偏向メディアヒロイズムの小話とか その2
相方に聞かれた事とか答える為に備忘録的に残しておきます
ちなみにバリバリ主観入ってますが公式設定と言うより、公式がなんか言うとるわぐらいに思ってください
例の如くネタバレを多く含むため、未プレイの方はプレイしてからをおすすめします
1 仲間達の詳細
手掛かりがこの画像と死因しかないから気になるとの声を相方から頂いたので触れていきます
とはいえ私もうっすらとしか決めてない点があるのと、今後触れる予定のキャラもいるのであっさり目で行きます
日向 こより アンノウンの襲撃により死亡(右から三番目)
バリバリ故人なんだけど実質ヒロインな女の子
ヒーロー君の恋人なのもあって情報量は多め
正直これ以上書くのはアレな気がしてるのであまり話すことがないです
一言言うなら彼女とヒーロー君は婚約関係にあったということですかね
ヒーロー君は月に過ぎない存在なのですが、それを言うなら彼女こそが太陽だったはずなんです
でも暗い夜だと月の方が眩しく見えた、ただそれだけの話です
綿貫 灯 アンノウン上空戦により殉職(左から二番目)
性別は不詳
対空戦特化の戦闘機を使うパイロットタイプの所属員でした
小柄で肉体戦闘はあまり得意では無かった、それでも役に立ちたいと思って一生懸命頑張っていた少年漫画の主人公みたいな人でした
ヒーロー君の事を羨ましがっていました
ヒーロー君は鬱陶しがるような態度を見せつつもどこか可愛がっていました
木幡 久満 アンノウンに寄生された為殺処分(右から二番目)
白衣の男性
この人は頭脳派でサポート役かつ割りと英雄享受システムの重要な部分を担っていたと思われます
英雄享受システムの効率化をする為に倫理を殴り捨てた戦略をどんどん提案していたのですが、それは全て愛すべき人類を守る為でした
本当に心から人を愛していたけど個人を愛せなかった故サイコパスだのなんだの罵られた、真の人類愛者
多分ノジマが真に追いかけるべきだったのはこの人
でも重要故に目をつけられて殺処分されてしまった
何かあったらすぐに殺すように遺書を残してあった
ちなみに手にかけたのはヒーロー君らしい
大鷹 賢治 アンノウンの襲撃により死亡(真ん中の男)
ダブルピースの男
この人は正義という大義名分に取り憑かれたバーサーカーです
和解という概念が人外に一切適用されないため、虐殺の限りを尽くしていたのだとか
ヒーロー君の次に高い適正があって勝手にヒーロー君をライバル視したり、でもそれ故に良い友人関係も築けていたらしい
ただ、向こうも狡猾なので彼の非戦闘時に不意打ちで殺人事件のような手法で殺したようです
すんごい肉塊になってた
でも執念がすごい男なのでそのバラバラ死体をヒーロー君に食えと霊界ASMRしたとかしてないとか……
コイツはそのうちどっかで出る
冬野 千歌 アンノウンを寄生させ自爆(左端)
この中で一番のお姉さん的な存在
魔法少女的なことをしてました
かなり面倒見が良く、ヒーロー君の精神面を心配していました
彼女も家族を守りたくて組織に入っただけなので世界の平和とかはあまり考えてなくてヒーロー君と似た思考回路を持ってました
こよりが居なくなった時は静かに一緒にいてくれました
ヒーロー君がこの任務から逃げられるように自分が強くなろうとしましたが、敵に入り込まれてしまいました
最後は仲間に手を煩わせたくなかったので自爆しました
木月 杏奈 アンノウン上空戦により殉職(右端)
無表情ながらも心優しい少女
彼女も上空戦で最期まで一生懸命戦っていました
真摯に世界を救うという業務に向き合い、死を悟った際は自爆装置を起動させて敵を巻き込ませる徹底ぶり
ヒーロー君のことを軽蔑していました、だって彼は自分本位で恋人のことしか考えてないから、それが無ければ世界を救うことをしてくれなかったから
だからヒーロー君に託すような真似を絶対したくなかったのですが、ヒーロー君がこよりの死後も取り憑かれたように向き合い続けるのを見て少し哀れになってきてはいたようです
そもそもリストと写真に載ってるのは一部メンバーでここのエリートたちです
影で支えていたり、力不足と判断された人たちの中にもヒーロー君の友人はいました
そんな彼らは全てヒーロー君の為の贄になりました
ヒーロー君はこの計画を事前に知っていたのなら、もちろん反対していましたとも
……まぁ封筒から分かる通り、事後なんですよね
ヒーロー君がアジトに来た時には肉塊がドン!!と置いてあり、最後まで処理してた人だけ首を掻っ切っただけの状態で落ちていました
ここまでされて、誰も見てはいなかったのだけれども
彼は何だかんだ、人の想いに弱い人間だった
だから彼は無駄にしたくなくて、全部噛み締めて力にすると決めたんですね
