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【二級建築士製図】下屋

今回は下屋の話
プランは基本の型を守り
それにはめていくのが鉄則だが
今後の試験では、立面の方向指定など
どちらから建物を見せるのかといった
方向もこだわる必要が出てくる

屋根を切妻オンリーとか
下屋は片流れ固定とかでも
横から見たときの屋根厚さを
表現できるのであれば
全然問題ないのだが、
たまに見る例としては
建物が凸凹しているやつ
これは注意が必要で
基本は下屋部分も残った2階が乗る部分も
長方形が望ましい

長方形で切る

例えば下のように凸凹してた場合
屋根ちゃんとかけられますか?

凸凹の下屋

仮に片流れでかけた場合

片流れ

丸の位置は母屋上げとかわかりますか?
伏図にちゃんと反映できますか?

じゃあ寄棟だと

寄棟

こんな風になるのですが、ちゃんと書けますか?
同じように伏図書けますか?

技術的には書けた方がいいでしょうが
試験中にわざわざ自分から難しくする
必要はないですよね?

なので、下屋も残された2階も
長方形になるようにした方がいいです

もう一つ下屋の話

下屋がある部分の2階窓
ちゃんと高さイメージできますか?

2階窓

赤い所が窓として
自分の標準としてる窓とサイズ狂いませんか?
イメージ図は3寸位ですが
4寸だと窓厳しくなりますよ

また試験では問われませんが
緑の線の窓と下屋の間は20センチ位
開かないと現実的ではありません
ピタピタでは施行できないです

採点する講師は当然この事を知っているので
変な図面と思われないように配慮したいです

後は下屋と2階屋根が、切妻と寄棟の混合とかも
悪目立ちになりそうなのでできたら避けたい

まあ、私見ですので信じても信じなくても

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