鉄拳デビル｜有利区間引き継ぎ・モード移行の仕組みを独自解析！天井期待値狙い目やめどき

2021年6月14日 20:48

🆕更新情報🆕
【8/20】
・リセット後の天井期待値（設定1ベース＆設定2ベース）を追加
・天井期待値の計算ミスを微修正（狙い目は変更なし）

【7/23】
・設定2ベースの期待値、狙い目を追加

【7/19】
・有利区間引き継ぎ・モード移行の仕組み解説部分を無料化

【6/28】
・オープニングチャージ中キャラ別（シャオユウ＆一美）天井期待値を追加
・天井狙い目、やめどきを最新版に修正

【6/27】
・AT後有利区間引き継ぎ時の挙動・恩恵（隠れ恩恵とデメリットの詳細解説付）
・CZ敗北後の拳球獲得優遇の考察をサンプル増+条件改定でさらに深堀り
・引き継ぎシナリオAの期待値を「引き継ぎ1回目」「引き継ぎ2回目以降」でパターン分け
・引き継ぎシナリオAのハマりG数別期待値を追加
・実戦値サンプルを1822万Gに増量して期待値表などの全ての情報を更新

【6/23】
・やめどきを修正
（超重要な内容なので購入済の方も必ずご確認ください！）

【6/15】
・よくある質問を追加（随時更新）

期待値見える化のだくお(@dakuo_slot)です。

鉄拳4デビルバージョンの期待値・狙い目・やめどきについて、大量実戦値をもとに徹底考察しました。

本機は有利区間引き継ぎが頻繁に発生する台なので、モード移行や有利区間引き継ぎ仕様の解説には特に力を入れていて、とにかく分かりやすさ・見やすさを重視して丁寧に解説しています。

そして、このnoteを読むことで、

・有利区間引き継ぎ時の挙動が手に取るようにわかる
・設定状況に応じた最適な立ち回りができる
・狙えそうで実は狙えない罠パターンを回避できる

……そんな内容となっています。

まずは分析に使用した実戦値全体の内容は下記の通り。

【サンプル全体の平均】
総ゲーム数：1822万1725G
初当たり確率（DZ準備含む）：1/356.2
AT出現率：1/1842.3
AT平均獲得枚数：1508.9枚
初当たり期待枚数：306.7枚
推定機械割：96.79%

できるだけ低設定メインのデータを集めてみました！

AT出現率は設定1の1/1877.0より若干軽めですが、推定機械割は設定1より0.71%ほど低めになっています。（閉店終了によるAT・デビルゾーン取りこぼしが多少影響していると思われます）

note有料部分では、

✅AT後の有利区間引き継ぎ時の隠された恩恵とデメリット詳細
✅CZ敗北内容（●戦負け）を考慮した最適な立ち回り
✅状況・狙い方別の期待値
✅狙い目・やめどきまとめ
✅設定2ベースの期待値・狙い目
✅データ履歴の読み方と具体例

などについてまとめています。

ボリュームを見てもらえば分かると思いますが、かなり気合い入れて作り込んだので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです！

🔷 天井期待値（必ずデビルゾーンまで続行） 🔷

【算出条件】
※低設定メインの実戦値ベース(機械割は設定1公表値より少し辛めのデータを使用)
※有利区間リセット後の通常時スタート(オープニングチャージ終了時のデビルゾーン引き戻しは非考慮)
※毎回デビルゾーンスルーまで回す(ジャッジメントバトル終了でやめない)
※モード滞在率・ポイント・アイコンなどは開始ゲーム時点での平均値とする
※非前兆中からスタート(開始30G間の初当たりを除外)