英雄享受システムは宗教の応用でできているため、全力で活用すれば神に等しい力を得ることが出来ます
だからその気になれば彼は世界を滅ぼす魔王にだってなれたはずなのですが、彼は本当に、怒るのが下手ですね
2 ヒーロー君の望み
コレ明記するの蛇足な気がしたんですけど、語りたくなったので語らせてください
ヒーロー君……もとい陽華優介の望みはただ1つ
愛する人とただ、平和に過ごしたかった
彼にとって、彼女こそが世界の全てのようであった
だから彼女にとっての「平和」を彼女にあげたかった
でも、彼女は何処までも世界を捨てる気は無くて、この愛する世界があってこその自分達の幸福だと思っていました
その考えを何度も優介に話したし、彼が2人で逃げようと言う度に平手打ちしては説得しました
「私達が出逢えたのはこの世界があるから」
「世界を見捨ててまで貴方を愛せる自信が無いの」
「でも世界を守り切れたら、きっとそこには今よりずっと綺麗な景色が見える」
「その時は、とびっきり大きな結婚式を挙げましょう!」
だから、その約束もあって彼は彼女の死後も世界を見捨てきれなかった
彼女がいなくなって目的も何もかもなくなったはずで、仲間も、そして最後には家族でさえも奪われて行ったのに
でも彼は誰かの願いや祈りを無駄に出来ない
積み上がったものを崩すのが怖くて、逃げられない
それに、何だかんだ彼って結局優しいんですよ
誰の事も嫌いになれなかった、誰の事も恨めなかった、誰の事も憎めなかった
だから彼は己を殺す方向に基本的に行ってしまう、彼が事を止めるEND4以外は無茶をしてしまう
彼がもっと怒れる人だったら、全てが違ったんでしょうね
でも、それが出来なかったのはきっと、彼の周りが優しさと愛に溢れていた証なんでしょう
皮肉ですね
3 ノジマという男は何なのか、そしてその後
アレは限界オタクとかしまっちゃうお兄さんな印象が強いですが一言で言うなら異常な人間だと思ってます
何処までも彼は人間に過ぎないので彼の執念もその中に渦巻く嫉妬や何もかもが人間らしい感情で構築されてます
ただ、それで出力されるものは確実に常識や理解をどこか逸脱していて本気を出せば何でも出来てしまうし、実の所彼の知的能力をフルで出せばヒーロー並に戦えたり英雄享受システムを滅茶苦茶に使いこなしたりができちゃうんですよね
そうならなかったのは彼が何処までも自分を舞台装置に置きたいと思っているからです
日記を読めば分かりますが、別に彼は世界を救いたいわけでも、ヒーローと恋仲になりたいわけでも無いんですね
でもヒーローの為に暗躍し、実際の所それでかなり貢献しちゃう……それは結局のところ自分に都合のいい理想像を沢山見たかっただけで、それ以外のもの、自分でさえも舞台装置としか思っていないわけです
倫理は着脱式だし知能が実際はめちゃくちゃ高い(途中の移動手段やアジトの扉をハッキングするカードキーは彼の自作)であろう有能な彼は全てを知ったとしても彼の代わりになってくれない
なろうと思えばいくらでもなれるはずなのに、彼にとって彼自身は「理想のヒーロー」になれる人間では無いから、なってくれません
まぁノジマは人間のこと嫌いな部類ですし、好きな事以外は熱が入らないタイプですし、そうなる前からあまり好かれる人間では無いです
その自覚はめちゃくちゃあります
だから全人類に嫉妬してます、愛する人とかの概念嫌い、リア充には爆発して欲しい派閥
嫉妬するのに疲れちゃったから嫉妬せずに純粋に憧れを向けられる理想像が欲しかったのもあるんでしょうね
でもヒーローはあくまで博愛であって欲しいから自分に個人的な感情を向けてくるのも解釈違いなのでできるだけ傍観していたい人です
なのでEND2の後は実は発狂したりします、ヒーロー君は優しいから彼のことも憐れんでしまいますからね
何故ああなったのか、世界が続いたりするのであれば彼は平和になったあとの世界でどう生きるのか
そこに関しての答えは、そう遠くないうちに見られると思いますよ
楽しみにしていてくださいね
4 イメソンとか影響受けた曲とか
これね、めちゃくちゃ分かりやすいと思うんですよ
でも一応リンク貼っておくので良かったら聞いて思いを馳せてください
貴方だけが、幸せでありますように。
https://youtu.be/Q7MY_mV2yto?si=0ijtuGJpY2792gk0
戻れ戻れもどれもどれも。
https://youtu.be/kywtBqqkr00?si=aLe-skyjtQp65-ri
バッドエンドーナツ
https://youtu.be/LJquBiHVPKk?si=pCtPSGx2vdaLPw5B
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