![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43176724/rectangle_large_type_2_e71fa259c89b3393b8922e3d0342a4ed.jpg?width=1200)
丹沢山と檜洞丸と青ヶ岳山荘
令和二年10月から個人的な趣味とトレーニングと、仕事と、半々と言いますか、何と言いますか・・・、
西丹沢の檜洞丸にある「青ヶ岳山荘」さんに歩荷配達を始めた話を自分勝手に一方的に書きたいと思います。
まつざわ個人と檜洞丸の出会いは2016年5月。
毎年5月に開催される「西丹沢山開き」にはじめて関わり、せっかくだから多くの方が訪れるという檜洞丸に登ってみたいと思い、登ってみました。
当たり年と言われるその年の5月の檜洞丸に心奪われました。
2016年5月の檜洞丸の「シロヤシオ」の「白」は、それまでに見た「白」とは清涼感が違いました。
時折混ざる「トウゴクミツバツツジ」も「シロヤシオ」を演出する差し色としか思えないほどでした。
木の幹や地面の薄い茶色や葉のエメラルドグリーンも全て脇役でした。
自分の住んでいる町の中にこんなに素晴らしい環境があったことに、ようやく気がつきました。
それからは、毎年、5月の西丹沢山開きの日には檜洞丸に登頂するようになり、訪れるたびにどういった山なのか関心も深くなることとなりました。
・・・・・・
地学的、地質的なことは、日々研究がすすめられ分かることもあれば訂正されることもありますが、「簡単にそういうことなんじゃないかまつざわ劇場」的な説明をするならば、
ユーラシア(大陸)プレートにフィリピン(海洋)プレートが衝突して潜り込む際にフィリピン海プレート上に乗って北上してきた海の堆積物の下から隆起してきた、地下深くで時間をかけて固まった溶岩(=深成岩)でできた山地が西丹沢山地の基礎です。風雨や川の浸食によって山は削られて酒匂川の源流の一つの河内川の流域の地形もできました。
だいぶ、ざっくりというとこうしてできた西丹沢山地。
そして、そのど真ん中にある山が「檜洞丸」である!とそう思ったときに!山北町の最大の売りであると信じている「水」の「ど真ん中」であり、「最初の一滴」のてっぺんであり、「やまきたの起源」または「やまきたのはじめの一歩」は「檜洞丸」ではないかと思った話です。
まつざわ商店で販売している「丹沢山(川西屋酒造店)」は山北町の地酒として、立派なブランドであるわけですが、「丹沢山」の真っ直ぐと喉を通り体にしみこむイメージと「檜洞丸」の山頂の深成岩に落ちる一滴が重なった時に、この山に訪れる方にこの地に降る一滴から始まりつくられた酒を飲んでもらいたい!と思った話です。
つづく・・・、にします。今日はここまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?