引用元：期待値見える化

参考情報として、毎回デビルゾーンスルーまで回す条件での天井期待値を計算してみました。

この条件だと約450Gハマらないと機械割105%に届きません。450Gから打ち始めても平均1000G近くも消化にかかるので、時間効率は非常に悪いです。

やめどきを最適化すればもう少し狙いやすくはなりますが、天井狙いメインで立ち回る台ではないですね。

🔷 デビルゾーンの期待値（設定1） 🔷

まず初めに、多くの人が気になっているであろうフリーズ高確「デビルゾーン」の期待値は、基本机上計算できるところので無料で載せておきます。

✅デビルゾーン0G～
期待値…3528円
機械割…125.1%

【算出条件】
※デビルゾーン0G～デビルゾーンスルーでやめ
※オープニングチャージは一切回さない
※デビルゾーン中のフリーズ確率1/827
※デビルゾーン継続は平均120G
※フリーズ期待枚数2000枚
※フリーズ後の再度デビルゾーン突入率を70%と仮定
※フリーズAT後の有利区間引き継ぎ時続行による期待値上乗せは非考慮

設定1はデビルゾーン7回に1回フリーズ当選という情報が出ていますが、「四捨五入で合えば多少数字盛ってもOK」という業界ルールに則して、少し控えめの数字にしています。

なお設定2以上はフリーズ確率が冷遇されている可能性が非常に高く、上記の期待値より下がるのでご注意ください。

詳しくは以下のブログ記事で検証しています。

⇒鉄拳デビルのDZ中フリーズ確率に設定差はあるのか？大量実戦値で徹底検証

🔷 モード・有利区間引き継ぎ 🔷

本機は通常時と有利区間引き継ぎ後で計5つのモードが存在します。

✅有利区間移行時のモード別天井
モードA…756G
モードB…556G
モードC…356G

✅有利引き継ぎ時のモード別天井
引き継ぎ…482G
DZ準備…200G

有利区間移行時に関しては、各モードの天井以外のゾーンはCZ無抽選。
フリーズ以外では一切当たりません。

※前回AT2000枚以上獲得後のサンプルのみ集計
※CZ当選分布を見るためフリーズは除外

有利区間がリセットされるタイミングは
・設定変更時
・DZ準備で10Gの疑似ボーナス消化後
・AT終了後（残り有利区間によっては引き継ぐ場合あり）
の3パターン。

CZ「ジャッジメントバトル」後は必ず有利区間を引き継ぐのが特徴で、元々いたモードによって、次回の初当たり確率やAT期待度・AT期待枚数が大きく変わります。

この有利区間引き継ぎ時の流れをしっかり理解するのが、この台を攻略する上で非常に重要です。

立ち回りにモロ影響しますし、誤った理解をしていると最悪8千円近くの期待値を取りこぼす可能性すらあります。

当note内ではモード移行・有利区間引き継ぎ時の挙動を正しく理解してもらうために、「引き継ぎシナリオ」という概念を使って解説しています。

「引き継ぎシナリオ」は僕が勝手に作った概念・用語なので、公式の解析ではありませんし、実際の内部仕様とは異なる可能性も十分ありますが、重要なのは状況ごとの挙動を正確に把握し、立ち回りに活かすことです。

そのためには引き継ぎシナリオという概念を設定した方が情報が整理しやすく、結果的に読者さんにとってもプラスになると考えました。

実戦値との整合性が合うようにしっかりデータの精査は行っていますし、最後まで読んでもらえれば「なるほど！」と納得してもらえるはずので、安心して付いてきてください！

では、いきます。

引き継ぎシナリオはA・B・Cの3種類存在し、引き継ぎ前の滞在モードに対応しています。

・モードAでCZ敗北→引き継ぎシナリオAへ
・モードBでCZ敗北→引き継ぎシナリオBへ
・モードCでCZ敗北→引き継ぎシナリオCへ

※AT後の引き継ぎは違う動きになるので対象外

最もアツいのが、僕がTwitterでもいち早く情報出したこちら。

鉄拳デビルで一番アツいパターンは、モードB天井556GでCZ敗北後。

✅次回200G以内の初当たり濃厚
✅AT突入率約35%、AT平均獲得約1500枚
✅0G～の推定期待値は約8500円（AT後のデビルゾーンフォロー含む）

他にも色々狙い目や罠がありますが、少なくともこのパターンだけは"絶対に"やめないように！
— だくお@元鉄拳王 (@dakuo_slot) June 10, 2021

