、みゅうちゃんに近づいた。
「ねえ、みゅうちゃん。このUSBのデータを青さんのフォルダに入れておいてもらっていい?新しい業務効率化アプリなんだって。」
だみんちゃんは、少し緊張した様子で尋ねた。
みゅうちゃんは首を傾げた。
「フォルダ名は?」
「『鈴懸リノアのきわどい写真.zip』           .EXEだよ」
だみんちゃんは、さりげなく答えた。

一方、事務所の外では、かふかちゃん、こじし、ぽめちの3人が密談していた。
「よし、計画は順調だ」かふかちゃんが低い声で言った。
「カフカズ3、最後の一手だ」
ポーカーの腕前で知られるこじしが頷いた。
「でも、鈴懸組のファイアウォールは強固だぞ」
「大丈夫さ」ぽめちが自信たっぷりに言った。
「私たちには秘密兵器がある」「そう簡単に実行しますかねぇ…」

数日後、青さんは興味本位でフォルダ内の不審なファイルを開いてしまった。瞬く間に、事務所中のコンピューターがロックされ、画面には「身代金を払え」の文字が踊った。

「やったぞ!」かふかちゃんは歓喜の声を上げた。
「鈴懸組の金庫は我々のものだ!」
しかし、その喜びもつかの間。
突如、隠れ家のドアが開き、鈴懸リノアが現れた。
「よくもやってくれたわね、カフカズ3」リノアは冷静に言った。
「でも、あなたたちの才能、無駄にするのはもったいないわ」
3人は凍りついた。リノアは続けた。
「鈴懸組に入らない?あなたたちの技術、正しい方向に使えば素晴らしい武器になるわ」
かふかちゃんたちは顔を見合わせた。
「本当に?」
リノアは微笑んだ。
「もちろん。でも最初の仕事は、このランサムウェアを解除することよ」

こうして、カフカズ3は鈴懸組の新たな仲間となった。
だみんちゃんとみゅうちゃんは呆然としながらも、
新しい仲間たちを歓迎した。
青さんは、しばらくの間、コンピューターに触れるのを躊躇したが、
やがて彼らの技術力に感心し、一緒に働くようになった。
鈴懸組は、より強力になった。そして、彼らの次なる冒険が、今まさに始まろうとしていた。


懇親会~いつもので~

鈴懸組の事務所は、いつもの喧騒を取り戻していた。
かふかちゃん、こじし、ぽめち、だみんちゃん、みゅうちゃん、青さん、そして鈴懸リノアが集まっていた。
「みんな」リノアが声を上げた。
「新しい仲間を歓迎して、はこつきさんのラーメン屋に行きましょう」
一同は歓声を上げた。
店に着くと、かふかちゃんが意気揚々と注文した。
「ニンニクマシマシで!」
周りから驚きの声が上がる中、こじしが冷静に言った。
「大丈夫か?明日の社内、口臭がヤバいぞ」
ぽめちは笑いながら言った。
「それこそ新しいセキュリティ対策だね。誰も近づけないから、機密情報も漏れないよ」
だみんちゃんは心配そうに青さんを見た。
「青さん、大丈夫?」
青さんは少し緊張した様子で答えた。
「ええ...でも、ニンニクは少なめで」
みゅうちゃんは優しく青さんの背中をさすった。
「ゆっくり食べればいいよ」

リノアは満足げに微笑んだ。
「これが鈴懸組の新しい姿ね。個性豊かで、でも一つになれる」
ラーメンが運ばれてくると、強烈なニンニクの香りが店内に広がった。
かふかちゃんは嬉しそうに箸を持ち上げた。
「さあ、みんな。いただきます!」
全員で「いただきます!」
と声を合わせ、新しい仲間との絆を確かめ合うように、熱々のラーメンに箸を伸ばした。
鈴懸組の新たな冒険は、ここから始まるのだった。

めでたしめでたし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?