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秋華賞 10/17(日)

土曜日はジワジワと本命が来たり紐が来たりと派手な的中はなかったですが、形は付けれました。人気しないと思っていたところが人気したりとあまり面白い予想ではなかったかもしれません。

では早速秋華賞へ

阪神馬場傾向

先週と同様、タフな傾向がある馬場に。開幕2週目で高速馬場という印象はなく、しっかりとパワーのある馬が好走しています。そういった馬を狙っていきたい。

そして、内外の差はそこまで感じられないので豪快な差しが決まるというよりは前目からいい脚を使った馬が上位に入った。まあつまり、先週と同じ。


レース展開予想

エイシンヒテンが逃げてそれをステラリアやソダシが追走する形。サルファーコスモスも前目のポジションを取りに来るだろうが、もはや関係ない。

さほどペースは流れないと予想しています。

ですが、、。

騎手心理予想家としてはそのまま前まで気持ちよく終わるわけがないと思っています。

この枠並びを見たところ、仕掛けてくる男はたった1人。それもほぼほぼ確定で仕掛けてくるだろう。

その名はミルコデムーロ。

その根拠をお話ししよう。

まずエイシンヒテン松若はハイペースで逃げたくない。どうせ単騎逃げになるのだからペースは落とす。そうなると前目のソダシ吉田やステラリア武豊、サルファーコスモス川田などはシメシメと思うはず。そしてのんびりとついていき、後半の持続力勝負に備える。

そのレース展開では確実に脚を余すのがユーバーレーベンで、ミルコデムーロはそれを断固拒否する。

2018年の大阪杯を思い出してほしい。右回りは散々ダメだと言われたスワーヴリチャードに乗っていたデムーロは例年の大阪杯のペースなら脚を余すと思った。そこで一気のマクリ。スワーヴリチャードの高い乳酸抵抗力を活かす神騎乗だった。

あの時のデムーロは確変していたから出来ただけじゃない?今はもう無理じゃない?そう思う方も多く居られると思います。ですが、それを跳ね除ける根拠もあります。

今年の9月26日に行われたオールカマー。デムーロはグローリーヴェイズに乗っていた。内前が異常に伸びるどうしようもない馬場だった。後方待機で末脚自慢のこの馬ではどうすることも出来ない状況だったが、道中は決め打ちをしていたかのように捲って3着に粘り込んだ。未だにその発想はある。

そして元々デムーロは馬の手応えが良ければどんどんポジションを上げていくことは良くする。特に重賞ではそのような騎乗が目立つ。

なのでデムーロは捲ってくる。


印発表

◎11ユーバーレーベン デムーロ

捲ってそのままゴールインまであると思います。出来も良いし、休み明けも問題ない。馬場もこの馬向きの馬場に少しずつ変わってきている。オークス馬は本気で二冠を取りにきていますよ。枠も動きやすい枠に入った。まるで数週間前のグローリーヴェイズのように。

圧倒的な乳酸抵抗力で湧かせた、札幌2歳Sの超ハイレベルなソダシとの叩き合いをもう一度見せてほしい。


○10アールドヴィーヴル 松山

オークスから休ませてしっかりと成長してきた。体はそこまで大きくはなっていないが、明らかに中身はしっかりしてきた。前走は絶対に勝てない展開の中3着。とても強い内容だった。調教を見てもそこから上昇しているのは分かるし、最後の一冠に本気でチャレンジしてきているのがよくわかる。ユーバーレーベンが切り開いた道を後ろから付いて行くだろうし、そうなるとこの馬の高い乳酸抵抗力を活かせる。当日雨で内が少し荒れればなおよし。良馬場に回復してもその影響は残る。


▲4ソダシ 吉田隼人

3番手評価にしたのには訳がある。圧倒的な乳酸抵抗力を誇り、ユーバーレーベンに並びかけられても突き返す力はある。だが、枠がそうさせない。動けないという可能性がある。捲って来られた時に内にいるだろう。去年の札幌2歳Sは外にいたから抵抗できたが、内から抵抗できるだろうか。不利を受けて併せ馬にできない可能性が高いと見る。それでも無理矢理こじ開けて抜けてくる力はあるため、この評価とする。


△9アンドヴァラナウト 福永祐一

この馬も高い乳酸抵抗力を誇る。出来も良いし、枠もいい。流れが変わる時について行ける可能性が高い。そうなるとこの馬の得意な持続力から一瞬の瞬発力という展開に持ち込める。十分馬券内はある。


△1スルーセブンシーズ 大野

スタートがイマイチ速くない。なので後方からになる。でもこの馬も乳酸抵抗力が高く、脚を余したくないと思っている。なので、デムーロが動いていった後に反応してついて行く可能性がある。内枠だが、外から他の馬に被されていなければ、、。能力は足りる。出来も素晴らしい。


買わない馬

ファインルージュ ルメール

明らかにソダシを意識した発言を繰り返していたルメール。敵は常識的に考えてソダシだけ。そしてソダシを差し切るためにポジションは少し後ろ目の中団に構えるだろう。その時に捲って来られたら、ユーバーレーベンやアールドヴィーヴルの土俵で持続力勝負をしなければならない。この馬の好走パターンは綺麗な馬場をスピードに乗って追走し、一瞬のキレを使うことだ。だが今回はそうはならない。持続力勝負になり、キレなんか関係なくなる。スローの流れを前目で走っていて、捲りの影響を受けにくいポジションにいればまだマシだが、今回はルメール騎乗でそれはしない。そこに凡走の要因が詰まっている。

その他の馬は実力が足りていないと見ています。どんな展開でも来れない。ミスフィガロはここでもやれる力があると思っていましたが、調教があまりにも酷すぎる。他は全部キリ。


この通りになったら褒めてください。自信はあります。


皆様の愛情で大卒ジョッキーは作られております。愛をいただけたら幸いです。