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後輩のお式Ⅲ(後)

コロナに入ってからというより、2021年、2022年、2023年だから
マネージャーが亡くなって三年連続の、昨夜は満月の中秋の名月でした。

似た月を、12年前の秋にバンコクで、彼女と観ました。

秋に始まって四年に渡った、バンコクでの戦乱時間が終わり
ほっとしてアトリエでの仕事を終えて珍しくマリさんと出かけた
バンコクで一番天空に近いビルの屋上の、2011年の春の夜の写真。

ちょっと目みたいな満月

2021年以前で、中秋の名月が満月だったのは、
2011年、2012年、2013年の秋です。
あの時も三年連続で満月の中秋の名月だったんです。

もうすぐコロナもやはり戦争も終わるのだと思えてきました。

このニ年後、2013年の秋に後輩がふんだんに

マリさんと好きに、ドレスをつくらせてくれたんです。

秋に結婚を決めた後輩が、春にも結婚したかったと言ったので
このお色直しのペールピンクのワンピースは春のドレスにしました。

ビーズやパールなど素材と、シルクでつくった花びらやペップ花芯で
春の花刺繍をしました。トレーンには春霞のソフトチュールを被せました。

いつものレース刺繍トレーンにこのチュールを足してと最後にお願いして
マリさんが乗せてくれて このトレーンを抱えて飛行機に滑り込みました。

私にはたくさんの、彼女とつくった.. 技術が残りました。

>一方、何も知らない王子がラプンツェルを訪ねに来ると、魔法使いは切り取ったラプンツェルの髪を下ろして塔に入れ、恐ろしい顔をして「あの子はもういないよ」と王子に言いました。王子は絶望のあまり塔から身を投げ、命は助かりましたが、茨が両目に突き刺さって失明をしてしまいます。

>7年後、盲目のまま木の実やベリーを食べて森をさまよっていた王子は、ラプンツェルが追放された荒野へたどり着き、
男女の双子の母となっていたラプンツェルとめぐり逢いました。

>嬉し泣きするラプンツェルの涙が王子の両目に落ちて、王子は視力を回復したのです。
王子はラプンツェルと子供たちを伴って国に帰り、皆で幸せに暮らしました。

今度、満月が中秋の名月となるのは

7年後、2030年だそうです。

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