これがモードBのCZ敗北後に移行する「引き継ぎシナリオB」の恩恵ですね。（細かい数値は、ツイート時はサンプルが少なかったので多少異なります）

引き継ぎシナリオBは鉄拳デビルを打つ上で絶対にやめてはいけないポイントですが、実はモードBでCZ敗北後以外にも、引き継ぎシナリオBへ移行する条件が存在します。

それらも含め、鉄拳デビルのモード移行・有利区間引き継ぎの仕様を丸はだかにしていきます。

引き継ぎシナリオA

✅移行契機
・モードA（天井756G）のCZ敗北後
・引き継ぎモード中、累計有利区間約750GのCZ敗北後

✅シナリオ選択率（実戦値）
シナリオA①…約25.9%
シナリオA②…約49.0%
シナリオA③…約25.1%

すべての有利区間引き継ぎシナリオの終着地点で、実戦値上DZ準備へ移行する際は必ず当シナリオを経由します。

AT突入率は20%前後とそこまで高いわけではなく、また残り有利区間が少ないのでAT期待枚数は少なめ。

無条件で追うには若干厳しめの性能ですが、CZのバトル3戦負けから当シナリオに移行した場合は追う価値がある（※）ので、やめどきで差が付く区間でもあります。

※詳しい根拠は🔷CZ敗北後の拳球獲得優遇の考察🔷の項目で解説

引き継ぎシナリオB

✅移行契機
・モードB（天井556G）のCZ敗北後
・引き継ぎモード中、累計有利区間約550GのCZ敗北後

✅シナリオ選択率（実戦値）
シナリオB①…100%

※AT後の有利区間引き継ぎ時に累計有利区間200G前後の場合、550GでCZ敗北→次回200Gを超える可能性あり。履歴だけ見るとモードB天井CZ敗北後と勘違いしやすいが、これは累計750G（200+550）のCZ敗北から引き継ぎシナリオAに移行しているパターンなので要注意。

鉄拳デビルの中で最も期待値が詰まっている激熱シナリオ。

基本的に200G以内に当たる上に初当たり期待枚数も約450枚と非常に優秀。絶対にやめてはいけない区間です。

引き継ぎシナリオC

✅移行契機
・モードC（天井356G）のCZ敗北後
・有利区間引き継ぎ時に、累計有利区間約350GのCZ敗北後（デビルゾーン中のフリーズATがかなり少ない枚数で終わったときのみ発生する可能性あり）

✅シナリオ選択率（実戦値）
シナリオC①…約4.3%
シナリオC②…約95.7%

引き継ぎシナリオBの次にアツいシナリオです。

約95%は380G前後までハマりますが、その際のAT期待度・AT期待枚数はシナリオBと同等。

また約5%で180G前後で当たった場合、ATにはほとんど期待できませんがCZ敗北後にシナリオBへ移行するので、どちらにせよ期待値は大幅プラスです。

モード・有利区間引き継ぎ仕様まとめ

累計有利区間でガチガチに管理された台です。通常モードでも引き継ぎモードでも、とにかく累計有利区間で全てが決まる仕様。

一見複雑なように見えますが、構造化すれば非常にシンプルですね。

結局は累計350G/550G/750G/1050G/1250G前後でCZが当たるように調整されています。

✅累計350G前後でCZ当選するパターン
・モードCのストレート天井ハマり

✅累計550G前後でCZ当選するパターン
・モードBのストレート天井ハマり
・モードC天井でCZ敗北→180GでCZ

✅累計750G前後でCZ当選するパターン
・モードAのストレート天井ハマり
・モードB天井でCZ敗北→180GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→380GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→180GでCZ

