【MTG】イニストラード:真夜中の狩り プレミアムドラフト 決め打ちの極意

ドラフトのノウハウとかカードリストとか全量把握するのは面倒くさい人用。

17Landでの勝率を見ると白青>青黒>=青緑>緑白>白黒>黒緑>=白赤
>=黒赤>青赤>赤緑。前回、前々回と比べて1強環境とはいいがたく、全体的な差は小さくまとまっている。

決め打ちであれば青を取って強いカードを取れたら白・黒・緑の順に触れていく。、弱い色をやらないという概念でいえば赤はやらない。全体の勝率56.8%に対して白青は59.3%、青黒58.6%。最下位の赤緑は51.8%。

3色以上のデッキだと大きく勝率は落ち、2色タッチでも基本線は勝率が落ちているので2色でしっかり固めたい。逆に、組めるようなら白単や青単は勝率が高くなっているが、いかんせん母数が小さいし、ほぼできないので数値的参考程度に。

・青白

元々青黒の対抗馬のポジションだけど、他のデッキにもそこそこ勝てる。デッキ内の最大マナ数がほぼ4になるため、土地16枚構成が結構正当化され、24枚目を採用しやすい。

ドラフトを何度かしている上でよく売れ残っているのは「難破船の選別者」「祝福された反抗」「食糧庫のゾンビ」当たり。これらのカードはWINGPが60%を超えているが、早い巡目であれば1周する可能性に賭けて他をとってもいい。特に「難破船の選別者」は青黒だと56%まで落ちる。「祝福された反抗」は実は青白のコモンカードの中で一番数値の高いカードになるが、白緑も同様。ただ、現状ではただのコンバットトリックとして扱われている。
アンコモンの「幻影の馬車」も青白の勝率が高いが、これを運用する際は土地が17ほしい。

・青黒

青黒の場合は基本的に人気カードを集めていくことになるが、しいて言えば「尊大な無法者」の価値が低い。そこまで積極的にダメージを与える公正でないため、3マナの青のカードに優秀なものが多いため。

後、緑黒以外の黒デッキに共通する点として、「窓からの放り投げ」より「オリヴィアの真夜中の待ち伏せ」の方が勝率が高くなっている。飛行を対処できる方が偉いようだ。

そのせいか、アンコモン最強と名高い「病的な日和見主義者」より、「不正行為」の方が高い勝率を誇る。青黒でいえば「スカーブの世話人」より下の3番目。(ちなみに緑黒だと4番目)


・青緑、白緑

上記の2つをやる場合、導入部分を59%程度にしたいため、「秋の占い師」「茨橋の追跡者」「トヴォラーの猟匠」「レンと七番」、白緑は「光の勇者、シガルダ」「ドーンハルトの主導者、カティルダ」、青緑は「消化の泥塊」のレアを取って始めるか、若しくはレアと他のアンコモンがゴミの際に「蟻の隆盛」があればそこから入るなど。導入部分を58%まで下げれば青緑は許容範囲が大きいので、無理に白青、青黒に固執するよりはいいデッキができると思われる。

・白黒

価値の高いカードは白青、青黒と被るため、レアから入っていく場合確定打は「忘れられた大天使、リーサ」くらいからしかない。または白・黒から入って青のいいのが残ってない場合(白から入った場合は緑も)に渋々白黒にしていくという、妥協気味に組むアーキタイプになる。

・白赤

赤がらみでは唯一、白赤に採用されている「月の帳の執政」が59%以上のWINGPを誇っている。神話レアなので極めて稀ではあるが忘れないようにしたい。


なお、他のアーキタイプは全カードのWINGPが56%台以下のため割愛する。

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