施設生活日誌>当事者交流の限界と一抹の望み

この施設は快適だ。

目の前の公立図書館。充分な訓練を受けた、頼り甲斐のあるスタッフ。そして彼女らの作る栄養価の高い食事。

私は49歳。人生半ばにして、己の中での最高の幸福に上り詰めている。

=今後の課題=

⇒当事者メンバーとの豊かな人間関係の形成。

・私の弱み
⇒同じ当事者仲間を蔑ろにする点だ。人は人に対して「優越」を感じても自分を「卑下」しても宜しくない。そのことは当事者仲間との交流の中で、一番難しい点だ。

・その他…障害者交流における、吉田の難点
⇒善意が踏み躙られることが多い。
⇒そもそも対人スキルが無いことがある。
⇒インフルエンス・心的攻撃のリスクが付きまとうことがある。

>しかし、だからこその使命感・やりがいが有るかも…今私は立ち止まって、ゆるりゆるりと考えなくてはいけない。

=出来事・概要=

施設、ひと回り私より年上の当事者メンバーAさん。

彼はお姉さん子、いつも遠回し遠回しにものを言う。

今彼と私は険悪だ。私に一悶着あると云う。

・彼の思い
⇒私に声が大きいことを指摘されたことが、面白く無い。

・そして私の不満
⇒彼の声のトーンが大きい。
⇒人の話を聞かない。いやそもそもその機能?が欠如している。

当事者福祉の慈愛の心にも、私はかなり疲れてきている。今彼を前にすると、良性・悪性…様々な思いが錯綜する。

私のピンチだ。

兎に角歩み寄ろうと思った。もう一度優しく語りかけよう。

それに対して甘えたり調子に乗ったりされるのが、本当は一番ツラいのだが。

=追記…まとめ=

病みの人・貧困者そして一般社会人。日本の社会にも、その間に大きな垣根がある様だ。

そしてそこでの事情をFB・noteによってより一層詳しく伝えることが出来る立場に私がいるのなら。

そんな事がまた言語化される。機会は掴もうと思う。

私はちっぽけな施設に吹く強烈な風に堪えながら、本とネットのサバイバル情報によって、今日も早足で日常を送っていく。

                    了

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