至玄舎(しげんしゃ)開講にあたり
はじめに言葉ありき
ほんとうはこんな思いだったのに…。
そんなつもりで言ったんじゃないのに…。
言葉で言い表すことができず、言い尽くすことができす、歯がゆかったり悔しかったり、辛かったりしたことは、誰しもあるのではないでしょうか。
感じたことや思ったこと、考えたことを言葉ですべてを現わすことなどできないしょう。いえ、ほんとうは、感じたことや思ったこと、考えたことのごく一部しか言葉にできないのではないでしょうか。
しかし、それでも自分以外に感じや思い、考えを伝えるには、言葉を使うことが、最も多く、最も一般的なのでしょう。
旧1世紀~2世紀にかけて作られた新約聖書に「はじめに言葉ありき」書かれてから、世界中にこの文句が広まっているのは、自分以外に伝えるためには、言葉が最も使いやすくわかりやすいということもあるでしょう。
言葉をより良く使えるようにするためのトレーニングの場として【至玄舎】を開講します。
感じたことや思ったこと、考えたことを話したり文章にしたりすることで「表現力」が磨かれます。
感じたことや思ったこと、考えたことを話したり文章にしようと言葉を考え抜きますので「思考力」が磨かれます。
伝えるために「表現力」を磨き、感覚を言葉にしようと「思考力」を磨くと、伝える相手はどう感じ、どう思い、どう考えるだろうかと、自分のことだけでなく、他者について考えるようになります。それは「優しさ」「思いやり」といったものではないでしょうか。
つまり「表現力」と「思考力」を磨くことにより、自分自身の能力が高まるとともに、他者への「優しさ」「思いやり」が磨かれるということです。いわば良質なコミュニケーション能力が養われるということです。
これこそ社会で通用する力、つまり本物の学力だと、主宰者は考えております。
単なる教科の勉強で、今までの知識の量を計るテストに対応する能力だけでなく、これからの将来を創る真の力を身につけるため、【至玄舎】へおいでくださいませ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?