素直

素直と言えば、物事に対して隔たりのない状態のことだ。「素直な人」と聞くとなんだか印象がいい。

素直な人は成長が早い。ボクが塾で働いていた時もそう感じていた。専門的な知識がなくても、素直な人が成長が早い理由は説明ができる。なぜかというと、素直な人は教えてもらったことをすぐに受け止めて、自分で考えることができる。素直じゃない人は教えてもらったことに対して壁があり、その壁を越えてから自分の中で受け止めて、考えることになる。教えてもらってから自分で考えるまでに1テンポの差がある。その1テンポが重なると、素直な人とひねくれ者の差はかなり開いていく。ひねくれ度にも個人差があるから、素直な人との差が激しくなる可能性もある。

だが、ひねくれ者にはひねくれ者のいいところがある。ひねくれ者は素直な人に比べて防衛本能が高いところだ。物事に疑いの目を持っていると危険から自分の身を守りやすい。素直なだけでは誰かに騙されたりする可能性が高いのだ。人間としてサバイバルする上では素直さと疑いの目の両方が必要なのだろう。

サバイバルと言えば...

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