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11月の新曲発表。「鉄の華」という曲を作りました。

毎月月初に新曲を配信ライブでスタジオから発表します。(今回に限り、本日ボイトレで配信できないため、SNS先行です)

10月はレコーディングの準備・録りや、11月11日・12日に出展するデザインフェスタ58の準備をはじめ、11月25日のイベントの用意なども沢山重なり、かつ「メロディはできたけどなんか違う」という没をかなり出し、「4月から毎月新曲作ってきたけど、今月は無理かな」と思っていたところだったのですが…。


10月24日、31年前に自分に衝撃を与え、そこからずっと敬愛しているBUCK-TICKの櫻井敦司氏の訃報を聞いた。
人が居なくなる事への耐性は多少は付いていたけれど、自分でも驚くほど落ち込んでいました。


「初めての世界」を見た気がしたJUPITERのPV
「こんなバンドをやりたい!」「こんなギターを弾きたい!」となった初めてのバンド。

高校入学時に買った初めての自分のギターはBUCK-TICK星野さんモデル。
初めてバンドスコアを買ったのはBUCK-TICKの「die」
初めて人前で演奏した学園祭の曲は「JUPITER」「悪の華」
初めて行ったコンサートはBUCK-TICKの和歌山での「darker than darknessツアー」

そして、ソロになって「バンドじゃない今、どういう音楽をやろうか?」→「DTMを導入するならBUCK-TICKみたいな同期も使える」という発想や、視神経の問題もあるため、前述のJUPITERのライブ映像(Climax together )のような世界観でライブをしたいという想いもあり、特にここ3年は回帰していました。

でも、そんな存在に「何を貰っただろう?」と考えた結果、自分のとった行動は歌詞を書き曲を作る事にでした。

あまりにもご本人から遠い、1ファンでしかないけれど、その想いを込めた楽曲です。


「悪の華」というワードにドキドキした中学時代。
そして自分が生きていく中で大事にしている「鉄」の心。
(錆びる事もあるが基本的に形を維持し、その錆びも”美しさ”に変わることもある)

そんな所から、変わらない意思や想い、過ごした歴史、敬愛の想いをタイトルに付けました。


【11月新曲】鉄の華

解けない手を いつまでも信じた
変わらない朝の陽が差し込むように
夜更けの雨が鳴らす旋律を
幾つ数えたとして、空に戻らない

鉄の華を信じた「枯れないで」と
雨は今も止まずに 夜の帳おろす

時計が割れ 進む針をなくしてる
君だけもう 変わらず眠りつくんだ
悪いジョークは あまり好きじゃないからね
今日も僕は 待ち合わせをしている

嘘だと言ってほしかったけれど
どうやら世界の色 黒く染まった

どうか今夜だけは 時を止めて…
きっと受け入れるから 優しい夢見せて

もう叶わない 明日だと知りながらも
おとぎ話の奇跡を信じたくて
当たり前の毎日が幸せだった
繋いだ手の限りを知った 最期の日

声がまだ聞こえる気がした
どうかこの幻がずっと消えないで

Lyric&Muzik By ハクイダイスケ




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