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中山記念、阪急杯2022、厳選平場2R

中山の内回り馬場は開幕週という事もあり、内有利。時計はそこまで早くないが、差し馬はしっかりとしたギアチェンジ能力は必要。

阪神の内回り馬場は時計が早く、相変わらず内前有利。外差しも実力が有れば大丈夫か。

厳選平場は日曜日昼までに2レース追加します。


中山記念

展開予想

トーラスジェミニは調教から察するに控える競馬を試して来そう。パンサラッサは何がなんでも逃げたい。ウインイクシードは松岡騎乗で逃げに絡むまでは行かない。ワールドリバイバルは逃げまでは行かないが先行したい。コントラチェックは前走の事があるのでヒートアップしないように乗りたいが、丸元なら放流して突いていく未来も見える。パンサラッサの逃げで、ペースはそこそこ流れると想定できる。

必要な能力は内で器用に立ち回る能力と、差しならそこそこの乳酸抵抗力とギアチェンジ力、先行なら高い乳酸抵抗力。ある程度縦長の隊列になる事が想定され、コーナリング能力で差し馬が誤魔化す事も考えられるか。


◎9ゴーフォザサミット 北村宏

この馬の課題は折り合い。その折り合いを欠いた状態で去年の中山記念は4着。しかも決して向くとは言えない高速馬場で、中団待機の末の結果。

今回は調教を見る限り明らかに折り合えている。馬が隣にいても力みがない。走る気が無くなったという訳ではなく、四肢が自由に使えるようになった。とんでもない上昇気配。

あまり早くない馬場もいいし、追走に気を使う事もなく出していけるのもいい。元々高い乳酸抵抗力があるので、今回のレース質と馬場は向く。文句なしの本命。と思ったが、去勢明け2ヶ月らしい。当日の馬体重は見ておきたい。


○3ガロアクリーク 田辺

乳酸抵抗力がそこまで高くない馬ですが、今回はこの馬が走るところはそこまでハイペースにならず、ギアチェンジ能力を活かせるという事で選出。内でロスなく立ち回ってキレ味鋭い末脚を繰り出してほしい。


▲14コントラチェック 丸山

中山の成績がとんでもない。斤量が軽くなる今回はプラス。どんな騎乗をするかは分からないが、少し我慢させても、パンサラッサを突いたとしても、良馬場の中山1800なら守備範囲内。


1ソッサスブレイ

前目から少しだけキレる脚を使える。内枠というのと、タフ目な流れで相対的に脚を使えないか。

4ヒュミドール

そこそこの乳酸抵抗力を持っており、持続的な脚を使える。デムーロの出遅れぶん回しが怖い。

5パンサラッサ

ハイペースで逃げて後続をちぎるのがこの馬の競馬。今回もそれをやってくれるか。

8マルターズディオーサ

コーナリング能力が高く、ロスのない差しをしてくれるのでは。どんな競馬でも器用にこなせるし、中山はベスト。

11カラテ

ずぶくなっているのを距離延長で誤魔化せるか。コーナリングの加速力が失われているので、直線だけの競馬にならないように。


買わない馬

トーラスジェミニ

控える競馬をしそうな調教とコメント。そうなると問われるのはギアチェンジ力。調教を見る限り安田記念のような輝きはない。

ウインイクシード

松岡騎手という事で、中団に控える競馬をしそう。となると問われるのはギアチェンジ力。今までは前目で乳酸抵抗力を活かしたレースで好走していたが、前走のようにキレのなさで圏外に飛ぶのでは。

アドマイヤハダル

そこまでキレる馬ではないので、前目に行って皐月賞で見せたような乳酸抵抗力を活かしたいが、外枠というのと最近差しにハマっている横山武史というのとで足りないと判断。

ダノンザキッド

スローからの瞬発力勝負が得意な乳酸抵抗力の低い馬。この距離をこなすにはスローからの瞬発力勝負が必須。流石にスローにはならなさそうですし、乳酸抵抗力が厳しいかと。



阪急杯

馬場は高速馬場。内前で立ち回った馬、もしくは高速馬場適性のある馬が上昇してくる。

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