母体の作られ方 オリモノ、性病、喘息

母体。女の体ということについて。その女性で、もしも今、読者の中に「喘息」と言われていたり 
風邪をひいたわけでもないのに、苦しい咳が止まらないという経験がある人の場合。それは、
内臓下垂【ないぞうかすい】に問題がある。

そのように咳き込んでしまう原因はまず、お腹の中の臓器が必要以上に下へ下がったために、上へつながっている筋肉、体の中の中心がすべて下へ引っ張られることで、気管も食道も細く伸びきって
絞まってしまう。だから、咳ばかりではなく、思うように呼吸も入ってこないし、
声もかすれ、常に喉に違和感があり、
食事の時は何か食べ物を呑み込む際にも、喉にひっかかってしまう。

このような女性は今、全国に大勢いて、しかも、若い女性ほど、その生理前後になると、こうした問題に苦しんでいる人が非常に多い。これは決して、食道にも気管にも問題はなく、また統計による判断や
見た結果だけのことで、ただ単に、「喘息」とか「咽喉狭心症」とか、「拒食症」というような問題ではない。
要するに、その人自身、自分の内臓を支えておくためのおなかの筋肉。その、おなか全体の筋肉が冷たくて硬いことに問題がある


そのおなかの筋肉の中には、
大腸、小腸、膀胱、胆のう、胃とあり、女性には子宮、卵巣がある。

それらは決して、棚があってそこへ上げて置いてあるとか、何か鉤があって、そこへ衛門かけのように吊るしてあるというわけではなく、すべてそのお腹の筋肉によって、それらの臓器が支えられ、しっかりと定位置に納められている。 

こうして、各々の臓器は本来、常に定められた場所にあって
その定められた仕事をまっとうするように創られている。

ところが、現代人は今、とくに最近の日本人女性のほとんどは、このお腹の筋肉が硬く、中にある内臓を
支えておくことができないために、下腹ポッコリが増えている
 
ほかの臓器は決して、棚があるとか鉤にかけて吊しておくわけではないのだが
女性の子宮だけは、膣【ちつ】の上にある子宮を支える特別な筋肉で支えられ、四本の靭帯で吊られている。
 
その子宮とは、常に動く臓器である。月に一度、生理ということで大きくなることもあり、もし妊娠すれば、さらに大きくなる。

その中で胎児が安定して育つように、また、そのための子宮が下垂しないようにそのように創られているのが、人間の母体である。

では、その妊娠とは、どういうことなのか。 
 本来女性は、十二歳~十三歳になると生理がある(近年はもっと早い)。
それは単に、
「十二歳~十三歳になったから生理があった」ということではない。
既に、母親のお腹の中にいる時に女であり、この世に産まれたあとの十二歳~十三歳から
五十五~五十六歳まで生理がある一定の期間に、排卵するための卵子が卵殻【らんかく】に包まれ、
そして卵包【らんぽう】に包まれて、それを両方の卵巣の中へ入れて、この世に産まれてくる。

十二歳~十三歳になった時に基礎体温が上がり、子宮壁【しきゅうへき】が充血して卵巣から
卵子が下がってきて受胎態勢を整えるということになる。それが女性の排卵であり、もしその時に受胎があれば、子宮に充血した血液は羊水(出産時の湯)となる。 また、受胎がなければ、充血した血液は汚血【おけつ】としてくだり、生理となる。

それは、女性である自分が意識する・しないは別として、母親のお腹の中に入っている時に既に、そのように創られていたのである。 
だから、それが「嫌だ」とか「きらい!」ということにも関係なく、一つの決まりとして、その期間、女性は静養しなければならない。 

そしてその生理で、子宮壁が充血して基礎体温を上げて排卵があった時に、その女、女性が必要とするものは、雄、男である。 
それは、人間だけではなく、自然界に生息するすべての動植物が、そのように受胎態勢になった時、そこには絶対に雄が必要になる。

それは決して、人間だけに用意された何かの権利ということでもなく、
すべての動植物に与えられた義務であり、誰もがこの世に産まれる前から決められ、今後も変わりなく、
そして既に、何万年も前からある自然界の掟、子孫繁栄の道理である。

男も、女も、オスも、メスも、そこに生命ある者であるなら、本来、絶対的にそうしなければならないし、
それがあるから地球上に人も住んでいるし、草もあれば、虫もいれば、鳥もいるし、犬も、猿も生きている。
もし、これがなければ、そうした獣。人間以外の動物も、草も木も、なくなってしまう。
もし、これがなければ、大地の上にいて太陽の光や雨を受けて生きる生命ばかりか、
そのように水を必要として水の中に生きる魚も、魚以外の生物も、あらゆる者がいなくなってしまうし、
そこで絶えてしまう。この地球上には決して、人は生活することができなくなる。

だからそれは、権利とか、淫らなことだとか、いやらしいということでもなく、それ以前に、生きている者、生かされている者の義務である。

人間が勝手に造った言葉や思想、様々な教育の中や宗教の教えでは、あらゆる戒律【かいりつ】を造り、
それを規制したり、人間の性ということについて禁止したりしているが、ではその人間が、どうしたらば、
どうして子供、子孫をつくったのか。そして、なんのために今、自分自身が存在していられるのか。
    

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このような時代に、人間がどの様にしたら、健康に幸せに生きて行くことが出来るのか、明確にこちらのブログで書き記していきます