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やり続けること

 失敗して辞めてしまえばただの失敗で終わる、成功するまでやれば成功になる。できないならできるまでやる。根気のいることです。成功体験が自分自身を成長させられる。

 NBA選手のステフィン カリー選手が日本に来てバスケットのイベントをやってたときに、女の子がカリー選手の前でフリースローを打つシーンがあって、その子が連続で外してしまって恥ずかしなったのか下がってしまった。すかさずカリー選手が通訳さん呼んで

 ”僕だってすべてのシュートが入るわけではない、大事なのは入るまで打ち続けることだ”

 そのあとシュートを打ったら入った。こんなシーンがありました。

出来までやる

 最近の親御さんなどを見ていると、なかなかそういったことを子どもに教える親御さんが少ないなと感じます。可愛そうとか惨めな思いをさせたくないなんて思ってしまうのでしょう。ちょっとうまく行かなかったり、失敗したりしてすぐ辞めさせてしまいます。日本人の気質にも関係あるのかと思いますが、失敗することをネガティブに捉えることが多いようです。なんでも最初はうまくいくことはありません、必ず失敗しながら進みます。時には恥ずかしい思いもするし、嫌な思いもします。これは当然です。ここで根気よくできるか??我慢できるか??最近の親御さんを見ているとここで頑張らせないで辞めさせてしまう傾向が多いのではないかと思います。子どもが嫌な思いして可愛そうとか思ってしまうのは確かにあります。しかし、毎回いい思いなんてできないですし、都合のいいことは毎回来ないです。嫌な思いなんていくらでもします。むしろここが成長させるチャンスだと思うのも大切だと思います。

うまいくできないこと、失敗=成長のチャンス。

 失敗してそのままでいれば失敗で終わります。しかしそこから出来るまで続ければ成功になります。子どものうちからこういったことを教育して行けばもっと良いのではないかと思います。この心を持ってないと将来何でもすぐ諦めてしまう大人になってしまいます。むしろ逆に可愛そうなことを教育している可能性があります。カリー選手だってシュートは何百万本、何千万本打って来てると思います。これだけ打っていてもシュートは毎回入るとは限らない。サッカーはとりわけミスの多い競技と言われます。トラップだって何万回やっていてもミス(失敗)します。

失敗の中には成功のヒントがある

 失敗してもやり続けることによって、失敗したことの中から成功に導くヒントが出てきます。これを感じ取れるかが最も大切です。失敗して何も感じない、考えないでそのままでいたら成功なんてありえない。なにか感じることが必要です。成功したときもなんで成功したのかが感じ取れないと偶然になってしまいます。野村克也さんが言っていた言葉があって「人間の最大の悪は鈍感である」とおっしゃっていました。鈍感であればなにか感じ取れることが出来ません。感というものは経験則からくるものが多いと思います。シックスセンスという六感的なものは状況や知識や経験則からくる。偶発的に思えても感が働くときは偶然では無くシックスセンスが働いたことでしょう。鈍感なのはこのシックスセンスが働かないことが原因だと私は思います。サッカーでもよくあることなのですが、このパスミスが失点するなピンチになるなと感じます。サッカーを何年もやっているので状況、知識、経験則から判断出来ます。鈍感だと恐らくこういったことは感じないでしょう。失敗の中から成功に導くには感じることが最も大切です。

根気よくやること

 古臭い言い方にはなりますが、やはり根気よくやることが一番。根性論とか言われてしまいますが、何回も何回も根気よく諦めないでやり続ける。しかし簡単なことではありません。失敗ばかりしてるとメンタル面が先に折れてしまいます。失敗をネガティブに捉えてしまい、成功へのイメージが持てなくなってしまいがちです。これは誰にでも起こることでしょう。鍵を握るのは恐らくここの部分。考え方や気持ちを切り替えることができるか鍵になります。引きずっていると改善するのは難しいですし、自分自身が良い方向に向けるかが大事です。

一番大切なのは正しい努力

 間違ったことを一所懸命やっていても成果はありません。よく、頑張ってやってるのに、一所懸命やってるのになかなか成果が出ない。なんてことありますよね??やり方が間違っていませんか??ここに気付けるかが明暗を分けて行くと言っても過言ではありません。

大切のは正しい努力をすることです。

どうすれば正しい努力ができるか?

 自己理解が一番です。今何ができて、何ができないをしっかり把握することです。当たり前ですが自分のことがよくわかっていなければ改善ポイントが見つかりません。そのためには常に客観的に自分を捉えることを心がけると良いと思います。一歩引いたところで自分自信を見つめてそこに映る自分を評価する。これが最も良い方法であると思います。

 よく、コツコツがコツといいます。根気よくやり続けることが一番大切です。簡単なようで難しい、できれば苦労しない。何かをやり続けるには意思と環境が大切ではないかと思います。あとは仲間作ること!!互いに刺激あうこともモチベーションを上げるには大切です。


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