洗脳

洗脳と言えば、ある考えを脳に植え付けられることだ。洗脳と聞くと、危険な宗教団体をイメージしがちだ。実際に、洗脳の被害に遭った人がいるし、恐ろしい事件を起こしているから仕方がない。

しかし、洗脳はごく身近な場面にも存在している。例えば、自己啓発本に感化されやすい人は洗脳されやすいということができる。周囲の人の意見に流されやすい人も同様だ。

もっと言えば、家庭や学校での教育も洗脳と言えてしまう。子供は少なからず親の考え方に合わせて育っていく。学校での教育も国や宗教の考え方に当てはめて行われていく。

洗脳されると、その考えこそが正義だと考えてしまう。だから、自分と違う考えを持つ人たちを、自分たちと同じ考え方をするように強制するし、従わない人たちは排除しようとする。洗脳の恐ろしいところはここだと思う。そして、通常の教育と違うのも、まさにここだと思う。他との違いを受け入れられる余裕を含んでいるからこそ、教育なのだと思う。その余裕をもって、大人は必要なことを教え、それを学び、受け入れるかどうかは子どもたち本人に任せるしかない。

余裕と言えば...

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