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DANCE-3 Winans Brothers Featuring The Clark Sisters

好きなので書いてみるレベルの駄文中の駄文です。ハードルは下げれるだけ下げておく。徒然なるままにここに記載されるトラックに罪はない。


はじめに

2015年にUploadされたMixmagによるSouthport WeekenderのKerrie ChandlerとChez DamierによるB2B動画を是非見てほしい。
■Track List
00:00 - Black Science Orchestra - Where Were You? (Tedd's Lights Out Groove)
06:30 - David Morales presents The Face feat. Kym Mazelle - Lovin'
12:40 - Art Of Tones - The World As I Live It (Original Mix)
17:30 - Dawn Tallman - You Are Why (Ron Carroll's BMC Dub Mix)
23:40 - Reel Houze - The Chance
29:40 - 3 Winans Brothers Feat.The Clark Sisters - Dance (Louie Vega Dance Ritual Radio Edit)
35:05 - Honeycomb Music Volume 1 - Under the Moonlight (Original Mix)
38:47 - Isaac Hayes - I Can't Turn Around
42:50 - Groove Junkies Featuring TC Moses - Far Away (Richard Earnshaw Vocal Dub)
49:30 - Seven Davis Jr. 'Friends' (Original Mix)
52:02 - Patrice Rushen - Haven't You Heard (Joey Negro Extended Disco Mix)
57:50 - Stones & Bones - Wrong U (Manoo Deep Mix)

改めてトラックリストだけでもしばらく(1か月くらい)は眺められる。これがUpされた当時、それは興奮したものだ。なんたってケリチャンがJoshのUnder the Moonlightかけてるんだもの。この曲が入っているアルバム『Honeycomb Music Volume 1』は神棚に飾って毎日拝んでいた。とはいえクラブサウンドかって言われるとちょっと違うというか、生っぽいサウンドが主体となっていて(なんか本人は今のサウンドにフラストレーション溜まっているからソウルフルなアルバム作ったんや、みたいなことを言っているをどこかでみた)、2015年にかける音ではないし流行ってもいないし神曲ではあるがダンスフロアでかかるんか…、しかもケリチャンが…、あのケリチャンが…っ!!
そんなこんなで当時は某サイゼリアで彼氏に「ほら、ここ、ここで鍵盤ひいて!フロアみて!!DANCEかかった瞬間、、ホラ!!」などと言いながら動画の解説をこくこくとして半ば呆れられたものだ。よく付き合ってくれたな、当時の旦那。
念のため動画の解説をしておくと、若い人にも認知度高いトラッククリエイターKerrie Chandlerとシカゴで成功しヨーロッパへ早くに主戦場を移したChez Damier、KMSやPrescriptionの中の人でもある、によるB2Bという、なんとも贅沢かつその組み合わせはありそうでなかった~なやつである。そもそもSouthport Weekenderまだあったんかい、って思う人もいるのかも。やってるから!昔はCDコンピも出てましたが最近はもう見かけないし、お察しの通りいつ無くなってもおかしくない。
古くからハウスを聞いている人からすると馴染みのある名曲が並び、10分頃にモラレスログインで大興奮。ただしフロアはそこまでである。つまり、曲にそこまで反応していない時間が続くんだが、ケリチャンは鍵盤弾いてパフォーマンスで何とか?引っ張る。そこから化け物クラシック、GoBangネタをぶっこんでからの、DANCEでフロアは一瞬にして息を吹き返すのである。そこからはもう何をかけても無双できるスター状態に。Chezはシカゴ感を結構大事にしていてあくまでもヨーロッパで受けるUSをやっている感じかな。 I Can't Turn Aroundってやっぱりいかれてて狂った曲だよね。


BEBEという魔物

Louie VegaとBEBE Winansのタッグは『Thnak you』でとんでもない大ヒットをし、今でも結構な頻度でかかる特大チューン。それもクラシックっていうよりガチ主戦力って感じでかかるから、この曲は結構別格である。ゴスペルを主体とし、R&Bでもあり、黒人からめっぽう愛されているBebe Winans。3Winans Brothersはその名の通りWynans Familyで形成されたグループなんですが、その中にBebeも返り咲き。BebeとLouieがタッグを組むと歴史が変わるということをまさかリアルタイムで見ることができるとは。BEBEについてはもっと詳しいSoulのプロがいらっしゃると思うのであくまでもイチハウスおばさんの意見ではあるが、ハウスと絡むと本当に異次元の曲に化けるBEBE。

Louie Vegaという概念

つまりHOUSEってことなんですが、なんぼ彼がルールとは言えコケる曲も死ぬほどある。どれもいいけど。ちなみにだがDanceが制作されて即ラジオでかかってから1年くらいリリース引っ張った。それくらいには温めまくった曲ではある。久しぶりの大ヒット曲で私は本当に嬉しかった。レコードもリリースしてくれた。若いハウス聞き始めの人も、テクノに傾倒した人も、みんなみんなかけたし聞いたし、ラリーレヴァンしか聞かない人たちも届いた。本当にありがとうルイ。良い作曲、美しい歌詞、心に響くソングライティングは絶対に必要なんだなと気づかされる力強い一曲である。
ここで使われているリズム構成、結構使いまわしているのでそれもスゲーってなりました。やっぱ躍らせるにはハイハットだよな!


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