なぜスレッズが流行らなかったのか。



まずコンテンツというのはどういう時を経て隆盛していくのかを考える。

ほとんどの人はこう考える。

最初は面白い人がたくさんいて、だんだんつまらない人が入ってくるからコンテンツが終わると考えているはずだ。

表面上はそう見える

だが私は面白い人面白くない人の2種類の人間がいるのではなく、4種類の人間がいるというふうに考えている。


それでは分類の説明をしよう

4種類の人間 ピラミッド順に上から


面白い、見る目ある

面白くない、見る目ある

面白い、見る目ない

面白くない、見る目ない


この4種類だ。



なぜこの4種類なのか


まず読者に覚えていただきたいのは、前提として

面白い人間というのはまず絶対数がすくないということ。
これはしっかりと頭に入れておいてほしい。

これを背景知識として話を始めよう。


まずそのいずれ流行るかもしれない「コンテンツ」がある。
そこに見る目がある2種類の人間が集まる。

ここで疑問が残ることだろう。なぜ最初に面白くない人間がいるのかということに。
だがさっき言った、面白い人間は少ないということを思い出してほしい。そう面白いかつ見る目があるひとの数というのはかなり少ない。稀有な存在だということ。

でもこう思ったかもしれない。面白くない人間がいたらコンテンツが盛り上がらないじゃないか!

よく考えてほしい。彼らは見る目がある。ということは自分があまり面白くない人間だということを自覚している。
だから面白くて見る目がある人を持ち上げる。だから表面上は面白い人が多いように見える。面白い人だけではコンテンツというのは盛り上がらない。誰かが盛り上げ役をやらなければならないからだ。そうやってコンテンツは盛り上がっていく。

そうして次第に盛り上がるとだんだん見る目がない、面白い人、面白くない人が集まる。
そうするとその人たちの数の方が多くなり、次第にコンテンツは終わりを迎える。

ここでまた疑問が出たことだろう。

見る目がない、面白い人なんている?ということ。
もちろん、結構多いはずだ。みんなも周りの人間を観察してほしい。「こいつ面白いのに、こんなつまらん動画みてるのか、、、」とかね。


つまりスレッズはこの4種類の人間を一気に流入してしまった。だからうまくいかなかったということだ。
だから最初のsnsは地味に始めなければならない。

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