犬夜叉|有利区間ゲーム数・差枚数を考慮した天井期待値・狙い目を1億G以上の大量実戦値で徹底考察
期待値見える化のだくお(@dakuo_slot)です。
LINEやTwitterで以前から予告していましたが、自分が納得いくまで突き詰めるのに何度も作り直すことになり、公開が遅くなってしまいました。
その代わり、内容には自信があります!
スロット6,5号機犬夜叉の有利区間天井狙いについて、1億G以上の大量実戦値をもとに徹底考察しました。
✅有利区間ハマり
✅ボーナス間ハマり
✅スルー回数
✅同一有利区間内の差枚数
これら実戦値から読み取れる数字はすべて考慮して計算しています。
今回のnoteで最も伝えたいのが、同一有利区間内の差枚数(長ったらしいので、以降は"有利区間差枚"と記載します)の重要性です。
以下図のように、6.5号機から有利区間完走の条件が「差枚」で+2400枚に変更され、同一有利区間内での一撃2400枚を超える出玉が可能となりました。
このように一定の吸い込みがある台ほど一撃の出玉性能が強力になることは知っている人が大半だと思います。
しかしながら、実際に有利区間差枚を考慮して狙い目を決めている人は現状かなり少ないのではないでしょうか。
僕が知る限りでは、差枚を考慮して期待値計算したり、Twitterなどで立ち回り要素として話題に挙がっているところは見たことがないですし、軽視され過ぎだと個人的には感じています。
有利区間差枚がどれだけ狙い目に影響するのかは機種によりますが、少なくとも犬夜叉のように完走頻度の高い機種、継続するほどAT性能が上がる機種ではかなり重要な要素です。
実戦値を細かく分析していく中で、「これは絶対に期待値計算でも考慮するべきだ」と確信できるレベルの影響が確認できたので、路線変更して徹底的に数値化してみました。
ネットで犬夜叉の情報収集をしっかりしている方でも、おそらく有利区間天井の狙い目はかなり変わるかと……。
期待値表はパターンが多すぎてnoteにぺたぺた画像貼り付けると見辛くなってしまうので、note購入者限定のツールで2500パターン以上の期待値表を簡単に検索できるようにしました。
また無料部分では、
✅状況によってAT性能は変わるのか?
✅スルーが重要ではない理由
✅0スルー・ボーナス間0G・差枚±0開始の有利区間天井期待値
などを解説しています。
考え方は犬夜叉以外の6.5号機にも流用できますし、今後はスマスロが導入されると有利区間差枚の重要度はさらに高まっていくことが予想されるので、ぜひ無料部分だけでも読んでみてください!
状況によってAT性能は変わるのか?
まずは有利区間差枚の影響を見るために、犬夜叉のAT性能が状況によってどのように変化するのかを検証していきます。
個人ベースだと荒れすぎて色んな憶測が生まれやすいところですが、実際データではどうなっているのか?
❶ 引き戻しAT(当選時の有利区間差枚±0)
❷ 通常時ATかつ当選時の有利区間差枚がマイナス
それぞれAT獲得枚数分布を集計したのがこちらです。
AT当選時の差枚数・有利区間消化ゲーム数・スルー回数など、あらゆる条件を変えて集計してもこの特徴は変わらなかったので、奈落決戦など一部のプレミアを除けばどこで当たってもAT性能自体は同じだと考えられます。
また設定6濃厚サンプルや設定状況の異なるホール別でも同様の傾向があり、実戦値では設定による違いも確認できていません。
もし犬夜叉にATレベルのような仕様が存在したとしても、北斗シリーズのようにAT当選時に一律抽選されるもので、立ち回りには影響しなさそうです。
しかしAT性能自体は同じでも、AT期待枚数は異なります。
2400枚突破時の獲得枚数上限の差(≒有利区間差枚の差)によって、以下のように2400枚突破時の平均獲得枚数が変わるからです。
❶ 引き戻しAT……2425枚
❷通常ATかつ当選時の有利区間差枚マイナス……3215枚
2400枚突破率は約5%なので、(3215枚-2425枚)×5%=39.5枚。AT1回あたり約790円の差になりました。有利区間差枚の影響を受ける可能性は5%しかなくても、結構差が出ますね。
そしてこれはあくまで平均値なので、有利区間差枚が凹むほど影響は大きくなります。
✅通常ATのAT期待枚数は有利区間差枚状況によって大幅に上下する
✅逆に有利区間差枚以外によってAT期待枚数が変わることはない
