あたりまえのことができること
今日はなぜだか、調子を崩す患者さんが多くて。1日中バタバタしました。
長く入院されていた患者さんが旅立たれ。。。
なんだか家族を亡くしたような。そんな気持ちになりました。
ご飯を食べたり、歩いたり。
誰でもできることが病気になるとできなくなることがあります。
入院患者さんの多くは、何かしらいままでできていたことが、できなくなっています。
ごはんを食べる。ただそれだけを毎日、一生懸命にやっている患者さん。
あたりまえにやっていたことができなくなって、イライラしたり。落ち込んだり。気持ちにも影響を与えることが多いです。
毎日毎日。いまそのときを大切にしています。
信じられないかもしれませんが、あたりまえに足先まで血が流れなくなって、生きているのに爪先から腐っていったり。。。。。。
いろんなことが起きても、人は生きることをやめず、ただ生きることに集中して必死になります。
いまを生きているから、明日につながる。
あたりまえのことがあたりまえではないってことが、患者さんと一緒に過ごしていると、本当に実感で感じられます。
これだけのことかもしれないけど、それを知ることができただけでも。看護師になって良かったな、って思う日々です。
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