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シリコンバレー研修:DAY1

遂にシリコンバレー研修スタートしました!

羽田空港から飛行機に揺られて11時間、到着したのはサンフランシスコ国際空港。

陽気なマシンガントークおじいさんこと、現地ガイドをしてくださる”のぶ”さんと合流し、スーツケースはバスの中へ1時間かけて向かう先は超難関私立大学であるスタンフォード大学!

自由な風が吹くスタンフォード大学


11時間フライトの後のスタンフォード大学訪問に、疲労していたメンバーも多くいましたが、素敵な大学、坂本知子さんという素敵なスタンフォード生の方とお会いできて、眠気が飛んでしまいました!!

坂本知子さんは、小中高と日本のインターナショナルスクールに通い、去年入学された大学一年生の方で、記憶に新しい入試期間中のお話など様々な事をお聞きしました。

スタンフォード大学の魅力

坂本さんが語るスタンフォード大学の魅力は主に5つありました。

①先生から学生への手厚い対応
→先生が学生へ親身になって話を聞いてくれるそうで、自分のやりたい事を先生が後ろから後押ししてくれる環境が整っているそうです。だからこそ、スタンフォードのモットーである「自由な風が吹く」という言葉実現されていました。

②豊富な資金力
→スタンフォード大学は、驚くほど校内が広く施設も数多くあるにも関わらず、それぞれがスタイリッシュにかつ実用的な構造になっており、これらの建物建設には卒業生からの寄付や、大企業からの寄付も大きく、やはり歴史ある名門私立校の力を感じました。坂本さんのお話では、スタンフォード生であれば無料のめちゃくちゃ美味しい学食や、イベントになるとライトアップされるHoover Towerのお話などお聞きしました。

③教授たちが作るユニークな授業
→お話の中で、出てきた授業には、「過去の発明について考える授業」「クッキングサイエンスの授業」「デザイナーベイビーについて考える授業」「睡眠をする授業」などなど、世界を揺るがす大きな問題を深くディスカッションする授業から、ワクワクするような授業、うちの学校にも入れてほしい授業まで、様々なユニークな授業についてお話していただきました。このような楽しい授業というのはスタンフォード大学の中でも競争率が高く、参加するには教授へ向けてエッセイを書き選ばれる必要があるとの事。坂本さんはエッセイを書く際、教授が好きそうな研究分野をリサーチし事前学習をたくさん行っているそうで、今のところ落ちてしまった授業はないのだそうです。優秀すぎる、、坂本さん、

④周りの仲間の存在
→周囲に優秀な人がいるからこそ、周りの影響を受け切磋琢磨し合えるとお話していました。実際のエピソードとして坂本さんの周りには、第3言語を話すことができる人が多く存在し、坂本さん自身も影響され中国語を勉強し始めたそうです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

⑤生徒への手厚いメンタルケア
→このことはカルフォルニア全体の学校に見られる動きだそうで、特にスタンフォード大学のエピソードとして話てくれたのは、課題の期限を生徒の進み具合を考えて伸ばしたり、寮生活の中での人間関係の問題についてすぐ対応してくれる事などでした。

どうしてスタンフォードへ


坂本さんが、スタンフォードを選んだ理由には、小中高時代のインターナショナルスクールが関係しているそうです。坂本さんが通っていたインターナショナルスクールは比較的管理型な学校だったそうで、毎日厳しく指導する教育に疑問を感じていたそうです。そこで、大学では自由にのびのびと学びたいという反骨精神から、アメリカ大学進学を決め、その中でも自分にあったスタンフォード大学を選んだそうです。

入試期間中の生活


坂本さん自身は、海外大の他に日本の大学も目指していたそうで、入試期間中は海外大へのエッセイの準備と日本の大学への受験勉強それぞれを両立していたそうです。坂本さんは、入試期間についてスマホを見る暇もないほどすごく忙しかったと仰っていました。また、海外大進学のために必要な課外活動に関して坂本さんは、高校2年生から初めたそうで、時間も限られている中、積極的に参加したと仰っていました。

奨学金に関するお話


坂本さんは、いくつかの奨学金を出している団体へ申し込んだ結果、柳正財団に決めたそうです。坂本さんにとっての決め手は、財団の中でのコミュニティが豊富で、多くの先輩たちとの関係が素敵だと感じたからだそうです。

海外大入試のエッセイへのアドバイス


坂本さんのお話では、スタンフォード大学の入試で提出するエッセイがに関するお話もありました。スタンフォード大学の入試ではエッセイの提出が10個程度存在しているそうです。坂本さん曰く、エッセイにおいて大事なのは、多くの人に読んでもらうことだ、とおっしゃっていました。
坂本さん自身は、母親に見てもらうため英語を日本語に翻訳して渡したり、柳正財団の先輩に読んでもらったり、などなど様ざな人の目を通すことで、良いものがかけると仰っていました。

今回坂本さんのお話を通して私はよりスタンフォード大学進学への壁を一つけせたと思います。当初英語力もない私には入ることなど絶対不可能であると考えていました。だから具体的に入試について考えようともしてこなかったです。

しかし、坂本さんのケースが私に完璧に合い、モデルケースになるわけではないですが、具体的な入試までの道のりや経験を通してスタンフォード大学への進学が身近に感じられるようになりました。なぜなら、私には英語力はないけど新高校生という時間があり、今から課外活動を始め、英語力をつけてスタンフォード進学へ向けて準備しても全然間に合うと気づいたからです。
だからこそ、初めから無理だと決めつけず、行動に起こしてから挫けた時にまた考えればいい。そんなマインドで生きていきたいです。

編集者:3年 小池舞


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