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口内炎、口内乾燥でお悩みの方に

口中や舌に口内炎や潰瘍ができ熱い物や冷たい物、辛い刺激物を食べるとしみて、ひどい場合は口中に物を入れただけで激痛が走り食べられない。歯茎が腫れて膿んだり出血する。甘露飲は胃の炎症を鎮め、口中を潤すことで口腔内のトラブルに対応します。

【構成生薬】
地黄(ヂオウ)
麦門冬(バクモンドウ)
天門冬(テンモンドウ)
石魁(セッコク)
黄芩(オウゴン)
枇杷葉(ビワヨウ)
茵陳蒿(インチンコウ)
甘草(カンゾウ)

甘露飲の証は陰虚内熱(体液が不足して熱を帯びる)で、慢性病や疲労による消耗や陰液(体液) が虚したことによって、熱を生じ口腔内が乾燥し粘膜が萎縮している状態。このタイプの口内炎は、再発を繰り返したり難治性のものが多く、慢性病に付随して発症したり免疫異常を伴うことが多いといわれています。

日本では中高年の80%が歯周炎を起こす歯周病(歯槽膿漏)を患っているといわれます。 歯周病は歯が抜けるだけでなく、最近では糖尿病や心臓病などの血管系の病気を悪化させることがわかってきました。 本方は歯周病の原因であるドライマウスを改善し、歯周病菌を抗菌し、歯周病などの歯茎の病気(はれ、やせ、出血)を改善するほか、糖尿病などの血管系の病気にも期待されています。

北九州市小倉北区の漢方薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子大門薬品のホームページはコチラ:https://daimonpharmacy.com/

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