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スプリンターズS 10/3(日)

僕は先週からスプリンターズSは馬場が最も大事なレースと言い続けてきました。



馬場

土曜日の中山芝1200は2つありましたがどちらも前決着。

午前中の未勝利戦では岩部騎手のクソ騎乗があったにも関わらず突き抜けて勝ったのでここは馬の能力が違ったと言っていいが、あとは順当に前目残り。

午後の2勝クラスのレースでは向正面でかなりの逆風が吹いており、騎手が控えてペースが上がらず、最後の直線では追い風でほぼ全頭33秒台を使うようなレース質で参考にしにくい。

こうなれば前日予想は馬場の写真から判断するしかない。

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1週間でこのような馬場状態の推移がありました。

元々野芝のみの開催で、オーバーシードしていないため、そもそもの馬場の摩擦抵抗が小さい状態です。その中で馬場のハゲ具合がこの程度であるなら、やはりある程度時計の早い決着が見込めるのではなかろうか。

芝刈りは先週は水曜日でしたが、今週は火曜日ということで、1日分芝が長い状態。

正面直線の馬場はコーナーと比べると内側も良好であり、イン差しも決まる状況。

ただ先週のレースは内を通った上がりの使える馬が上位を独占しており、今日の未勝利戦も展開でいえばそれ。

展開

ビアンフェがテンから飛ばしていき逃げる可能性がかなり高い。前目でやり合う、モズスーパーフレアやメイケイエール、ファストフォース、レシステンシア、ロードアクアなどがいて、ペースは流石に落ち着きはしない。なるとロスなく差してこれる中団内目くらいの馬がホットスポットになるだろう。

去年のスプリンターズSを見ていただければわかりやすいが、かなり縦長になっていた。今年もそのような馬群の並びになる。そして、去年は馬場が外差しだったため、どれほど距離ロスを被ろうとも外を回した馬が圧倒的に上位だった。そして、今回は縦長で外を回さない馬が上位に飛び込んでくると見ている。

印発表

◎1シヴァージ 吉田隼人

スプリント戦の上がりは最強の馬。そして近走はスタートも安定してきている。内枠で縦長の展開で、すっといいポジションを取れるだろう。藤岡佑介と違って吉田隼人なので下げて大外ぶん回しのようなオナニー騎乗はしない。そのイメージがかなり付いている馬だが、馬群に入れても問題ないのはレースを沢山見て確認済み。

この馬ほどロスなく最速の上がりを使える馬はこのメンツでいないので堂々と本命にさせていただきます。イン差し、ワープこれらをやってのける。

調教評価はいつも通りとしたが、メンタル面では落ち着いているように見えたし、実力は出せる。

藤岡佑介のトリセツの活かし方はここだ!!


○9クリノガウディー 岩田康成

近走は脚力が強化され、先団に取り付けれるようになった。そして元々、坂道に対しての適性はずば抜けている。中団やや前目から坂道を鬼のスピードで登り、好走しないわけがない。

更には、前走からの上昇度合いが著しく明らかにジーワンを本気で取りに来ている。前走は力負けではあったとは思うが、それでも上昇度合いや展開でレシステンシアやピクシーナイトに逆転は可能。


▲3ラヴィングアンサー 岩田ボウ

インで我慢してロスなく差せる数少ない騎手。そして速い上がりが使える馬。状態は横ばいではあると思っていますが、それでもイン差し、ワープが見込め、さらには人気薄の岩田ボウで1発にかける騎乗間違いなし。重賞ではかなり力んで前目に行ってしまうところがあるが、逆にここまで人気のない馬に乗るなら自分の競馬がしやすいはず。父を見習い、覚醒のワープイン差しを見せて欲しい。


△4ピクシーナイト 福永

前走が異次元の強さ、ですが坂道で伸びるところがどうしてもない。中京芝で好走しているが、結局は坂を乗り越えてから高い乳酸抵抗力を発揮して平坦な部分で伸びている。今回の中山では坂がゴールに近く、高い乳酸抵抗力を発揮する前にゴールしてしまう可能性が高い。ただ、能力や状態の良さ、更には枠にも恵まれたからこの印にしました。飛んでもいい。


△7タイセイビジョン 三浦

この騎手は陣営の言うことを忠実に実行する犬のような騎手。陣営はスタートを決めて中団にと言っていて、それをしっかりやってくるのではないか。状態面は少し良化程度だが、展開は向きそうで能力も高い。前走は不遇による不遇で力を発揮できなかっただけだ。

2戦前のCBC賞では前が壁になっていなければピクシーナイトともっと肉薄していただろうし、斤量の面を考えれば逆転は可能。能力がここで通用する証。


△16モズスーパーフレア 松若

調教を見る限りやっぱり番手でも大丈夫。実際、2019年8月の北九州記念では休み明けデブデブの状態で3番手からの競馬で好走をしている。2018年の6月に行われたHTB杯でも番手からの競馬で勝っている。今回はこの騎乗が出来ればシンプルに強いだろう。というかそういう騎乗をしてくるだろう。まあ、逃げたら逃げたで本命がより来そうなのでそれはそれであり。

△11ジャンダルム 浜中

前走はやっぱり強い。今回は調教が微妙だったが、馬体的には良化してる。そして、中山適正はかなり高そうですし、好走確率は高そう。あとは浜中。


買わない馬

ミッキーブリランテ

元気がない。覇気がない。流石に走りすぎか。

ファストフォース

今回は展開に恵まれないと判断。速い上がりが使えるかも微妙。

メイケイエール

速い上がりが使えない。ハナに行くなら話は別だが、テンのスピードが遅い。池添ならガシガシやってハナまで行く可能性はなくはないが、2つとなりにビアンフェがいるのでそう簡単に行かないか。

ビアンフェ

藤岡佑介なので中途半端な先行策は出来ない。行くか下げるか。なので行く。

エイティーンガール

状態面は最高潮もどう考えてもこの並びなら外を回す。それでは流石に届かない。

レシステンシア

前走内容もそうだが、今回は調教でも辞める面が強く出てきてしまった。使い詰めるとイマイチな馬だと思っており、今回はそれが出たのでは。展開も向きそうにないし、控えても速い上がりが使えない。高松宮記念は馬場が渋ったのがかなりいい方向に向いたので、今回は苦しいかと。

アウィルアウェイ

折り合い難で大外回し、戸崎で追い込みはイマイチ。買い要素なし。

ダノンスマッシュ

前走時から行きっぷりが大幅減衰。そうなるとこの馬の良さである、いいポジションから鋭い脚というのが全く使えない。高松宮記念の差し競馬で変な癖がついたのか、それともシンプルにメンタルがダメになったのかはわからないが前目に行けないだろう。外枠でなければ買ったが、この枠は長くいい脚を使えないこの馬にとっては致命的。前走の香港のレースの再現になる。



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