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実生パキプスの成長

塊根植物の行き着く先にオペルクリカリヤパキプスという灌木系の塊根植物がある。特に現地球といって海外の(マダガスカル)山岳部に自生している株を持って帰り、日本へ輸入する際に検疫の関係から根を切られて輸入される。
したがって日本に到着してから一から根を生やす発根管理が必要で、この種の特性から発根率が悪くて業者でも10株中2、3株しか発根出来ないケースもあるらしい。
しかしこの株の魅力であるデップリとボコボコに肥大化した塊根部分から細い枝がイナズマの様に針めぐされ、その枝から繊細な小さな葉が無数に生えてくれる容姿は誰しもが憧れる存在感で人気の理由だと思う。
そして価格もスペシャルで未発根株でも5万円以上〜発根済みの大株に至ってが30万円以上する個体もあり、庶民にはなかなか手に入る価格帯では無いのが実情である。
そして私がこの現地球を購入するのを夢見て1年程前に実生(種から日本で育てた個体)を購入して、いろいろ調べた結果
根の成長が早くなり結果として幹の成長を促してくれるロングポット鉢
が良いとの事で育成していた。


そして本日は更に育成環境を良くしようと、スリッド鉢という空気を良く通す鉢へ植え替えた。

この鉢は鉢のデザインに凹凸がありパキプスの根が成長して底に到達しても鉢底でクルクル回らない様な仕様になって、鉢全体に根が行き渡る素晴らしい構造で、これから春以降の成長期には枝のコブがどれだけ太く成長して現地球のパキプスへ近づくのかが楽しみです。
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
皆さんも素敵な塊根植物ライフを過ごしましょう♪

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