この2つは犬夜叉の正しい狙い目を理解する上で非常に重要なポイントなので、ぜひ押さえておいてください。
スルーが重要ではない理由
今回、有利区間天井期待値は
✅有利区間ハマり
✅ボーナス間ハマり
✅スルー回数
✅同一有利区間内の差枚数
以上4要素の掛け合わせで計算していますが、この中で最も重要度が"低い"のはスルー回数です。(ただし設定変更後の初回ATまでは除く)
正直、5スルー以降などレアケースを除けばほぼ無視できるレベル。
詳しく理由を解説します。
まずは以下のスルー回数別の各性能をまとめた表をご覧ください。
シンプルに実戦値のまま集計するとスルーするほど機械割はどんどん甘くなりますが、この表だけ見てスルーするほど甘い!と解釈するのは間違いです。
スルー回数を重ねることによる恩恵は、以下4つに分解できます。
スルーが直接的な要因になっているのは❸スルー回数天井到達だけで、それ以外はスルーするほど有利区間天井に近かったり、差枚吸い込んでたり、ポイント貯まっている可能性が高まるから、間接的に甘くなっているだけなんですよね。
それぞれの要素がどれぐらい期待値・機械割に影響しているのかを、もう少し掘り下げてみます。
各スルー0G時点の累計有利区間が1500G以下という条件を加えることで、❶有利区間天井による恩恵を受けないサンプルに絞りました。
その結果がこちら。
有利区間天井自体の影響を完全に除外し、さらに有利区間差枚の影響もある程度緩和されることで、スルーごとの性能差は大幅に縮小しました。
それでもまだスルーするほど、AT突入率・AT期待枚数ともに優遇されている状態です。
そこでさらに、各スルー0G時点の平均有利区間差枚を集計。
有利区間差枚が±0の場合を想定しAT獲得枚数を調整することで、❷有利区間差枚マイナスによる恩恵も除外してみます。(計算結果に関わるので詳しい数値は伏せますが、平均有利区間差枚が±0からどれぐらい乖離しているかをもとに調整しています)
その結果がこちら。
多少ブレはありますが、いずれのスルーでもAT期待枚数は600枚前後に落ち着き、スルー毎の性能差もさらに縮まりました。(0スルーが若干強いのはMY1000枚突破による有利区間リセットの影響だと思われます)
各条件別の機械割比較表がこちら。
❸スルー回数天井到達による影響で、0スルー・3スルーのAT突入率が若干高い。
❹殺生丸ポイントの影響で、スルーするほどAT直撃出現率が上がる(集計の都合上、ボーナス後AT突入率にも多少影響しています)。
この2つの影響は残っていますが、有利区間天井や有利区間差枚の影響に比べたらそれほど大きなものではありません。
また殺生丸ポイントが貯まっている台がやめられる可能性は低いですし、スルー回数天井示唆もあるので、実戦で受けられる恩恵は実戦値よりもさらに少なくなります。
AT確定の7スルーはさすがに甘いですが、サンプル数を見て分かる通りスルー天井までハマること自体稀です。
重要なのは「有利区間ハマり」と「有利区間差枚」。
この2つさえ考慮しておけば、それ以外でスルー回数の影響は設定変更後の初回ATまでを除けばそれほど大きくありません。
犬夜叉に関しては、実戦値ベースのスルー別期待値で立ち回るのはリスクが高いです。
同じ0スルーでも有利区間差枚によって期待値は全然違うし、有利区間ハマりと有利区間差枚が同じなら0スルーでも4スルーでも期待値はあまり変わらないからです。
すべての機種に共通することですが、できるだけ期待値に直結する要素をもとに立ち回るのが重要ですね。
【無料版】有利区間天井期待値
0スルー・ボーナス間0G・有利区間差枚±0という条件だと、有利区間1750G付近から機械割105%を超える計算になりました。
1750Gで有利区間差枚±0ってなかなかのレアケースですし、実際はもう少し高くなることが多いと思ってもらって大丈夫です。
無料部分は以上です。
note購入者限定のツールでは、
✅有利区間ハマり(50Gごと)
✅ボーナス間ハマり(50Gごと)
✅スルー回数(0~7スルー)
✅同一有利区間内の差枚数(+500~-3000枚まで100枚ごと)
これらすべてを考慮した2500パターン以上の期待値表を簡単に検索できるようにしました。
「差枚数が凹んでいるときに何ゲームから狙えるのか?」
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