✅累計1050G前後でCZ当選するパターン
・モードA天井でCZ敗北→280GでCZ
・モードB天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→280GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→380GでCZ敗北→280GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→180GでCZ敗北→280GでCZ

✅累計1250G前後でCZ当選するパターン
・モードA天井でCZ敗北→480GでCZ
・モードB天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→480GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→380GでCZ敗北→480GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→180GでCZ敗北→480GでCZ

CZのAT期待度およびAT突入時の期待枚数は、どこの累計有利区間で当たったかで大体決まります。

途中どのルートを通ろうとも、引き継ぎシナリオAのケツにあるDZ準備からデビルゾーンに入れるのが終着地点であるのは同じです。

イメージ図

累計有利区間350G/550GでのCZはAT突入率が5%程度と極端に低く、基本的には空気。デビルゾーンを抜けてしまえば有利区間750G以内でATに入ることはほとんどない……実質的な（ほぼ）無抽選区間みたいなもんですね。

そして長い長い（ほぼ）無抽選区間の先に待っているご褒美が、累計有利区間750GのCZです。

✅累計750G前後でCZ当選するパターン
・モードAのストレート天井ハマり
・モードB天井でCZ敗北→180GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→380GでCZ
・モードC天井でCZ敗北→180GでCZ敗北→180GでCZ

どのルートを辿ろうとも、累計750G前後で当選するCZは成功率20%+α・AT突入時の期待枚数が約1500枚以上と非常に強力です。

途中CZ敗北を挟むほどCZ成功率は高くなるので、350G/550GのCZは、750GのCZ成功率を上げる＋ワンチャンATに期待できるのが役割ですね。

よってデビルゾーン抜け後の通常時から打ち出した場合は、

⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
累計有利区間750GのCZより手前ではやめない
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️

これが基本です。（一部例外パターンはあり）

モードC天井でCZ敗北→180GでCZ敗北やめとか絶対ダメです。モードB天井敗北のように頻繁に遭遇するパターンはありませんが、2回のCZ敗北を挟んでいるおかげで累計750GでのCZ成功率が実戦値では約36%まで上昇しています。

750GのCZ敗北後は期待値がガクッと落ちてしまうので無条件でフォローは厳しめ。CZが何戦負けかによって続行orやめを判断することになります。

※詳細は🔷CZ敗北後の拳球獲得優遇の考察🔷の項目で解説

AT後の有利区間引き継ぎ時の挙動・恩恵

AT終了後は有利区間リセットされて直でデビルゾーンへ移行することが多いですが、有利区間を引き継ぐ場合もあります。

AT後有利区間引き継ぎが最も発生しやすいのはデビルゾーン中のフリーズ後ですが、その際はAT中も含めた累計有利区間＝ハマりゲーム数として、通常モードに戻るような動きになります。

言葉で説明するより実例を見た方が早いと思うので、実戦値で確認できた履歴を紹介します。

✅AT後の有利区間引き継ぎパターン①
89（デビルゾーン準備）
-----有利区間リセット-----
105（ロングフリーズ807枚）
334（累計750GでCZ敗北）
286（累計1050GでCZ敗北）
122（デビルゾーン準備）

✅AT後の有利区間引き継ぎパターン②
142（デビルゾーン準備）
-----有利区間リセット-----
47（ロングフリーズ809枚）
205（累計550GでCZ敗北）
180（累計750GでCZ勝利→AT383枚）
202（デビルゾーン準備）

✅AT後の有利区間引き継ぎパターン③
202（デビルゾーン準備）
-----有利区間リセット-----
80（ロングフリーズ421枚）
115（累計350GでCZ敗北）
373（累計750GでCZ敗北）
278（累計1050GでCZ敗北）
71（デビルゾーン準備）