スプリンターズS 調教全頭診断

今のところ登録が22頭なので、出れそうにない馬には触れません！

アウィルアウェイ★★

前走よりは少しいい。去年よりはまあまあ悪い。今年は何も望めないと思う。今年がイマイチな大きな要因としては折り合いが全くダメダメということ。去年のスプリンターズSの末脚を繰り出すには、去年程度の折り合いが大事ですが、今年は全くそのレベルに達していない。

ただ１つ来る可能性があるなら、高速馬場で前崩れという奇想天外な展開かな。高速馬場なら折り合わせずに馬なりで脚がたまる。戸崎騎手ということを考慮してもそこに賭けるしかない。つまり買わない。

エイティーンガール★★★★★

前走や去年よりストライドが広くなっている。ノビノビと気持ちよく末脚を伸ばせる。この気配なら展開がハマれば普通に来ると思う。

前々走は調教、前走は叩き、今回は本気。去年はキーンランドがメイチっぽく見えたが、今年は本気で狙ってきてるか？

クリノガウディー★★★★★

前走時もかなり良くなっていた。素晴らしいと思った。ただ今回はまだ更に上のギアを見せてきた。前走も唸っていたが、今回の追い切りは鳥肌が立つほど。馬体もこの短期間でさらに成長したように見える。

シヴァージ★★★

いつも通り。展開待ちの1発にかける！と言いたいところだが、騎手が吉田隼人無難に乗ってくるので、追い込み一気ではない。その競馬でここで通用するか？いや、しない。

ジャンダルム★★

前走よりは出来が悪そう。前走時の最終追い切りは接ってから一気にピッチ走法になっていたが、今回は手綱を緩めてもギアチェンジ出来ず。阪急杯や前走の出来にはないと見た。ただ救いの点は中山の下り坂スタートでは出遅れがかなりマシになると想定できること。それを加味してもどうか。

タイセイビジョン★★

良くも悪くも前走通り。追ってから反応が遅いのは、調教でもわかる。追ってからバランスを崩して立て直すという作業を何度も繰り返す。当然このバランスの悪さでは、ゴールしてから加速するような事になる。引き続きその状態が続いているため、逆に前が全滅の展開なら買える。

ダノンスマッシュ★

まずはっきり言えるのは前進気性がかなり衰えた。この状態ではすんなりと先行することすら出来ないのではなかろうか。休み明けでぼーっとしているのか、燃え尽きたのかは分からないが、この気配では差し追い込みに徹するしかない。晩年のレッドファルクスに似たような感じか。乳酸抵抗力も若干弱っているようにも見えるし、もうあの頃のダノンスマッシュはいない。買わない予定。

ビアンフェ★★★

金玉取ってもバカはバカ。状態は変わらず。とりあえず乳酸抵抗力がないため、行ききってバテてお終い。いつも通り、去年通り。

ピクシーナイト★★★

前走時は強い馬達を相手に覚醒。逆手前のままレシステンシアのクビ差2着。とてもとても強かった。今回は上積みはなさそうで、動き自体も前走と同じ程度の出来とみた。前走終了時から速い時計は最終追い切りだけで、本数的にもおつりがあるとは言えない。

ファストフォース★★★

前走と同じくらいの出来にあると思う。浮き沈みの少ない馬なんだろうね。

ミッキーブリランテ★★

高松宮記念の時より仕上がっていないように見える。少し元気がなくなったか。能力的にも苦しいし、出来もそこまで良くはない。

メイケイエール★★

今回も単走。それすなわち全く進展がないという事。この馬は動きを語る必要はない。単走の動きなんて何の参考にもならない。

モズスーパーフレア★★★★★

ガチのマジでここを狙ってきている。速い時計も3本こなして尚、動きは前走の疲れも感じない。そして折り合いに進捗があって、併せ馬をほとんど力まずに消化出来ている。ここで勝つために併せ馬を繰り返しやってきた、そうに違いない。今年はビアンフェが来ようが、メイケイエールが来ようが、すっとハナを譲れる。出来ればビアンフェやメイケイエールより外枠が欲しい。すんなり番手に付けれる。

ラヴィングアンサー★★

追ってからの首が高いのはいつものこと。特に進展はなさそう。

レシステンシア★

前走時から変わらずと言った感じか。速い時計も最終追い切りのみで手応えもイマイチ。段々とゴールが近づくと止める癖が出てきており、そこがどうかと言ったところ。調教自体でも単走なのに最後はしっかり自ら緩めており、馬が賢くなってしまったというやつだろうか。この馬が勝つには激流の中を先行して、完璧なタイミングで抜け出さないと最後は垂れる。ルメールであっても至難の技だろう。2、3着固定が捗るか？そして、この馬は外から被されたことが未だにない。この止める癖が最も出るのは内枠に入った時だろう。その時は思い切って消すのもありか。