見出し画像

かつて栄えた小国、サラミス

かつて栄えた小王国シリーズ第三弾!

サラミス

(古代ギリシア語: Σαλαμίς英語:Salamis)は、キプロスの東部海岸にあった町です。
現在は北キプロスのファマグスタの近くに遺跡があります。
古代ギリシャ時代から栄えた都市国家で、ローマ時代には聖パウロが第1回の宣教旅行でキプロス島を訪れた際に、サラミスと西海岸のパフォスに寄っています。
4世紀の地震で破壊されたサラミスは、コンスタンティウス2世によってコンスタンチア(Constantia)として再建され、聖エピファニウスがここで司教を務めています。
その後この町は衰退し、7世紀にはアラビア人の攻撃を受けて、ムアーウィヤにより破壊されて住民は現在のファマグスタへ避難しました。

円形劇場跡

ギュムナシオンと呼ばれる公共施設。
18歳以上の男性が肉体を鍛える場所であり、哲学、文学、音楽の講義やディスカッションも行われ、また、図書館も併設されていました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?