不眠、引きこもり、多動症、登校拒否、うつ病 (その1)
この自然界の春夏秋冬の中に、昼と夜がある中で、人間の体もそのように創られて在る。
我々人間は、どんなに年を取った人も、若い人でも、一日 働いて、夕方になれば疲れる。それでも本来、人間の体は、ちゃんと治癒力が働いて、夜 寝ている間に疲れが取れるように創られている。
人は、一日、起きて動いて、太陽が沈む頃になると、その体に流れる血液の量も、段々と少なくなってくる。その仕事は肝臓がやっている。そして夜、十時、十一時になってくると、全体の七〇パーセントほどの量の血液は、徐々に肝臓へ還えり、蓄えられる。
そのように創られているから、日中より少ない量の、必要な分だけの血液を回して、一日使った肉体を休めるため、人は眠くなる。
またその時は、肺の呼吸も少ない量を吸うようになる。
もしも、この血液が夜、夜中、深夜になっても、日中と同じように百パーセント回り、呼吸も精一杯 吸っていれば、血の気が多すぎて、人は眠ることはできない。
また、まだ布団の中で寝ている間、太陽が東の空に昇る頃になると、それまで肝臓に蓄えられていた血液は、徐々に足の爪先の方から、脚全体の筋肉へ回りはじめ、
やがて全身が動くために必要な燃料である血液が、体の隅々まで行き渡る。そのことにより、人は、眼が覚めて、起きて、動くことができる。
しかも、自然界の日の出、日の入りには一秒の狂いもない。本来、人間の体も、その自然界に従って生きて、動いている。決して、肝臓ばかりではなく、全身の血管を通して血液を送る心臓も、また肺も、腎臓も、それらはすべて、大自然の日の出、日の入りと
共に、常に自然と一緒に動く、五臓の働きにより、そのように創られているのが人間である。
そのために人間は、日の出と共に目覚め、日の入りと共に眠ることで、その肉体を休め、次の日も、自分のその肉体を使って、元気に動いて働けるように創られている。
例えば、一日働いて、「今日は疲れたよ」と思っても、家へ帰り、夕飯を食べて、風呂へ入り、ゆっくり布団の中で休むと、翌朝、起きる時には前日の疲れが取れている。そして、
「今日も一日、元気で働ける」というのが健康な人であって、本来、誰もが、そのように自然の流れと共に休むことで、自分で自分の体を治せる力を持っている。
ところが、自然の流れと共に生きて、生かされ、治癒力を養えるように創られてありながら、最近では、一晩 休んでも疲れが取れないという人が多く、人間の体が、朝 目が覚めて、夜は眠るように創られている決まりから大きく外れている人も、今、大勢いる。
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人間が健康になる仕組み
人は何故、病氣になるのか 人はどうしたら健康になれるのか 人はなぜ太るのか、痩せるのか ここには当店の導引の創始者、村上勝夫の知識を元に…
このような時代に、人間がどの様にしたら、健康に幸せに生きて行くことが出来るのか、明確にこちらのブログで書き記していきます