相場格言に込められた本当の意味とは!?
「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言があります。
用語解説でも「利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという格言」となっています。
まさに、その通りですが、もう少し詳細に解説するとすれば、「大衆の先回りをする」ことです。
例えば、強気気運が高まっており大衆が買い漁る状態で売り向かうとトレンドに逆行し負けてしまいます。
買い気運が最高潮に達した誰もが総強気時に反対の行動の売りを仕掛ける必要があるということです。
何でもかんでも反対の行動をすれば良いというわけでもないという事です。大衆心理を読んで先回りする事です。
ピンポイントでタイミングを当てるのは至難の業だと思いますが精度をどれだけ磨けるかがポイントになるでしょう。
強気、弱気はファンダメンタルズ情報、テクニカル分析などで読み解いていきます。
例えば、市場間の違いで東京市場で作ったポジションをロンドン勢が潰しに来る際は相手のストップを付けさせるように仕掛けます。
東京勢が逆張りで売っていると買いをしかけてロスカットを誘発させるような動きをさせるので夕方付近で一方向に伸びやすい展開がよく見られます。
これも先ほどの相場格言なのです。私たちはそれを理解してどう乗るか?を考えて行動するかです。
とにかく、人の思惑が偏るとサプライズを生みやすくなり値動きに反映されます。大衆心理を先回りしてアタリを付けて仕掛けておく事こそが先の相場格言です。
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析を学んだら投資家心理も学んでいきましょう。
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