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ホープフルS、厳選勝負レース12/28(水)

今年最後のnoteです。皆様今年もお世話になりました。最後に予想の足しになれば幸いです。

ホープフルS ★★★

まず馬場の話から。
先週から中山芝は芝が深く、摩擦力が強く、グリップ力も強い。惰性で粘り込むような走りをする馬は軒並み垂れる。(その理由でタイトルホルダーは消し)
つまりは最後まで余力を持ってコーナーからロングスパートが出来る馬が上位台頭できる馬場である。

ペース予想的には今回はそこまでハイペースにならないと考えている。グリューネグリーンこそ淡々と飛ばして基礎スピード勝負に持ち込みたいが、恐らくそれ以外の馬は基礎スピード勝負はしない。一流の騎手が集まっていて、無謀なペースは作らないと考える。そしてドゥラエレーデ騎乗のムルザバエフ騎手は日曜日のアナゴサンの騎乗で逃げたにも関わらず、道中競りかけてきた馬をあっさりと前に行かせて脚を溜めた。あれは本当にしたたかで、ペース管理が本当に上手い証拠である。そのほかにも逃げ先行馬に乗って結果を出しまくっているし、ゴールまでとの距離を計算してスパートを掛けれる数少ない騎手であろう。
それもあって、ペースはそこまで流れないと思う。

◎9セブンマジシャン
新馬戦は早目先頭でフラフラして集中をせず、更には舌を出して競馬になったのは最後の100メートル程度。それでも圧倒的に突き抜けた。メンツもそこまで低レベルという訳ではなかった。
次のレースは重馬場を後方からロングスパートで測って差した。ラップタイムも余裕の加速ラップを刻み、相当余力を見せた。この能力は今回の中山に必要な能力で、間違いなく生きてくる。能力、適正ともに最も向いていると判断して本命に。

○11ドゥラエレーデ
前走は流石に積極的に乗りすぎ。仕掛けも早いし、ずっと競りかけていた。その割には最後の直線は止まっておらず、乳酸抵抗力は高くロンスパも出来るのではないかと思えた。
札幌の未勝利戦ではドゥーラにキレ味で競り落とされているものの、能力の高さは見えた。
今回は番手追走か逃げでゆったりと走らせるはずで、そうなった時の乳酸抵抗力を駆使したロンスパはなかなか垂れないのではないか。ましてや上がりのかかる今の馬場では余力を持って直線に入れれば楽しみもある。

▲7ボーンイングランデ
新馬戦のみしか走っていないが、圧倒的な乳酸抵抗力の持ち主なのがわかる。ドスローの中残り1000メートルで動いていったが、先頭に立って馬は戸惑っていた。そして最後の直線も上がりのかかる馬場の中加速ラップを刻んだ。上がりのかかる馬場でロンスパをさせたら相当なもの。父サトノクラウンという文字を見て納得してしまうほど。調教を見てもやはり乳酸抵抗力を活かしたロンスパ勝負が出来る馬で、この舞台で輝けると判断。ある程度前目に付けれれば楽しみはある。

△1ファントムシーフ
前走がバケモンレベルに強い。ここをあっさり勝つ可能性もある。ただロンスパ出来るのかどうかは未知数で、新馬戦のパフォーマンスも疑問符。調教を見る限り成長はしていそうだが、ロンスパ勝負でどこまで。



ミッキーカプチーノは外外を回るのがほぼ確定であろうし、タフな馬場がどうか。
ガストリックも器用さが無さすぎて後方ぶん回しで届かなそう。

今回の展開読みなら前からロンスパできる馬に絞りました。


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