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女の子の工学系への進路

3人の娘がいます。3人とも高専に入学し、末っ子はまだ在学中。長女、次女は無事卒業しエンジニアとして働いています。

https://twitter.com/akikom/status/1276002304727019520?s=21


だからですね、ふっと目に止まったこのツイート。へえ、と思いました。


うちの娘達は中学生の時の選択科目も家庭科ではなくて、技術科を選択してました。


長女の時はまだ、娘の中学校では女子は家庭科を選択、という風潮は確かにありました。

だからそれまでは女子が技術科の授業を受けたことはなかったらしいです。そういう時代も確かにあったんですね。


「女子が絶対家庭科じゃないとダメってこともないでしょ?」と。長女は先生と掛け合って。

娘達の通う中学校では、長女の代から女子も技術科を選択する子が増えていくこととなりました。でも特にその変更が大変だったという記憶もないんです🙄

たまたま、そういう風潮が続いてただけ、って先生も説明してくださったと記憶してます。

次女、三女もお姉ちゃんに続き技術科選択。だから我が家では棚やテーブルくらいならテキパキ娘たちが作ってくれます。

高専に入学してからはネジとかも作って帰ってくるし、溶接なんかも頼めるようになりました。

この耳に付いてるのはネジです。ネジがピアスになるって。。。。。。自由過ぎるだろう。。。。と驚いたことはいっぱいあります。

長女は小さな頃から着物が好きで。高専の頃は文学愛好会の会長でした。数学が特に好き、というわけでもなくて。ただ、自由に生きていくために、という目的だけで高専へ進学を決めました。

「高専病に気をつけろ」
という高専入学式での校長先生の講話がありました。

男子8割、女子2割の高専では女の子の取りっこになりがちだし、女子はモテて天狗ちゃんになりがちだから気をつけてね、っていう。そんなお話しを入学式で?と。長女とゲラゲラ笑いました。


まあ。入学してからは校長先生のご心配通り。女子は無駄にもてはやされていました。

なんと!毎日学食でご飯を食べる娘のために「お肌に悪いよ」ってお弁当を毎日作ってきてくれる男子学生がいたり。彼氏でもないのに。。。とにかく高専5年間、娘たちはご飯を食べることだけは困らなかったようです(笑)
末っ子はまだ在学中ですが、学校は楽しいようです。


長女、次女は卒後スムーズにエンジニアとして就職も果たしました。噂に聞いていた通り、高専からは学校推薦で就職もスムーズでした。働きながら次女は大学院へも入学しましたが、彼氏もいて、自由に生きているようです。


これも。ツイートされていたような先輩の、努力の賜物なのでしょうね。感謝しかないですね。

娘達の話しの中で、工学系だからといって女性だから苦労をしたという話しは聞いたことがありません。なにか問題があっても会社に相談して解決できているようですし。いい時代になったのだと思います。

うちの子達に出世欲がないこともあるのかな。本人達が希望していたとおりに自由な人生を送っているようです。

不安がらずに、興味がある女子も工学系へ。オタクも多いけれど。普通の子も多いですよ(笑)

思い込みを排除すると人生は自由度がどんどん高まっていきます。

良い時代へ明るい方向へ、進んでいると私は感じているのですけれどね。

私も娘に負けず、自由にこれから先の老後も生きていけるように、のんびりとがんばります😆



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