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桜花賞2022、中山11レース、その他

桜花賞

パーソナルハイやウォーターナビレラ、アネゴハダなど前目のポジションを取りたい馬が多数。ペースはミドルからハイペースくらいになるのではないかと想定しています。今の馬場を見る限り乳酸抵抗力が必須で、その上でギアチェンジが出来るというのも大事になってくる。

内が良いので、馬場の外を回しすぎるのは良くないが、そこまで気にする必要もなさそう。土曜日にあった阪神牝馬Sでは、メイショウミモザが内ラチ沿いから突き抜けたが、アンドヴァラナウトもそれは同じ。デゼルは外を回して届かなかったが、乳酸抵抗力が低かっただけで、馬場は少し内有利かなくらいの程度。

ただ、内を通るなら前から垂れてくる馬を捌くため、ギアチェンジ能力が必要で、外なら乳酸抵抗力と長く脚を使えるというのが必須条件だろう。


◎13ラズベリームース 池添謙一

乳酸抵抗力の底を全く見せたことがない馬。キレ味がないためペースは流れた方が良いのとポジションは真ん中くらいにはいたい。でも全てを叶えてくれそうな枠と騎手コメント。

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前走時もポジションをわざと下げて競馬をしていたが、完全にポジション負けで全く悲観する内容ではない。長くいい脚を使えるこの馬にとって阪神マイルは最高の舞台設定。


◯11ラブリイユアアイズ 坂井

前走で1番強かったのはこの馬だと思う。そこそこのポジションから馬場の悪いところを通って長くいい脚を使い続けた。サークルオブライフとは完全に馬場だけの差。

そして今回、減り続けた馬体重を戻して、調教も活気ある走りに変貌。前走で本調子じゃなかったのだから末恐ろしい。

枠もここならこの馬の長く脚を使うという部分を活かせるし、無理にハイペースに付き合わなくてもいい。ギアチェンジが微妙なだけに本当に最高の枠に入った。

不安なのは仕掛けどころがおかしい騎手くらい。


▲14プレサージュリフト 戸崎

最も長くいい脚が使える馬。ペースが早くなればなるほど大チャンス。

前走は内有利の馬場を外からぶん回しで突き抜けた。最後まで伸び続けての突き抜けで、内で粘るスターズオンアースを交わしたという強い内容。長く脚が使えるため阪神替わりでも買わないといけない馬。


△18ナミュール 横山武史

フォトパドックを見てもチューリップ賞から明らかに上昇してきている。どう考えてもチューリップ賞組では突き抜けて強い。本当に外枠という部分だけ。乳酸抵抗力はそこまで高くないと思うので、ポジションを取りに行くと怪しくなってくる。


△8スターズオンアース 川田

高い乳酸抵抗力とギアチェンジ能力で、馬群から割って来れる。内に入れてもギアチェンジがあるため、内からは唯一来れそう。馬場の恩恵を受けてどこまで。


△3アルーリングウェイ 藤岡佑介

内枠に入ったのはかなり大きい。乳酸抵抗力も高そうで、ギアチェンジもそこそこ。総合力で走るタイプ。前走はそこそこのメンバーに完勝しているも、ギアチェンジ能力の高さ故。つまりここは3番手くらいで脚を溜めてギアチェンジに徹すればチャンスありと見ている。


買わない馬

ウォーターナビレラ 武豊

乳酸抵抗力はそこまで高くない。前目に行くと乳酸抵抗力が怪しく、下げるとギアチェンジが足りない。どう足掻いても勝ち負けにはならないと判断。出来も今回良くはなっているが、ナミュールやラブリイユアアイズと比べるとそこまで良化しているように思えない。


サークルオブライフ デムーロ

阪神JFは全てが完璧だった。チューリップ賞ではポジションを取って乳酸抵抗力が爆発。今回は外を回しても阪神JFほど展開や馬場の恩恵は受けれない。それならラブリイユアアイズやナミュールといった阪神JFで馬場恩恵を受けれなかった馬達を上位に据えたい。


ナムラクレア 浜中俊

フィリーズレビューは低レベル戦。タイムは早いが、かなりの高速馬場だった。そしてギアチェンジ能力があまりないこの馬はイン差しを狙ってもスムーズに走り続けれるとは思えない。そして走り続けたとしても距離不安があるため後方からになる。どうしようもないのでは。


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