【よもやま】ブランドをやってきた悩みと感謝

アパレルブランド【DEATHBEAR LIVE ON MUZIK】を始めて、次の春で5年。

アパレルショップスタッフをやったこともないし、自分の仕事もウェブのデザイナーやディレクターであって営業をしたことはずっとなかったんです。

手探りで、試行錯誤しながら何度も失敗をしながらトライアンドエラーをしてきました。
軌道に乗ったかなと思えたのは、ブランド立ち上げから1年半ぐらいが過ぎてからのこと。

そこからは本当にいつもモデルの皆さんや、ずっと応援していただいている名古屋のブラックマーケットさんに助けられて、なんとかやってこれています。

ずっともどかしいのが、決してブレイクスルーをすることがなかったこと。

「お客さんがあと倍ぐらい来てくれたら本業をやめて、これ一本にできるかもな」なんてことを考えたことは何度かあります。

でも売り上げが伸び悩み…製作費の回収はできているものの、手元に残るお金っていうのが全然なくて。

そして何度もリピートして買ってくれるお客さんも毎月毎月そんなにTシャツもいらないだろうということもあって、だんだんだんだんお客さんがいなくなる…。
じゃあ、新規のお客さんを求めなきゃ!というふうに思っていたんですが、なかなか新規の広がりが一定で頭打ちをしてしまったことから「もう潮時かな」なんて事は何度も思ってたことです。

「焦って無理して、いろんなことをせずに、ちょっと一旦立ち止まろう。」
そういうふうに思ったのは四年半が過ぎた今年の夏頃。

特にこの11月は
・絵本の製作
・デザインフェスタへの出展
・ソロ活動二周年の自主企画
・レコーディング

そういうことにお金がかかるので、そこでもう回収しきれなければアパレルはもうやめてしまおうか…というふうに思っていたんですけれども…。
結果としては「かろうじて踏ん張れる程度」の状況です。
(作っていた制作費が無くなったけれど、借金しなきゃいけないわけでもなく…)
※有難い事にRecやイベント、そのあたりは関わってくれる仲間の協力もあり…コストを抑えられた事もありました。

辞める決断ができず、頭の上にある「壁」を壊せず悩んでいて…
でも、やっぱりクリエイティブをして、モデルさんやカメラマンさんとセッションしながら一定の評価を頂けて、圧倒的に”楽しい”のは間違いが無くて。

それもひとえに応援してくれているお客さんのおかげです。ありがとうございます。

でもやっぱり状況は負け犬ではないものの、何も進んでいないような状況であるということは変わりがなく…。

本当に好きで買ってくれているというよりかは、応援で買ってくれているような人も、少なからずいてるんじゃないかなというふうに思っています。
そういう人の「応援」の気持ちを台無しにしないためにももっと一段階、二段階上にあがらないといけないかなというふうに思ってはいるんです。

なかなかうまいことが行っていない。だから、どうにか新しい道を見つけて、そういう人たちの気持ちに報いるような結果を5年目は出せたらいいなというふうに思っています。

弱音というよりかは決意表明。

そう思って筆を取りました。

5年目に向けて、また頑張ります。

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