見出し画像

あなたが今使っているクレンジング剤は正しいですか?

普段メイクする女性にとって、毎日のクレンジングは欠かせないことでしょう。クレンジング剤にも様々な種類がありますが、皆さんはご自身の肌質に合わせて使用されていますか。実は肌質や場合によっては、控えるべきクレンジング剤があるのです。
そこで本記事では、クレンジング剤の選び方についてご紹介します。
今使用しているクレンジング剤が合っているのか見直すためにも、ぜひ参考にしてみて下さい。

クレンジングの役割

メイク落としと言われるように、クレンジングはメイクや日焼け止めと言った油性の汚れを落とす役割があります。それらの汚れが肌に残っていると肌の刺激になり、毛穴トラブルや色素沈着を引き起こす要因にもなるので、きちんと落とすようにしましょう。クレンジング剤を選ぶ際には肌の状態、油分と水分のバランス(5:5)が保たれているのか見る必要があります。
クレンジングの成分を理解した上で使用することが重要になるので、以下の通り詳しく解説していきます。

クレンジングの成分とは?

巷にある化粧品は油性のものが多く、水やお湯だけの洗顔ではなかなか落ちません。そのため、ほとんどのクレンジング剤には「界面活性剤」が配合されています。その界面活性剤には、水と乳化させて混ぜ合わせることによって、浮かせて洗い流す働きをもっています。界面活性剤は肌に悪いといった話をよく聞きますが、メイクを洗い流すためには欠かせない成分です。問題なのは、使われている量と洗浄力です。普段使っている化粧品の成分を考慮した上で、肌にやさしいクレンジング剤を使用することが理想だといえます。

画像1

クレンジングの種類と選び方

・クリームタイプ
【メリット】
油分と界面活性剤とのバランスが良いものが多く、比較的肌への負担が少ないものが多いでしょう。
【デメリット】
メイクに馴染むまでの時間がかかるため、急いている時には適しません。

・オイルタイプ
【メリット】
多くの界面活性剤が配合されているため、素早くメイクを落とし切ることが可能です。濃いメイクを落とす際に使用するのがおすすめです。
【デメリット】
洗浄力が強い分肌への負担が多いので、乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめできません。

・ミルクタイプ
【メリット】
クリームタイプと同様、比較的肌への負担が少ないものが多いでしょう。水分量が少ないので、乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめです。
【デメリット】
クリームタイプに比べると、洗浄力が弱いといえます。

・ジェルタイプ
【メリット】
水分量を多く含んでいるので、どんな肌質の人にも適しています。乾燥肌や敏感肌の方は、アルコール成分が入っていないものを選びましょう。
【デメリット】
透明なものは界面活性剤が多く、肌への負担が大きいので、白濁したもの(乳化タイプ)を選ぶのがおすすめです。

・ローションタイプ
【メリット】
簡単に拭き取ることが可能です。乾燥肌や敏感肌以外の方には適しています。
【デメリット】
油分が少なく界面活性剤の量が多いことから、肌への負担が大きいといえます。また、コットンで拭き取る際に摩擦が生じるので、肌への刺激が強くなりがちです。

・シートタイプ
【メリット】
速やかにメイクを落とせるので、使用する時と場合を選ぶと便利といえるでしょう。
【デメリット】
界面活性剤以外にもアルコールや防カビ剤といった肌への刺激が強いものが多く含まれているため、日常的に使用するのは好ましくありません。

・界面活性剤不使用のものは?
界面活性剤を使用していないクレンジング剤としては、純粋なオリーブオイルやホホバオイル等があります。これらは、肌への負担は少なくて済みますが、水で簡単に洗い流せないため、拭き取りによる刺激に注意しなければいけません。一度では落とし切れないことが多く、手間もかかりますので、別のタイプで使い分けるが良いでしょう。例えば、しっかりメイクの時には素早く落としやすいオイルタイプ、それ以外の時にはミルクタイプやクリームタイプを使用するといった形で、普段のメイクに合ったものを選ぶと安心して使えます。

まとめ

クレンジング剤選びの大前提は「肌に負担をかけずに汚れを落とすこと」です。クレンジングは種類を間違えると、汚れだけではなく、肌に必要な潤いや角質も落とす可能性があります。また、洗浄力が弱いと汚れを落としきれず、肌トラブルを引き起こす原因にもなりますので、ご自身の肌の状態と場合に合わせて使い分けるように心がけましょう。正しいクレンジング剤に変えると、その後のスキンケアも浸透しやすくなるので、肌に嬉しい変化を感じられるはずです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?